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2008年10月30日

top10月25日(土)、秋葉原にて日本一ソフトウェアから発売予定のPSPソフト『夢想灯籠』紹介イベントが開催されました。

『夢想灯籠』は、『久遠の絆』や『風雨来記』、『ミッシングパーツ』といった数々の名作ADVを手掛けるフォグの最新作として、現在開発中の和風伝奇ADV。平安時代から続く、鬼と人の戦いの物語が綴られています。

今回行われた紹介イベントは、一般参加&プレスの他に、ユーザー記者という位置づけでサイトやブログを運営しているユーザーたちも招待されておりました。すでにレポートを掲載している方もいらっしゃるようですので、『夢想灯籠』の情報をチェックされている人は目を通しているかもしれませんね。

それでは弊社もユーザー記者たちに負けないよう、『夢想灯籠』イベントレポートをお届けしていきたいと思います。

まずイベントに登壇したのは、日本一ソフトウェア取締役会開発部部長の新川宗平氏。
新川氏は、

本日はプレスの他にユーザー記者の方々にも参加していただいております。フォグさんといえば『久遠の絆』のファンの方が多いとは思うんですが、事前情報によると本日は海外の記者の方も参加していただいているとのこと。本当にすごいなと実感しております。『夢想灯籠』は現在、開発追い込みの時期に入っております。このイベントで、『久遠の絆』と同じように『夢想灯籠』のファンになっていただければと思います。


と挨拶。

続いては、日本一ソフトウェアの『夢想灯籠』プロデューサー・井上恵一氏、フォグ代表取締役の宗清紀之氏、キャラクターデザインを担当するセブンギアの飯沼俊規氏により、ゲームの紹介が行われました。

詳しいゲーム内容は、以前の記事に譲るとして、今回は会場で発表された新情報を中心に紹介していきます。

まずソフトの発売は、2009年の初頭の寒い時期を目処に現在開発も佳境に入っているとのこと。
宗清氏いわく「現在第4コーナーを回りましたが、ゲームの開発で辛いのはラストの直線がどこまで続くかわからないところ。少しでも早く皆さんにお届けしたいという思いと、少しでもいいものを作りたいという思いが交差する、まさに修羅場です。」という状況。お忙しい中、イベントへの参加お疲れ様です。

また、『夢想灯籠』のプロジェクトは日本一ソフトウェア×フォグ×ブロッコリーの3社が協力体制を敷いているのですが、その役割分担はフォグが開発、日本一ソフトウェアが企画・制作、ブロッコリーが歌曲制作、という具合。後ほど紹介する、榊原ゆいさんが歌う主題歌「剣の舞」はブロッコリーの担当ということになるようです。

◆キャラクターデザイン

飯沼氏が手がけるキャラクターデザインの情報としては、ヒロイン4人のデザインについてそれぞれコメントされました。簡単にまとめると、

各務s
“各務”
デザインコンセプトは、黒くて鎖をまとっている。ネタバレ要素を含むので、なぜ鎖かは秘密。基本的にクールで無表情だけど、ゲームが進むにつれて感情が表に現れるようになります。そこに萌えてください、とのこと。ちなみに名前の“各務”は、各務ヶ原の鬼伝説とは無関係だそうです。
※クリックで全身図


舞s
“阪上 舞”
幼馴染ということで、身近な女の子というイメージを意識。他の特徴的なキャラクターたちに埋もれないよう、なおかつ目立ちすぎないデザインを目指している。
※クリックで全身図


灯s
“灯”
見た目通りの天真爛漫な少女。なので、暖色系を多用して明るい笑顔を振りまくようなキャラクターに。テストプレイをしている井上氏によると、「(シリアスな話が多いので)明るい笑顔に助けられています」とのこと。実は大きな秘密があるのですが、それはプレイのお楽しみにということで。
※クリックで全身図


真琴s
“黒木 真琴”
主人公の“鷲志”は、大人の女性が苦手なので、それをからかう小悪魔的なイメージでデザイン。井上氏のコメントは、「私は大人の女性は大好きです」。弊社も大好きです。
※クリックで全身図

以上、ヒロインのデザインについて紹介が終わったところを見計らい、宗清氏よりするどい突っ込みが!?

「“鷲志”のデザインは、なんでタンクトップなの?」

鷲志s

※クリックで全身図

これに対する飯沼氏の答えは、

鷲志の戦い
「ゲーム中に刀を振り回すので、(腕の筋肉の)動きをわかりやすく表現するためにタンクトップになりました」

でした。けして、ウホッなキャラクターではないので、ご安心ください。いや、ある意味残念なのか?

