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2009年05月21日

皆さんご機嫌いかがですか?
業界の様々なニュースを紹介するワールドテックアーツ、司会のスター小林です。
今から3年前、テックアーツの社員が普段通り生活をしていた今日は業界でどんな出来事が起きているのでしょうか?

そういえば、つい先日秋葉原にある喫茶店「古炉奈(ころな)」が閉店するというニュースをネットで見かけてびっくりしました。
僕も秋葉原へ営業に行ったときには立ち寄ることがあったお店で、落ち着いた雰囲気の秋葉原では珍しいお店でしたね。
自分が知っているお店や場所が無くなるっていうのはなんとも言えない寂しさを感じてしまいます。

さて、今回はテックアーツのゲームプログラム『Eagles』の開発を担当している『激シブBOY』氏にインタビューを行ってみました。
プログラマーというと表立った華やかさではなく縁の下の力持ち的な役割を担っているのですが
ゲームにおいては最も重要な要素の一つでもあります。
そのプログラムを作っている彼がどのような経緯でこの業界に、テックアーツへ入ったのかをここで赤裸々に語って頂きました。
それではどうぞお楽しみ下さい。

参加者:
 激シブBOY(プログラムチーフ)
 MyCar

場所:社内・会議室にて

■彼はパソコンをいかにして手に入れたのか
小林 それではインタビューをさせて頂きますが、気軽に普段会話してる感じで大丈夫です。
よろしく御願いします。


激シブ ういっす!

小林 激シブさんがプログラマを目指したきっかけを聞きたいんですけど、プログラムをやり始めたのっていつ頃からなんですか?

激シブ 僕が中学校3年生のときにPC-98(※NEC『PC-98シリーズ』)を親に買ってもらったんですね。

小林 当時のPC-98ってかなり高くなかったです?

激シブ 高かったですよ。確か当時にじゅう… 26万ぐらいしましたね。
1ヶ月ぐらい頼み込んで買って貰いましたね。


小林 でもすごいですね。
当時パソコンって「持ってても何に使うの?」って人の方が圧倒的に多かったじゃないですか。
だから親に「パソコンを欲しい」って事を説明しても、親は全くそれを分からないですよね?


激シブ そうなんですよ。
PC-98も僕が買った当時はもう『PC9821』だったんですけど、同じぐらいの時期に『Mac』の『Performa(パフォーマ)』って呼ばれてるシリーズがブイブイいわせてた時期なんですよ。
だから、Macを買うかPC-98を買うか迷ったんですけど、Macを買ってたら僕はこの会社にいなかったでしょうね。PC-98を買って、エロゲーに出会ったから、今この会社にいるんでしょうね。


小林 なるほど(笑)
こんな事言うのも失礼なんですけど、当時PC-98を買う人ってエロゲーをやりたいから買うって人多くなかったですか?
でも、Macも買う選択肢に入ってたってことは、別にエロゲー自体は特に興味とか無かったんですか?


激シブ 「パソコンかっこいいじゃん!」っていう感じだったから(笑)

小林 当時の人で「パソコン持ってる! カッコイイ!」って感覚持ってる人はなかなかいなかったと思いますよ。

激シブ 僕が小学生のときに友達のお兄さんが『シャープ』の『X1』(エックスワン)っていうのを持ってたんです。
キーボードとテープレコーダーの記憶保存装置がついてまして、あれがとてつもなくカッコよく見えて…
更に掘り下げると『学研』から出てた、カートリッジを組み合わせるとラジオになったりテレビになったりとかした『何とかキット』っていうのがありまして、それがすごいかっこよく感じたんですよ。
まあ、機械オタクですね(笑)


小林 高校も工業高校でしたよね。そういう機械系が元々好きだったんですねえ。
ちなみに最初に買ってもらったPC-98って何か覚えてます?


激シブ 勿論覚えてますよ! 『PC9821Xs7w』(※i486機種のX-mateシリーズ)ですね。
Windows3.1がついてました。


小林 Xsかあ、懐かしいですね。
この当時まだ『Windows95』が出てなかったんですよね。


激シブ まだ『MS-DOS5.5』と『Windows3.1』が入ってましたね。
MS-DOS5.5でも『5.50a』と『5.50h』の違いがあったりして、色々PC9821の話は掘り下げられますよ(笑)


小林 あんまり掘り下げすぎるとちょっとマニアックになりすぎるので(笑)
じゃあ、このPC-98を買って最初ってどんなことをやってました?


