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2008年08月14日

DSC_0059Elements Garden初のコンピレーションアルバム「Elements Garden」が発売されたことを記念し、8月9日に秋葉原にてイベントが開催されました。

発売を前にweb情報サイトによるリレーインタビューに参加させていただいた弊社も、もちろん取材に伺って来ました。
今回はその様子をレポートしていきます。

イベントでは、CD発売元であるキングレコードの中村さんを司会進行役に、上松範康氏と菊田大介氏、新曲「SALVAGE REQUIEM」を歌う榊原ゆいさんが出演。
まずはトークを中心に、イベントが進行していきました。

あまりこういったイベントの経験がないというElements Gardenでしたが、上松氏による「菊田はジオン公国が誇る高性能MS“ゲルググ”に似ている」というネタでツカミはOK。ちなみに今回イベントに出演されなかった藤間仁氏は、エヴァ零号機に似ていると評判だそうです。

今回発売されたCD「Elements Garden」は、Elements Gardenが活動を開始してから4年目にして発売となった初のコンピレーションアルバム。
Elements Gardenとして、自分たちの名前を前面に出すアルバムを発売するにあたり、どの曲を収録するかかなり悩んだとのこと。上松氏によると、「全曲入りにしたい」と発売元であるキングレコードに打診したところ「さすがに無理です」と言われたという。そこから選曲に入り、時間をかけて収録曲を決めていったそうです。
CD「Elements Garden」では曲順にもこだわりがあり、最初から最後までを通して1つの物語が感じられるように考えられているとのこと。なので、「ipodなどで歩きながら聴くのもいいけど、1度でいいからゆっくりできる環境で1曲目から順に聴いて欲しい」と上松氏はおっしゃっていました。

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曲作りに関しては、「Elements Gardenはキャッチーなメロディ作りをとても大事にして曲を作っている」とのこと。この“キャッチーなメロディ作り”はアニメ・ゲームのタイアップ曲を作る上で、“作品のテーマにそったもの”という枠組みにもなる。その制約を取り払った時、「自分たちはどういった曲を作るんだろう」と考えたのがアルバムの1曲目「introduction」と新曲の「SALVAGE REQUIEM」だったという。
「SALVAGE REQUIEM」についてはアニメイトTVが行った上松氏インタビューにて詳しく触れられていますので、ここでは「introduction」についての発言をご紹介します。

「introduction」の制作にあたり上松氏は、シーケンサーを活用した従来の作曲方法とは違い、マイクに歌のメロディと鍵盤の音を直接録音しながら作曲して行ったとのこと。そして上松氏が吹き込んだメロディをもとに、木蓮さんに歌声を入れてもらい、藤田淳平氏がアレンジを施して曲を完成させていった。このため、非常にElements Gardenとしてのアーティスト性を意識した曲作りになったそうです。

上松氏は、さらに自分たちのアーティスト性について言及。

「僕らって、コンセプトがある音楽は作れるんです。例えば、アニメがあったりゲームがあったり、そういったコンセプトに沿った音楽は作れる。でも、0から1を作る。うちらElements Gardenが音楽で何を見せたいのか、実はそれがわからなかったので、それにすごく時間を費やして。それでこういう結果(「introduction」や「SALVAGE REQUIEM」)が出たということは、やっぱり中に何かあったのかな?」

と、語っていました。

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菊田氏の収録曲のお話としては、「ZERO」(PC『はぴねす!』OP)のイントロに新たに加えたアレンジについて触れられました。
CD「Elements Garden」に収録された「ZERO」は曲の前に電子サウンド風の導入が追加されているのですが、これは菊田氏によると「ちょっとしたオマケというわけじゃないんですが、「ZERO」ってこれまでにも色々な所に収録されているので、違ったバージョンを作ってみたかったんです」とのこと。
上松氏の感想は、「あれは「ZERO」の導入としては(曲とは)違った感じになったけど、菊田らしさ、菊田らしいサウンドは感じた。今回は僕らのエゴというものを曲の中にちょっと出していこうと思っていたので、ああいう形もあっていいんじゃないかと思いました」ということでした。こちらはCDで是非1度聴いて、どのように仕上がっているか確かめていただきたいところです。


一方、新曲の「SALVAGE REQUIEM」を歌う榊原ゆいさんですが、歌った感想を

「ぶっちゃけ、すごく難しかった(笑)。神秘的というか、民族っぽいアレンジの不思議な曲で、メロディも歌詞も難しかったですね。しかもこの曲はElements Gardenさんを表した大切な歌だとということを聞いたので、そこでハードルがガンッて上がりますよね(笑)。でも、こういう難しい曲を私に振っていただけるということで、すごく気合が入りました。Elements Gardenさんの魂を形にしていく上で、私が担当する声ってすごく重要だと思ったので、大切に歌いました。そこは負けられないし、Elements Gardenさんの魂を伝えたい! 私もある意味もがきつつ、レコーディングに臨みました」

と語っていました。

これに対する上松氏の榊原ゆい評は、

「歌をお願いする時に大事なのは、第六感というか、センスというか相性というものなんですよ。そういったものが言葉を交わさなくても、音楽で返ってくる人ってなかなかいなかったんです。そんな中で榊原さんは「こう歌って欲しい」とお願いする前に「こういう歌い方はどう?」って音楽で返してくる。それを受けて「じゃあこうしよう」という形で、いつもと違うディレクションの仕方になるんです。榊原さんがどう歌いたい?ということをまず訊きたいんです。アーティストさんの歌を作っている気持ちがうちらは強いので、「榊原さんに歌ってもらえる」という姿勢でやっています」

