今度の女装は“先生 兼 女学生”!? げっちゅ屋特典に描き下ろしB2タペストリー

2008年10月08日

ココ 皆様ごきげんよう、成瀬未亜です〜♪
 秋の長雨というやつでしょうか……、なんだか毎日涼しいですね。風邪をひいたりされないように、夜は暖かくして寝てくださいね。
 ……とか言ってる私は気温の変化に振り回されて、少し身体の調子が狂っています。規則正しい生活をすれば改善されるのでしょうが、そんなまともな暮らしができるのならば、この職業についていないに違いありません。
 そんな同業の皆様に怒られそうなことはひっそりと置いておいて、のほほんタイム第四回目でございます!
 秋の夜長のまったり時のお供にごらんくださいね。なんたって読書の秋、です!
 ……ええ、お察しのとおり私はいつも食欲の秋ですけれども。

 今回はですね、『カタハネ』から“ココ”をいきたいと思いますー。

『カタハネ』は今はなきTarteさんから2007年1月26日に発売されたゲームです。
 群像劇という、主人公視点の多い一般的な恋愛ADVとは一線を画した手法で描かれる、中世ヨーロッパ風のファンタジー世界を舞台にした物語で、現代のお話「シロハネ編」と過去のお話「クロハネ編」の二部構成となっております。

「シロハネ編」は、脚本家を目指すワカバが演劇祭に出場するため、有名な史劇「天使の導き」をアレンジしようと言い出したところから始まります。ワカバは史学を専攻している幼馴染のセロに協力を求め、人形であるココのメンテナンスに行く旅に同行し、「天使の導き」ゆかりの土地を旅して脚本を作っていきます。そうして旅の途中で作品を一緒に作るベルやアンジェリナら仲間が集い、道中絆を育て、劇を上演する……というかんじ。
 セロとワカバ、アンジェリナとベルの恋の行方も見所です。

 「クロハネ編」は、「シロハネ編」より昔々のお話です。
「天使の導き」で語られている史実のほんとうのお話。現代では逆賊と名高いアイン・ロンベルクは本当に非道であったのかとか、ベルやアンジェリナに生き写しの人形エファや女王クリスティナの恋のお話、そのクリスティナを国から連れ出そうという大いなる陰謀など、色々ドキドキな展開が描かれます。ハンカチを用意してプレイするのをオススメします(笑)。

 さて、ココは登場人物中、唯一両方の物語に登場し、過去から現代へと橋渡しをする役目を担っています。そして、“ワカバ”と“セロ”のお話、アンジェリナとベルのお話が終わってから始めて読めるようになる物語は、ココを軸に展開されます。二つの時代が繋がり、それぞれの隠された秘密がひとつひとつ解かれ、真のエンディングが待っています。

 とまあ、お話はとても壮大で感動的なのですが、純粋であることを運命づけられている人形のココ本人は常にマイペースで無邪気です。もちろん、そこがとっても可愛いんですけれども!
 実は私とココの出会いは、Tarteさんのサイトで公開された「クロハネ編」でした。一度お世話になったことのあるメーカーさんのサイトはその後も割とこまめにチェックするほうなので、巡回していた時に新作の発表を目にして気になって、それ以来ずっとチェックしてたのです。「クロハネ編」は1週ごとに続きがアップされるという方式の体験版で、私は毎回プレイしては「ココ可愛いよココ」と日記に綴っておりました。だって点目ならぬ線目なのにあんなに感情豊かで可愛らしく、ずるい大人の姦計もその無邪気さで自然とくじいていくのですからたまりません。

 その後、まさか自分が配役していただけるとはまったく思ってませんでした……。
 実はメーカーさんが日記を見てくださっていたようで、「こんなに好きでいてくれるんだから、成瀬さんにお願いしよう」みたいなお話もあったそうです。す、すみません……。
 キャスティングのお話をいただいた時はとにかくびっくりで、「嬉しいがしかし……で、できるのか……?」という気持ちでいっぱいでした。なにせ、既にプレイしてる人はいっぱいいて、ココの魅力にめろめろな人も多く、「イメージくずれた!」とならないか心配だったのです。もはや私本人が自分のせいで自分の中のココのイメージがくずれないか、とか。
 あともうひとつ、個人的に原画の笛さんのファンだったので、彼が「ココはオレの孫」と言ってらっしゃるキャラを私がやって失望されないかとか……。

 色々ぐるぐるしながら台本をいただき、現場に臨みました。「シロハネ編」と「クロハネ編」では口調が違うので意識しなきゃとか、とにかくちんまいので声はずっと上にかけてるよなあとか、モノローグとセリフとがあるので気をつけなきゃーとか、色々思いつつも楽しく収録をさせていただき、いざ音声が発表されたときの恐ろしさといったら!