激シブ 最初は何やってたかなあ…
『大航海時代』とか色々やってましたね。
それが高校1年ぐらいの頃ですかね、その頃にプログラムを始めました。


小林 プログラムって何から入りました?

激シブ 『C』(※C言語)ですね。
何でもかっこから入るので。


小林 当時はプログラム始めるとしたら『C言語』じゃなかったです?

激シブ そうですね。
僕のいた学校のすぐ近くに『北大』(※北海道大学)があったんですけど、昔はその北大の前に古本屋がたくさんあったんですよ。その古本屋を巡って、『C』のコンパイラの仕様書なんかを手に入れて勉強したって感じでしたね。
最終的にはPC-98の仕様書を買って、ドライバなんかも自分で作ってました。
高校3年の頃には簡単なゲームぐらいは… アドベンチャーゲームを作ったりまではしたんですけど、そこで高校卒業になって一旦タイムアップですね。


小林 じゃあ、高校生の頃にゲームを作るだけの腕は持ってたんですか?

激シブ ものすごい稚拙ですよ。
今と比べたらほんとに稚拙なものなんですけどそれは作ってましたね。


小林 プログラムをやり始めた頃って目的があったんですか?
こういうゲームを作りたいとか。


激シブ こういうゲームを作りたいっていうよりも「このゲーム俺も作りたい」っていう…
例えば小学生とかが『ポケ○ン』をやって「俺もポケ○ン作る」みたいな。
ただ、僕PCは持ってたんですけど、『PS』(※PlayStation)とか持ってなかったですね。


小林 へー、『ファミコン』とかも持ってなかったんですか?

激シブ 『スーパーファミコン』は持ってたんですけど小学生の5年の頃に親に捨てられたんですよ。

小林 あー、ゲームやりすぎて親に捨てられたってことですか?
あの頃の小学生なら一度は似たようなこと経験しましたよね。
本体隠されたりとか。


激シブ 昔のゴミ袋って黒いゴミ袋だったじゃないですか。
それを投げるときに中でガシャガシャいってるんですよ。
「あっ! これ絶対スーパーファミコンだ。これ捨てられるんだ…」って思いましたけど… 親には逆らえなかったですね。
うちの親はなかなか厳しい親だったので(苦笑)


小林 ちなみに小学生の頃にスーパーファミコン捨てられて、それ以降ゲームって高校生になるまでほとんどやってなかったんですか?

激シブ 持ってなかったですからね。
だから友達が『バイオハザード』の話とかで盛り上がってても全く興味が無かったですね。(高校生の頃は)パソコンばっかり触ってましたし。



■パソコン通信や同人ゲームなど
小林 当時プログラム以外だと何かやってました?

激シブ 『パソコン通信』(※80年代頃のインターネット以前に主流だったデータ通信)を繋いでた時代もありますね。
お年玉で貰ったお金でモデムを買って、親に内緒で電話回線を二股にして自分の部屋まで引っ張ってきてやりまして(笑)


小林 実は私もインターネット繋いだときに、数十メートルの電話線を買ってきて窓から家の外を通して自分の部屋まで引っ張ってやってましたよ。
電話回線止めてるのがバレると親に怒られたので…
昔はテレホーダイの時間しか出来なかったので、夜テレホ開始と同時に線をこっそり繋いで朝方近くまでやって線を外してって(笑)


激シブ 小林さんテレホマンじゃないですか(笑)

小林 パソコン通信のときって『テレホタイム』(※指定通話番号に対して23時〜翌8時の利用が月額定額制となる料金プランがあり、その利用時間帯のことを指す名称)とか無かったですよね?
かなりお金かかったんじゃないですか?


激シブ いや、パソコン通信って言ってもデータを大量に送受信するってものじゃなかったので、テキストなんか見て落とすぐらいで月1500円とかそんなものでしたね。
あの当時は携帯も流行ってなかったですから、『家電』(※家庭用電話機)の使用頻度も高くてちょっと電話代増えたって感じでしたしね。


小林 あの当時ってまだ携帯を持ってる人ほとんどいなくて『ポケベル』(※携帯電話やPHSが一般化する以前に流行った機器。サラリーマンや高校生の間で流行った)じゃなかったですか?

