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2008年06月09日

キービジュアル2008年7月より放映予定のTVアニメ「恋姫†無双」。
本作のオープニングテーマ「flower of bravery(フラワー オブ ブレイブリー)」は、数々のPC美少女ゲームのテーマソングを手掛けてきた音楽ユニット・fripSideが担当します。
そしてエンディングテーマ曲「やっぱり世界はあたし☆れじぇんど!!」は、fripSideのボーカルであるnaoさんのソロプロジェクトfripSide NAO project!による電波ソングとなっています。

実はfripSideがアニメ主題歌を歌うのは、「恋姫†無双」が初めてになるとのこと。
これは注目だぜ! というわけで、fripSideのnaoさんとsat氏にお話を伺って来ました。わりとたっぷり目でお贈りしますので、fripSideファンの方はもちろん、アニメ「恋姫†無双」に注目している人もぜひお読みくださいな。

【fripSideインタビュー】
fripSide
お話してくれた方

naoさん ボーカル担当(写真左)

sat氏(八木沼悟志) コンポーズ&アレンジ シンセサイザー担当(写真右)


―それではよろしくお願いします。今回は初めてのアニメのオープニングテーマということですので、fripSideのことを知らない人もいるかと思いますので、お訊ねします。どういった活動をされているんでしょう。

sat氏 ゲームやアニメのサウンドを担当する組織はたくさんありますが、ウチは制作集団という形は取っていないんですね。純粋にボクとnaoさんによるセルフプロデュースの音楽ユニットという形を取っています。だから、歌い手さんもnaoさん一人です。

―音楽としての特徴というか、方向性はありますか。

sat氏 まずキャッチーであること。それから、どこか懐かしく、それでいて新しい楽曲という方向で作っています。あとは、naoさんの声が特徴的なので、この歌声を生かす楽曲作りは心がけています。
そうやって出来た楽曲アレンジに対して、naoさん自身も自分の声の輝きをさらに高める努力を毎回しています。2人のパワーが乗っかりあった時、本当に気持ちいい曲が出来上がるので、そこをボクらは常に目指していますね。


―なるほど。では、結成の経緯は?

sat氏 以前からボクは音楽活動をやっていたんですが、ある程度作曲の形が見えてきたので、2002年ごろに自分でボーカルをプロデュースしてみたいと考えて、インターネットでメンバーを募集してnaoさんと出会いました。
メンバー募集では40〜50人くらいの方にお会いしたんですが、うまい方はもちろんいましたけど特徴のある歌声というものを探していたので…。その中でもnaoさんにヒットしたということです。


―ピンと来た?

sat氏 ピンと来ましたね。

―ではnaoさんはどうして応募したんでしょう。

naoさん もともと音楽はクラシックの管楽器やピアノとかをやっていたんですが、バンドもやってみたいと思いつきで(笑)。それで、たまたまsatさんの募集のサイトを見たのがきっかけですね。バンドだと思っていたら、実はバンドじゃなかった(笑)。

sat氏 naoさんは当時はまだ高校生でしたね。

―なるほど、可愛らしい感じですね。

sat氏 いやぁ、憎たらしかったです(笑)。
最初は同人としてアルバムを3枚出して、その後PCゲームの楽曲を歌うようになりPC流通に乗せて販売させていただけるようになりました。
ターニングポイントだったのが、2006年に発売されたPCゲーム「彼女たちの流儀」の主題歌「Red -reduction division-」です。こちらの曲が一定の評価をいただいて、僕らの曲を聴くリスナーさんの桁が増えたという感触がありました。いまだにこの曲は大切に思ってくださっているみたいで、今のところの代表曲になりますね。
2007年には、初めて全年齢のゲーム作品「神曲奏界ポリフォニカ THE BLACK」の主題歌を担当させていただきまして、こちらも「彼女たちの流儀」と同じくらいみなさんに評価をいただいています。


―そのようなこれまでの積み重ねがあり、今回ついに初のTVアニメオープニングテーマということですが。

naoさん ありきたりだけど、よっしゃあ! ていう感じですね。とにかく喜びました。

sat氏 TVアニメは公共の電波に乗るじゃないですか。ボクらが今までやってきた活動は、作品としては世に出ますが電波には乗らない。もちろん、それが嫌だったわけではないんですが、純粋に色々な人に聴いてもらえる機会が多くなるのでうれしかったですね。