◆ゲーム詳細

本作の物語は、「平安時代から続く鬼と人間の戦いに決着をつける」「ヒロインとのきずなを深める」の2つを柱に展開。全9章で構成されており、ゲームの展開によってエンディングが変化していきます。

ゲームの最大の特徴として、キャラの立ち絵を無くしてイベントCGと背景+カットインのみでシーンが進行していくことは既報の通り。イラスト総数は500枚以上を数えるそうで、飯沼氏もその枚数に苦労したようです。特に力の入れどころに気をつけているようで、「私たちは皆さんに商品を買っていただいているわけで、芸術作品を作っているわけではない。そういう意味で、いかに効率よく人的リソースを使うかを考えています」という宗清氏の発言が印象的でした。
またこの演出方法は、実は『久遠の絆』の企画段階において目指していた演出だったが、当時は色々な都合でできなかったもの。それを『夢想灯籠』では、雨や火の揺らめきといった細かい背景アニメをはじめとした演出として実現している、ということも明かされました。

演出面で気になるのが、キャッキャウフフ方面と生首ゴロリ方面。
まずキャッキャウフフ方面では、物語の舞台となる栄重村は奥州の温泉村という設定なので、備えは万全。
ホラー的要素に関しては、開発初期の段階ではCEROのZ区分(18才以上のみ対象)でも怒られちゃう状態だけど、これから調整して最終的には高校生でも遊べるC区分(15才以上対象)を目指したいとのことでした。

そしてさらなる重大発表も!
なんと『夢想灯籠』では、カードバトルを導入しているそうです。
温泉でカードバトルといえば、花札ですか!?
そして勝ったら、対戦相手のあられもない姿を写真に収められるわけですか!?
……もちろん『夢想灯籠』で戦う相手は、鬼なんですけどね!

ちょっと妄想が先走ってしまいましたが、カードバトルの詳細はこれから明らかにされていくようです。どのようなシステムになるのか、期待が高まります。

◆プロモーション展開
『夢想灯籠』公式サイトにて、2つのWEB企画が実施されます。

・トラックバックフェスタ

こちらの企画は、ユーザーが自分のサイトやブログなどに『夢想灯籠』の話題を載せ、公式サイト内に用意されたページにトラックバックをエントリーすると、抽選で100名に描き下ろしQUOカードがプレゼントされるというもの。実施期間は、ソフト発売月の末日まで。
すでにいくつもトラックバックされているようですね。せっかくなので弊社もトラバろうと思いますが、企業の媒体はプレゼントの対象にならないとのこと。残念無念。

・応援イラスト企画

『夢想灯籠』公式サイトに、有名イラストレーターの応援コメント&イラストを掲載。
現在参加予定のイラストレーターは、

こげどんぼ*
まりお金田
桜沢いづみ
篤見唯子
みけおう
(以上、敬称略)

です。この他にも続々参加予定とのことなので、楽しみにお待ちくださいな。

◆初回限定版の内容

『夢想灯籠』は通常版(5,040円・税込)の他、特典付きの初回限定版(7,140円・税込)を用意。初回限定版には、ドラマCDと設定資料集が同梱されます。『夢想灯籠』本編はボイスがありませんので、プレイ前にドラマCDを聴いてキャラクターのイメージを確立すると良いかも。

・ドラマCD

登場キャラクターたちの自己紹介を収録。インタビュー形式のゲーム紹介やドタバタ劇も楽しめますよ。
キャスト(敬称略)
“阪守 鷲志”役:前野智昭
“各務”“阪上 舞”役:沢城みゆき
“灯”役:植田佳奈
“黒木 真琴”役:田中理恵
“逆枝 将一”役:保志総一朗
 他

・設定資料集

サイズ:A5判 総ページ数:32ページ
オールカラーページ仕様

キャラクターの設定資料を中心に、ラフ絵や没画などのゲーム中に登場しないイラストを収録予定。

弊社的にヒロインの“各務”と“阪上 舞”を沢城みゆきさんが1人2役で演じているのが気になります。輪廻転生モノですし。

◆質疑応答

といった所で、『夢想灯籠』の新情報は終わるのですが、紹介後の質疑応答でユーザー記者からの質問で、宗清氏の答えが興味深かったので取り上げさせていただきます。

ユーザー記者「今回の『夢想灯籠』には、平安時代や輪廻転生という要素がありますが、『久遠の絆』を意識していますか?」

宗清氏「私個人の考えになりますが、『久遠の絆』は強烈な個性のある作品です。そもそもあの作品には続編というものを想定しておりませんし、『夢想灯籠』はそういう位置づけではありません。ですが、どうやっても比較され、ネガティブな見方もされるだろうと。
僕自身は(『久遠の絆』を)超える、超えないということにはあまり興味がないんですが、そういう見方をされるのはしょうがないので、フォグとしても輪廻転生モノ、和風伝奇モノを避けていました。その意識を取り除くのに、10年かかったのかなと思います。
実際に作っているこの人(飯沼氏)たちって、『久遠の絆』ってなんですか? という世代なんですよ。名前を聞いたことはあるけど、遊んだことはない。それを見て、じゃあもうやってもいいのかなと。過去の作品に乗っかるようなことはやりたくないし、それが手枷足枷になるような状況も作りたくないんです。
『久遠の絆』のフォグだよね、って注目していただくことは全然かまわないんですが、作っている人間が違うから新しいものになるでしょうし、それに引っ張られることもない」