激シブ 僕『ピッチ(PHS)』持ってましたよ。
昔いましたよね、ポケベルに送るために片手でガシャガシャガシャってすごい早く公衆電話に打ち込む人。
あの公衆電話を押す音が好きだったんですよ。


小林 いましたねー。学校の公衆電話でガシャガシャ打ち込んでる人たち。
そういえばパソ通ですけど、さっきテキストを落としてとか言ってましたけどフォーラム(※『草の根BBS』等)みたいなのには参加してなかったんですか?


激シブ 参加してましたね。
そしたら知り合いの知り合いが『唐子ニコフ』(※SQUEEZディレクター)さんだったりとか(笑)
あの当時にパソコン通信やってた人って今うちの会社でもほとんどいないんじゃないですかね。


小林 いないですねー
たぶん、ニコフさんと栗原(※代表取締役)さんと… そのぐらいじゃないですかね。


激シブ 友達とかも出来ましたよ。同じプログラムを目指す友達も増えたり… でも1人ぐらいか(笑)
全然増えてないですね。
そのときはその友達が自分よりも全然すごい人物だったので衝撃を受けて…
「これはやばいな」って思って勉強したりとかもあったんですけど。
その人は『アリスソフト』を目指してたんですよ。
あの当時ってあんまりエロってありふれてなかったと思うんですけど、その当時であれだけ突っ込んだエロをやってるのはアリスソフトぐらいだったって言ってまして…


小林 じゃあ、その人は『アリスソフト』に入ろうとしてたんですか?

激シブ いえ、入るんじゃなくて『アリスソフト』の同人ゲームを作ろうとしてたんですよ。
その当時で同人ってかなり珍しいなって思ったんですけど。


小林 同人ゲームを作りたいって珍しいですね。
CG集とかは少しありましたけど、ゲームまで作ってやってる人ってあんまりいなかった気がしますよ。


激シブ 漫画だったら1人である程度やれるじゃないですか。
でもゲームって1人でやると時間がかかりすぎる…
「作るならもっとさくっと作りたいのに」ってこととか。
後はあの当時って同人ゲームにお金のにおいがあんまりしなかったからじゃないですかね。
まあ、今でもそこまでお金のにおいするかっていうと違うと思いますけどね。


小林 元々間口が狭かったから、その世界の事を知ってる人自体少なかったと思うんですよ。
だから、こっちの業界とか、ゲームを作るっていうことに詳しい人じゃないとそういうのが分かり難かったっていうのはあるかもしれませんね。
今は(同人)ゲームを作るにはお金このぐらい必要で… とかちょっと調べればすぐ分かりましたけど当時ってそんなの調べるのも難しかったのかなあって。


激シブ 今でこそ「東京ビックサイト!」とか新聞に載るぐらいですけど、199…4年とかそのぐらいの頃って同人ゲームっていうジャンルがあるっていうことを知ってる人って全然いませんでしたからね。

小林 エロいゲームがあるってこと自体ほとんど知られてなかったですよね。

激シブ インモラルな閉鎖された世界でしたね。
あと、「女の子市場」… ぼく「萌え」って言葉があんまり好きじゃないので「女の子市場」って言ってるんですけど、この市場はあの当時から馬力あるなあって思いますよ。
だって、あの頃はまさか喫茶店みたいな飲食業とかそういうのがここまで入ってくると思ってなかったですもん。
あの当時の規模から色んな業種が参入してもまだこれだけの規模で作る人もいるし買う人もいるっていうのはすごい馬力だなあって思いますよ。
その市場っていうのは、お金のにおいを嗅ぎつけて入ってくる人たちもかなり多いと思うんですけど、あの当時にお金のにおいを感じないで作ってた人たちっていうのは一番楽しかった時期なのかもしれないですね。


小林 お金を考えないで作ってるって人は今よりも多かったと思うんですよ。
純粋に「ゲームを作りたい」っていう人たちが集まってたんじゃないかなあって。
家庭用のゲームの方はちょっと分からないですけど。


激シブ 僕がゲーム開発者になろうって決めたときは純粋にエロゲーが作りたかったんですよ。
一番衝撃を受けたゲームっていうのがエロゲーだったので。
エロゲーが作りたいって当時思ってなかったら、今この会社にいなかったかもしれないですね。



■激シブ氏、ゲーム会社へ就職

小林 それじゃあ働き始めてからを聞きたいんですけど、さっき高校を卒業したらタイムアップだったって言ってたじゃないですか。
それは高校卒業で一旦ゲームを作ることから離れたってことなんですか?