―今回主題歌を歌う「恋姫†無双」は原作がPCゲームですが、どのような印象でしょう。

sat氏 お話をいただき、初めて「恋姫†無双」というタイトルに向き合いまして、第一印象としては「なんじゃこりゃ」です(笑)。三国志の武将がヒロインになってて、非常に面白い設定ですよね。

naoさん 基本的に戦う女の子が好きなので、まさに好みの世界観です。

―「恋姫†無双」主題歌の「flower of bravery」は、作詞作曲を5pb.の志倉千代丸氏がされていますね。

naoさん 志倉さんの曲を歌うのが初めてだったので、イメージを構築していくのに時間がかかりましたね。
今までのfripSideの曲は、私の声のトーンが高いのでそれを生かしたものが多かったんですが、今回の「flower of bravery」に関しては普段よりトーンが低めでした。その音域で歌うのは、ちょっとだけ苦労しました。でも、歌に込められた勇気とかが表現できたと思います。


sat氏 志倉さんの曲ってスルメですよね。噛めば噛むほど味が出る曲を作るクリエイターさんだと思っています。でも、今回の「flower of bravery」は志倉さんがボクらfripsideのことを研究してくださって、ボクらが良いように作ってくださったと思うんですよ。1、2回聴けばメロディを覚える、すごくキャッチーな楽曲になっています。非常に感謝しています。
志倉さんから曲をいただいてから編曲するわけですが、120%のfripSideが出るよう、あえて普段どおりにアレンジさせていただきました。そこが一番のポイントでした。


―歌詞も志倉氏の作詞ですが、注目の部分は。

sat氏 ボクも普段作曲だけでなく作詞もするんですが、ボクには書けない歌詞です。作詞って自由なもので、色々な形があると思うんですが、志倉さんの場合は瞬間瞬間の情景を切り取っているんですよ。
例えば、2番のBメロ部分の「砂を蹴って 峻烈な鈴の舞」という部分とか、瞬間を切り取った写真のような表現ですよね。


naoさん 「流麗な剣の舞」とか「峻烈な鈴の舞」とか、言葉の選び方も本当に唸るしかない……。
ボーカルとしては、サビのところとか「こう歌ったらいいのかな」と想像が膨らむような歌詞で、歌いやすかったです。気合入る系の歌です。


―歌の中で「恋姫†無双」という作品を意識しました?

naoさん 聴いてもらえるとわかると思うんですが、力強さとかそういったところをまず意識しました。
私の中のイメージなんですが、「flower of bravery」の“フラワー”は本当の花ではなくて、戦う女の子たちを花にたとえる気持ちで歌いました。「恋姫†無双」の女の子たちは、戦いの中で逆境に立って心が折れそうな時もあると思うんです。それでも戦いに向かう気持ちやその情景を思い浮かべて歌いました。


sat氏 ボクも2行だけコーラスに参加しているので、そこにも注目していただければ。ボクの声も電波に乗ってデビューです(笑)。

―CDのカップリングは、以前の曲のリアレンジとのことですね。

sat氏 そうです。4年前の同人時代の楽曲で、「sky」というボクらの初期のころの代表曲です。「2nd fragment of fripSide」というアルバムに入っていました。ボクらが2002年から曲を作ってきて、“fripSideの音”が確立されたかな、と感じたのがこの曲でした。
4年前の曲なので、今回カッコ良く作り直しています。


―歌いなおしてみて、どうでした?

naoさん 私にとっても思い入れのある曲なので、今までのイメージを崩さないよう、かつNEWな感じに気をつけました。

sat氏 古くからのファンの方は、非常に喜んでいただける出来になっていると思います。

―「flower of bravery」のCDにはPVも付くとのことですが、どういった仕上がりでしょう。

sat氏 すごかったです! スケールがでかいんです。イメージとしては、「恋姫†無双」を大きく外れまして近未来的などっちかというとSFとかサイバーな世界観です。

―どこで撮影されたんですか?

sat氏 撮影場所は、海の見える場所とだけ(笑)。

naoさん 私個人としては、すごく楽しみました。自分で言うのもなんですが、すごく良い出来になっています!

―PVの衣装はサイバーな感じですか? それとも「恋姫†無双」をイメージしたもの……。

naoさん 「恋姫†無双」は若干ですね。

sat氏 若干でもないよ、バリバリですよ! PVの中で「恋姫†無双」を感じていただけるとしたら、naoさんの衣装からですね。2パターンあるんですが、その内の1つがかなりキテる(笑)。