とのことでした。


この他、イベントではElements Garden&榊原さんの私物プレゼントコーナーや、お待ちかねの榊原さんミニライブも行われました。

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Elements Garden&榊原さんの私物プレゼント。菊田氏の帽子や上松氏のサングラス、榊原さんの香水といった私物が並ぶ中で、藤田淳平氏からのプレゼント放出はPCエンジンソフト「カトちゃんケンちゃん」!?
会場に来ていた藤田氏によると、Elements Gardenの事務所は様々なゲーム機が並んでおり、この「カトちゃんケンちゃん」も普通に曲作りの合間などに遊んでいたものとのこと。流石、ゲーム好きが集まっております。

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ミニライブでは、榊原さんが新曲「SALVAGE REQUIEM」と収録曲の「Happy Leap」(PC『タイムリープ』OP)を披露。歌い上げる幻想的な歌声と、カワイイ系のふんわりした歌声、2種類の榊原ボイスが堪能できました。

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今後の展開としては、Elements Gardenはあいかわらずガシガシ曲作り。
一方榊原さんは、4thアルバム「JOKER」が9月10日に発売されるとのこと。
こちらは特設サイトが開設されているのですが、そこで公開されているPVを見た上松氏の感想は「お父さん、見てられない!」。バニーな榊原さんをご覧いただけますよ。

イベントは、出演者たちによる最後の挨拶により終了。
それぞれ、

菊田氏 「こんなにたくさんの方に来ていただき、本当にうれしい限りです。これからもがんばっていきますので、よろしくお願いします」

上松氏 「本当に今日来ていただいた方、CDをご購入いただきありがとうございます。これからも僕らは初心を忘れず、アニソン・ゲーム音楽を盛り上げていければと思います。今日はありがとうございました」

榊原さん 「本当にElements Gardenさんと似ていて、音楽に対する考え方や姿勢を私も同じように持っているので、共感できるし一緒にやっていきたいと思うクリエイタ―さんたちです。
これからもElements Gardenさんと一緒に音楽を盛り上げていければと思いますので、よろしくお願いします」

と挨拶して、締めとなりました。

今回のCD「Elements Garden」は、Elements Gardenによる初のコンピアルバムであり、初めて彼らの名前が前面に出された作品。ですが、このアルバムは到達点ではなく、今後も続いていくElements Gardenの音楽づくりの1つの通過点。
「SALVAGE REQUIEM」に込められた思いの通り、悩み、苦しみながらElements Gardenの活動は今後も続いていくことでしょう。それを楽しみにしつつ、今はアルバム「Elements Garden」の楽曲たちを存分に堪能したいと思います。



◆コンピアルバム「Elements Garden」
メーカー:キングレコード
発売日:2008年8月6日
価格:3,000円(税込)

収録曲
01.「introduction」
02.「SALVAGE REQUIEM」(新曲)
  歌:榊原ゆい 作詞&作曲&編曲:Elements Garden
03.「Wing of Destiny」(PS2『ギャラクシーエンジェル2〜絶対領域の扉〜』OP)
  歌:富田麻帆 作詞&作曲&編曲:上松範康
04.「KAMUY」(PC『夜刀姫斬鬼行』OP)
  歌:木蓮 作詞&作曲:上松範康 編曲:藤田淳平
05.「dissonant chord」(PC『PRINCESS WALTZ』OP)
  歌:NANA 作詞:kanoko 作曲&編曲:上松範康
06.「Happy Leap」(PC『タイムリープ』OP)
  歌:榊原ゆい 作詞:Bee' 作曲&編曲:上松範康
07.「ツナガル☆らぶみくす」(PC『ツナバンらぶみくす』OP)
  歌:矢田みこ 作詞:佐藤ひろ美 作曲&編曲:藤間仁
08.「120円の春」(PS2『120円の春』OP)
  歌:YURIA 作詞:片岡とも 作曲&編曲:藤間仁
09.「ZERO」(PC『はぴねす!』OP)
  歌:佐藤裕美 作詞:kanoko 作曲&編曲:菊田大介
10.「Never Slash!!」(PC『がくと!』OP)
  歌:飛蘭 作詞:kanoko 作曲&編曲:藤田淳平
11.「Growth of mind」(PC『ティンクル☆くるせいだーす』OP)
  歌:榊原ゆい&NANA 作詞:宮内理恵 作曲&編曲:菊田大介
12.「Answer」(PC『G線上の魔王』OP)
  歌:片霧烈火 作詞:kanoko 作曲&編曲:藤田淳平
13.「CRISIS BEAT」(PC『オトメクライシス』OP)
  歌:Rita 作詞:ayachi 作曲&編曲:菊田大介
14.「Reconquista(レコンキスタ)」(PC『レコンキスタ』OP)
  歌:飛蘭 作詞:海富一 作曲:上松範康 編曲:菊田大介
15.「魂響」(PC『魂響』OP)
  歌:片霧烈火 作詞&作曲:上松範康 編曲:藤田淳平
16.「夢の月」(PS2『きると〜貴方と紡ぐ夢と恋のドレス〜』OP)
  歌:KAKO 作詞:kanoko 作曲&編曲:藤間仁

(C)Elements Garden


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・リレーインタビュー
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第4回 Elements Gardenコンピアルバムリレーインタビュー第4弾! そして菊田は動き出す(電撃萌王ブログ)
最終回 Elements Gardenアルバム発売記念リレーインタビュー・上松範康さん(アニメイトTV)

■関連サイト
コンピアルバム「Elements Garden」特設サイト
Elements Garden公式サイト
ARIA entertainment


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