激シブ ええ、東京に行って普通に電話関係の仕事をしてまして…
電話関係っていっても携帯の基地の付帯試験ってやつなんですけどそういう仕事をやってまして、そのときパソコンを東京に持ってっいったてたんですよね。
で、たまに自分のソースコードを見てたら「やっぱり(ゲーム)作りたいなあ」って思ってきて…
俗に言う「一年Uターン」ってやつですね、それでこっちに戻ってきたんですよ。
一番最初の会社を見つけたときって『アルキタ』(※『アルバイト北海道』アルバイト情報誌)で見つけたんですよ。
自分が今まで作ってきたプログラムはPC-98用のものでドライバとか音源関係とかも自分で作ってたやつなんですけど、その会社に入ってからはWindowsに変わってたのでもうWindows用のプログラムになってて、そこで初めてWindowsプログラムを勉強したんですね。
その会社でアドベンチャーゲームの基礎を勉強させて頂きました。


小林 最初の会社って何年ぐらい働いてたんですか?

激シブ 最初は… だいたい1年でした。
最初の会社では給料も家賃を払ったらほとんど残らないぐらいだったんですよ。
ただ飯は出るっていう会社だったんですけど1年ぐらいやった頃に「これじゃ何も残らねーじゃん」って思いまして、そこを飛び出したんです。
そして次に入ったのが別の○○○ってゲーム会社だったんですね。


小林 ああ! 知ってますよ。
懐かしいですね。


激シブ そこでその後一緒に会社をやることになる△氏と同じぐらいの時期に入ったんですよ。
ちなみに、その最初の会社ではイタリアンパセリさん(※SQUEEZグラフィッカー)とも会ってたんですよね。


小林 へー、それは初耳でした。

激シブ イタリアンパセリさんもあまり多くを語る人じゃないですからね(笑)
僕が入ってしばらくしてから、呱々さんも○○○に入ってきたんですよ。
最初はプログラム志望で入ってきたので僕が教えるってことになったんですけど…
それで1年ぐらいしたときに何人かで「この会社出るか?」って話になりまして、ほんとなんでか分からないんですけど(笑)
それで別の会社を自分たちで作ったんですよ。


小林 それはその会社の待遇があまり良くなかったとか、そういうのですか?

激シブ いや… ○○○の方が待遇は良かったですね。
ちゃんと給料毎月出てましたもん。
何が楽しくて三ヶ月に一回の給料にならないといけないのかと(笑)


小林 あっはっははは!

激シブ 仮に4ヶ月で開発してたとしたら一回しか給料出ないんですよ(笑)
あの頃は… 厳しかったですねぇ…


小林 でもそれってその環境になるっていうのはみんな納得してやったんですよね?

激シブ うーん… △氏から「会社出よう」って話が出たときはみんな微妙な顔してましたねえ(苦笑)
あ! そうだ思い出した。
全然関係ない話なんですけど僕が東京から帰ってきてすぐに、昔高校の頃一緒にプログラムをやってた友達と… その友達は大学生だったんですけど「一緒にゲーム作るか」って話になったんですよ。
「ゲーム作って売るにはどうすればいい?」
「金を借りればいい」って。
「ゲームは自分たちで作れるけどそれを世に出すための金がない。ならその金を手に入れないといけない」って、更にもう1人入れて3人ぐらいで某社に連絡して話したことがあるんですよ。
そしたらすぐに「金なら出す」って話になりまして… 羽振りよかったんですかね(笑)
結局お金受け取らなかったんですけど。
友達じゃないもう1人の方がビジネス用のソフトを作ってる人だったんですけど、その人が当時29才だったんですよ。僕たちはまだ10代だったからお金は無くてもゲームを作っていれば楽しかったですけど、そこでちょっと話が分かれて…


小林 やっぱり30代近いと生活を考えますよね。

激シブ そこで僕たちが「借金の肩に女の子を捕まえるゲームはどうですか?」って言ったんですよ。
そしたらそこの社長に「あなた方は借金取りになったことがあるんですか?」って言われましてね。今考えたらよく分からないんですけど… 別になったことなくてもゲームは作れるんじゃない? って思うんですけど
「この社長が言うことなら間違いないな」
「社長は言うことが違うよな!」
って妙に真に受けちゃいましたね。


小林 借金取りになったこともないのにそんなゲーム作れるのか? って言われたんですね(笑)

激シブ 言われちゃいました(笑)
すいません、脱線しまくりました。


小林 面白かったですよ。
じゃあ、その頃の苦労話とか笑い話とか、そういうの聞かせてもらってもいいですか?