―アニメのエンディングテーマ「やっぱり世界はあたし☆れじぇんど!!」は、別名義のfripSide NAO project!による楽曲ということですが、なんでまたfripSide NAO project!を作ることになったんでしょう。

sat氏 これはですね、2007年にPCゲームのブランドさんから「naoさんで電波ソングを歌ったらどうだろう」というオファーをいただきまして……。
もともとnaoさんの声は高いので、「そのまま歌ってもらえたらいいよ」というノリでお仕事をいただいたんです。ただ、ボクの中でfripSideが立つべき場所というか、スタンスというものが完全に出来上がっていたので、それを超えることはしたくなかったんです。最終的に、naoさんのソロプロジェクトとして電波ソングを手掛けました。そうやって1回やったら、後からいっぱいオファーが来てしまいまして(笑)。それなら継続してやりましょうということで、セカンドラインとして続けています。


―naoさんとしてはどうでしたか。

naoさん けっこうそういう曲が好きだったので、嬉しかったです。

―電波ソングを歌うこと自体も?

naoさん 割と……いや、かなり好きです(笑)。

―作曲はsat氏ですが、作詞はsat氏、naoさん、山下慎一狼氏(サポートメンバー)が担当ということで。どういった形で作詞されたんですか。

sat氏 みんなでアイディアを持ち寄って、最後にボクがまとめ上げるという形ですね。
アニメの制作サイドさんから思いっきり電波ソングにしてくれという要望がありまして、今できうる限りで最大限の電波になったんじゃないかな(笑)。


naoさん 「やっぱり世界はあたし☆れじぇんど!!」というタイトルの通り、全体的にハチャメチャで気に入っています(笑)。収録はノリで乗り切った(笑)。

sat氏 こういった感じの曲はテンション上げて歌ってもらう必要があるんですが、なかなかnaoさんはエンジンかからないんですよ。3時間くらい声出しをしてもらって、やっとエンジンかかってくるんですが、その時にはボクがもうクタクタ(笑)。

naoさん 歌詞の中の女の子を自分の中に確立するまでが時間かかって苦労しましたが、出来てからはその女の子がずっと私の中に生きている感じです。

―テンションを上げるための時間って、なりきるまでの時間なんですね。

sat氏 そうですね、役作りの時間と思っていただければ。

―こちらの曲は「恋姫†無双」を意識した部分はあります?

sat氏 楽曲にチャイナフルートを使ったり、歌詞の中に四字熟語をたくさんちりばめています。四字熟語は中国由来のものと聞いていますので。
(例として豪華絢爛、百花繚乱、大胆素敵、極楽天国といった熟語が入っています。ちなみに中国の故事や漢文から作られたものが多いですが、日本発の四字熟語も存在します)
それから、数字の合いの手があるんですが、中国語にトライしています。可愛らしくなっているので、ぜひ聴いていただければ。


―初めてのアニメテーマ曲ということで、色々な工夫があるんでしょうか。やっぱりアニメで放送されるということは意識していますか?

sat氏 初のTVアニメオープニングテーマということですので、たくさんの方に聴いて頂いてボクらの良い部分を知っていただきたいです。
今までの活動では、自分たちの曲がカラオケになったり有線でかかったりということがなかったので、楽しみですね。ボクとしては、買い物に行ったときとか有線で流れていたらすごくうれしいです。


naoさん アニメを見てfripSideを知っていただくことで、新しいファンの人たちに会えるというのが楽しみの一つなので、早くライブとかでみんなに会いたいです。

sat氏 ライブはやりたいね。

naoさん fripSide NAO project!としてもライブをやっていきたいし、活動の幅も広げていきたいですね。

―今後もアニメの主題歌はやっていきたいですか?

sat氏 チャンスがあれば今後もやらせていただければ。

―こういった作品の曲を作りたい、という方向はあります?

sat氏 ボクは趣味がSFなので、そういった作品だと曲が作りやすいかなとかありますが……。もちろんお仕事は選びませんので、よろしくお願いします(笑)。

naoさん 私は今回の「恋姫†無双」ような、伝説やファンタジーの世界が好みなので、そういった作品が……。でも、基本的にアニメは全部好きなので、なんでもやっていきたいなと思います(笑)。

―それでは、最後にファンへのメッセージをお願いします。

sat氏 今までずっとファンでいてくれた方には、今回の話は朗報だと思うんですね。より多くの方にボクらの曲を聴いていただくことで、fripSideの作る楽曲に共感してくれる人が一人でも増えたらいいなと思っています。これからも、よろしくお願いします。

naoさん 私たちを昔から支えてくれたみんなのおかげで、ここまで来ることができました。本当にみんなのおかげです。ありがとうを言いたい。
新しくファンになってくれた方も、ライブとかで会える日を楽しみにしています。よろしくお願いします。


―ありがとうございました。

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■関連サイト
アニメ「恋姫†無双」公式サイト
BaseSon
5pb.


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