とのことでした。
改めて思うと、『久遠の絆』発売から10年がたっているんですね。作り手にも『久遠の絆』という作品に触れていない世代が入ってくるのも当然です。すこしさびしく思うとともに、『夢想灯籠』が新たなフォグの代表作となることに期待する弊社でありました。

◆榊原ゆいミニライブ

一通り『夢想灯籠』の紹介が終わったところで、主題歌を歌う榊原ゆいさんが登場!
もちろん、主題歌「剣の舞」が初披露されましたよ。

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曲の感想としては、ロック調のアップテンポなメロディに和の要素(笛の音色など)を盛り込んだ、ノリのいい楽曲。それもそのはずで、作曲・編曲をElements Gardenの菊田大介氏が手がけているとのこと。
「剣の舞」は“各務”をイメージした曲とのことで、歌詞にもゲームのキーワードになるような単語が盛り込まれていました。ゲームのキャッチコピー「黄泉に堕ちても 守りたい人がいる」とあわせて、意味深であります。

歌い終えた後のトークで榊原さんは「剣の舞」の感想を、

「いろいろとお世話になっているElements Gardenの菊田さんの曲なんですが、やっぱり第一印象は菊田さんらしいな、と。曲を聞いてすぐにだれが作っているのか分かりました。カッコ良くて、前に行く気持ちが出ている良い曲だなと思います。神秘的な雰囲気もあり、歌詞にも意味が込められていて、かなりゲームとのリンクがありますね。
Aメロでしっとりと歌い上げて、サビでガツンとくる構成になっているんですけど、サビの歌い方が私の中では大事にしています。細かい話なんですけど、1番のサビの「想いは彼方へ〜」という所は、裏声を利かせて歌ってるんですね。でも、2番・3番の同じ部分は地声で歌ってます。1番をあえて裏声にすることで、自分の中で気持ちをためてます。そこから2番・3番を地声にすることで、気持ちを解き放って強く伝えたい、届けたいという所を出しています」


と語りました。

この他、レコーディングのエピソードがあるそうですが、これからあるであろう『夢想灯籠』のイベントに取っておくそうです。あと、菊田氏はあいかわらずランチパック大好きで、榊原さんが引くくらいランチパックについて熱く語ったとのこと。うん、それはいつも通り平常運行ですね。

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「剣の舞」は、2009年2月にマキシシングルCDが発売予定。カップリングには、“阪上 舞”をイメージした「時を越えて」という楽曲を収録。こちらは和のテイストを盛り込みつつ、「剣の舞」から一転ゆったりしたサウンドになっているようです。


イベントの最後には、飯沼氏の描き下ろし“各務”イラストサイン色紙がもらえるじゃんけん大会も実施。かなり力を入れたイラストで、割と大きく色紙に描かれていました。ファンサービスは人的リソースを使うべきところですよね、わかります。

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以上、『夢想灯籠』紹介イベントでした。
と、ここでイベントレポートは終了なのですが、日本一ソフトウェアより会場で公開されたショートムービーをいただいているので、最後にご覧いただきたいと思います。

movie『夢想灯籠』ショートムービー



◆『夢想灯籠』
メーカー:フォグ/日本一ソフトウェア
ジャンル:伝奇ADV
プラットフォーム:PSP
発売日:2009年発売予定
価格:通常版 5,040円(税込)
   初回限定版 7,140円(税込)

※画像は開発中のものです。
(C)2009 FOG/NIPPON ICHI SOFTWARE INC./BROCCOLI

■関連記事
『久遠の絆』の遺伝子を受け継ぐ和風伝奇ADV『夢想灯籠』発表! 日本一ソフトウェアが2009年にPSPで発売

■関連サイト
『夢想灯籠』公式サイト
日本一ソフトウェア

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1. [趣味雑談]夢想灯籠デモ  [ 久遠の絆ファンサイト はてな ]   2008年10月31日 09:30
■バトルあり、輪廻転生あり、温泉シーンあり!? 『夢想灯籠』紹介イベント開催 http://news.dengeki.com/elem/000/000/116/116380/ ■日本一ソフトウェア、PSP「夢想灯籠」紹介イベントを開催“輪廻転生”をテーマにした伝奇アドベンチャーゲーム http://www.watch.impress.

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