激シブ 苦労話ですか?
お金の話ぐらいしかないですよ。


小林 あはははは!

激シブ その頃は本当に(ゲーム作るのが)好きでやってたみたいな感じですね。
お金無くても楽しかったですね。ただ、お金は実際に考えて… 年間60万ぐらいしか貰ってなかったんですよ。
最低賃金以下でしたね(笑)


小林 よくそれで生活できましたね?

激シブ 他の人は実家にいたりしたんですけど僕は会社にずっと住んでたので、お金が無くなってどうしようもなくなったら実家に帰ってご飯を食べてまた会社に戻ってくるみたいな。

小林 会社に住んでたんですか?

激シブ 住んでました。
会社だから色々なところから電話とかかかってくるので寝てるときも起きてるときも無いみたいな(笑)
僕は会社に住んでるので自由気ままにやってましたよ、起きて仕事して寝てって。たまに夜に呱々さんとドライブいったりとか。
そういう感じで食ってましたね、懐かしいですね。何が苦労したかっていうとお金ですけど、楽しかったですね。
僕がプログラムをがーっ! と作って「どうよ?」って見せたら、すぐに周りから「すごくない?」って反応がかえってくる…
みんなをびっくりさせるような感覚っていうか…
ゲームは楽しみながら作りたいって思うんですよ。みんなを喜ばせる前に自分が楽しくないとゲームを作るってどうなのって思っちゃうんですよね。
意見としては極論なんでしょうけど、自分が楽しんで作ったものだからお客さんにも楽しんで欲しいっていう思いでゲームは作りたいですね。


小林 ただ淡々と作業化した工程でゲームを作るっていうのは作り手としても辛くなってきますよね。
モチベーションが続かないっていうか、「何のために作ってるんだろう」っていう、なんていうのかな…


激シブ それは『飽き』ですね。
飽きは僕らにとって一番の大敵ですね。僕がゲームを作ることに飽きたらもうこの会社にいられないですよ。
『任天堂』の方の本に書いてあったんですけど
「人に喜んでもらうものを作ることに飽きたら任天堂自体が成り立たない。会社をたたむしかない」
っていうことが書いてあったんですけど、本当にそれはそうだなって思います。



ということで、今回はインタビュー前編をお送りしました。
トーク時間がかなり長かったこともあり今回は前後編とさせて頂きます。
テックアーツのみならず業界全体のゲーム開発環境もずいぶんと変化してきているなあと最近は話を聞いていて感じることが多くなっています。
ゲームを作る動機であったりきっかけは人それぞれですが、激シブ氏も言っているように「ゲームは楽しみながら作りたい」という感覚は持ち続けていきたいものです。

それでは今日はこの辺で、また来週お会いしましょう。
スター小林でした。
See you next week. bey!bey!


関連商品紹介
タイトル名:『へんし〜ん!2 The アニメ』
ブランド名:May-Be SOFT



★前回のコラムにユーザー様から2点ほどご指摘がございました。
G.J?ディレクターへのインタビューについてですが
スケジュール調整が上手くいかなかったため間に合わずその後私が失念していたため放置されておりました。
時期は未定ですが何か別の案件で代替したものを開発スタッフにインタビューして掲載したいと考えております。
また、更新は一応今でも毎週なのですが、私の力量の無さからご迷惑をおかけしております。
出来る限り毎週更新を行っていく予定です。
色々と不具合も多く皆さんご迷惑をおかけしてしまいすいません。


★第22回のプレゼント当選者について
 今週中に当選者様へメールでご連絡させて頂きます。
 当選者への連絡を持ってご案内と変えさせて頂きますのでご了承下さい。


皆さんからのご意見・ご感想をお待ちしております。
「この人にインタビューして欲しい」や「社内のこういういったものを取り上げて欲しい」など
実現可能かどうかは別としてどんどん送ってください。
また、コメント及びメールに頂いた質問・ご意見への個別のご返答は基本的に行いませんのでご了承下さい。

メールアドレス: getchu_tech@teck.jp
 ※件名は「げっちゅ屋ブログ・テックアーツコーナー」だと助かります。

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