 エファ&ベルに萌えている場合ではありません。
 案の定「イメージ違うー」とか「成瀬未亜かよ、ケッ」のお声も耳に入ってきたのですが、本編発売後はあまり聞かなくなりました。これはもう、私がどうとかいうよりココのキャラ性能の勝ちだと思っております!
 ふふふ。可愛いであろう、わが孫は!
 そんな自慢な気持ちです。そうです。もはや私にとっても孫なのです(余談ですが、『ななついろドロップスPure!!』のユーリも孫だと思ってます!)。

 ココは本当に純粋でこどもで可愛くて、すごくやってて楽しかったのですが、ひとつだけすごく大変なことがありました。
 泣けないんです〜。
 客観的に見るとすごく悲しいシーンでも、ココにとってはそうではなかったりなんかして、だからこそ心を揺さぶられるシーンなわけですが、やってるこっちはすごいしんどいんです。泣きそうなのに、そう聞こえたら一発アウトなんですもの。

 さてこの『カタハネ』。販売店さんでつく特典のドラマCDが珍しく全キャスト一緒の録りだったのですが(特典もののドラマCDはゲームと一緒にとっちゃうことが多いので、単独収録が普通です)、みんなめちゃめちゃココを可愛がってくれるので、一人ウハウハでした(笑)。
 私はセロ役のかわしまりのさんのファンなのですが、セロがすんごいココを可愛がってるのが声から伝わってくるので(尊敬)、はにゃーんとなりました。いや私じゃないって判ってるんですけど! でも素敵だったです。
 ハンスとヴァレリーの役者さんが同じ方なのですが、彼の一人芝居もお見事でした! みんな箱の外で笑ってました。同じとこにいたら吹いた声入っちゃいますからね!
 ドラマCDは手元にないのですが、友人からデータをもらって聞いてます。二本あるのですが、百合展開と薔薇展開というまっぷたつのものです(笑)。ご友人にお持ちの方がいらしたら是非聞いてみてくださいね。

 それから、お歌やBGMがとっても素敵なんです〜。私は今でもipodにOP・ED×2を入れて聴いてます♪
 サントラもゆっくりしたい時に聴いてます〜。特にクロハネ編はオーケストラ調のものが多く、気が落ち着きます。OPムービーも綺麗で疾走感があって、とっても素晴らしいのです!

 とまあそんなわけで、すごく気に入っているゲームとキャラなのですが、オススメしたくとも、残念ながらTarteさんがなくなってしまい、もう手に入れる手段が限られてしまいました。
 みんなでファンディスクとかもあったらいいねーなんて言っていたのですが、残念です。

 でもでも、カタハネの開発スタッフさんたちは新ブランドRococoWorksさんとして新たな道を歩き出してらっしゃいます!
 10月24日には、ぼるしちこと『Volume7』もリリースされます〜♪
 私は“道明寺さくら”ちゃんで出演させていただいておりますっ。モッチー可愛いよモッチー。ココに続いて、またまた純真なキャラです。アホ可愛くが演技コンセプトです(笑)。
最初静かで繊細な感じ……そう、エファならぬ五行なずなさんを目指して頑張ってみたら、Rococoスタッフさんから「もっとアホく!」ってダメだしが出ました。ええ、アホの子なら得意分野ですと少し自信が出ました。「成瀬さんならできます!」その信頼がほんのすこし、かなしかった。
 耳寄り情報としましては、カタハネスキーさんならニヤリとできる小ネタがあったので、ファンの方は心の片隅でちょっぴり楽しみにしていてくださいね。

 はい、そんなわけで今回も読んでくださってありがとうございます。いつもの最後のご挨拶です。
 このコラムでは皆様からの嫁リクエストを募集しております。○○ちゃんをやってほしい! などのリクエストがあればホームページから「オレの嫁を紹介しる!」というタイトルでメッセージをくださいませ♪
 mixiをやってらっしゃる方は成瀬未亜コミュにトピックがありますので、そちらでも大丈夫です。
 ではでは、ここまで読んでくださってありがとうございます。今日も健やかにお過ごしください。


●プロフィール
成瀬未亜(なるせ みあ)……コラムを書くに当たってカタハネをプレイしなおそーと思ったら手元にありませんでした。……百合スキーなお友達(女子)に超オススメ! とか言って貸してたんでした……。記憶がウロなところがあったらすみません。

■過去のコラム
第1回「はぴねす!」“柊 杏璃”
第2回「モエかん」“リニア”
第3回「オレンジポケット」“七緒美典”&「_summer」“七緒日向子”

■関連サイト
成瀬未亜さん公式サイト「VoiceFactory」
成瀬未亜さんmixiコミュニティ(閲覧には登録が必要となります)

※PCソフト『カタハネ』は生産終了となっておりますが、DVD-PG版が8月28日に電脳CLUBより発売となりました。未プレイの方は、こちらを利用いただければ幸いでございます。

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この記事へのコメント

1. Posted by -   2008年10月08日 19:31
Alea Jacta Est!は名曲だー
2. Posted by みっふぃ   2008年10月08日 22:38
5 「もっとアホく!」に笑いました
さすがだ…
3. Posted by 棒きれ   2008年10月09日 11:21
5 このコラム読んでたら涙出ました。
泣き要素ないのに・・・バカだ俺。

愛ってすばらしい。
4. Posted by はにぃ   2008年10月09日 20:16
5 色々あって、未亜さんはレベルアップしていくんですねw
5. Posted by piro   2008年10月09日 22:41
5 ↑x2
問題ないっ!俺も泣いてしまった!
6. Posted by キクリン   2008年10月10日 22:09
5 今回のコラムは、今までとは違った感じがあって感動しました、とてもいいコラムでした。
7. Posted by ココスキー   2008年10月12日 13:53
5 タルトがなくなった後にプレーしたんで、発売日前後の状況をまるで知らなかったです。
ココの声優に抜擢されたいきさつはとても興味深い。
しかし当時は「イメージと違う」なんて声があったとは、今では考えられませんね。
成瀬以外でココを演じられる人間などいないと思っております。
8. Posted by Tarte信者   2008年10月16日 01:45
5 貴方が演じたから、出会えることができた。
"ココ"から始まった物語は未だ終わらない

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