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2009年05月29日

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■美少女ゲーム20年選手も絶賛する『スマガ』

はじめまして、オタク・萌えコンテンツ情報の紹介サイト「かーずSP」の管理人・かーずと申します。そんなサイトを運営しているくらいなので、これまで美少女ゲームは20年前から数百本はプレイしてきました。それだけに美少女ゲームに関しては、朝、幼馴染みが起こしに来るだけでヒロインのエンディングまで見えてしまうほど新鮮味がなくなっているんですが、そんな筆者が久々に衝撃を受けたゲームこそ、『スマガ』なんです!

パッケ初回&通常版
このゲームを製作したニトロプラスというゲームメーカー、筆者はデビュー作の『Phantom -PHANTOM OF INFERNO-』からプレイしているので、どうしても硝煙と殺戮、銃器と暗殺、萌えよりも燃え、エッチよりもバトル、いわゆる「18禁」の意味が違うハードボイルドの印象だった( 『"Hello, world."』は・・・・・・まあ、いいじゃないか)。
そんなニトロプラスの最新作『スマガ』であるはずなのに、パッケージや画面写真からして他社の恋愛系美少女ゲームと同じような雰囲気なので、プレイ前は正直面食らうこともあった。で、不安な気持ちを隠せずにプレイを開始したんだが、コンプリートした今、はたしてどういう評価かというと、これは2008年を代表する名作ゲームとして歴史に残るのではないかと!


■過去の美少女ゲームを包括するメタフィクションの仕掛け

なぜか目覚めると空から落下中の主人公は、三人の空飛ぶ魔女達に話しかけられるも、そのまま地面に激突して死亡。気づくとあの世とこの世の間? 彼岸の世界でみたものは、真っ白な景色と、ぽつんと置かれている巨大なアナログブラウン管のテレビ。そのテレビに映し出された幼稚園児そのものの幼女は神様を名乗り、こう告げる。

「わたちは神様でち。生き返りたいでちか?」

04_天国で目が覚める

彼女から人生をリベンジ(やり直し)する能力を得た主人公は空から落ちてくるところから再開、主人公が何度死んでも生き返る伊都夏市で、トライ&エラーを繰り返しながらハッピーエンドを目指す。


というメタな構造を持ったストーリーだ。劇中の主人公が物語を巻き戻ってやり直し、違う選択肢を選んでハッピーエンドを目指していく様はまさに、僕らギャルゲーマーが普段やっている「バッドエンドを見てしまったら、ロードを選んで直前の選択肢まで戻ってやり直す」行為そのもので、この作品の内容自体が、美少女ゲームそのものをモチーフにしているという構図がエキセントリックである。

そしてこれがただのギミックに終わらず、ストーリーの中でも生きてくる。まず最初のシナリオでは、バッドエンドを繰り返しながらもツンデレ自称天才魔女のスピカという女の子とラブラブエンドになる・・・・・・両方死んでしまうが。ここまでは普通の恋愛ゲームといってもいい。

スピカ_雲海抜ける

しかしスピカも自分も死んでしまうエンディングに納得がいかない主人公は、神様にお願いして空から落ちる最初の地点からリスタートする。「今度こそスピカを幸せにしたい」と思って行動するものの、シナリオ的にはガーネットのフラグばかりが立ち、スピカには近づこうとすればするほど嫌われるばかり。しまいにはスピカを死亡させてしまったりガーネットを傷つけたりする苦悩の内容が続く。

ガーネットお買い物_a

前のシナリオでスピカとの恋愛を経験したまま次回には別の子と結ばれんとするこの構造は、恋愛ゲームで一人の女の子と結ばれた後、また最初からゲームをプレイして今度は別の女の子を狙うというプレイヤーへの比喩で、しかもそれが本来は残酷な行為なんだという皮肉がメッセージに込められていると感じたんだけど、ガーネット編はなんとも切なさが漂う、スピカ編とはまったく印象の異なるシナリオだった。

しかしそんなガーネットの鬱シナリオをクリアすると、今度は三人目の魔女・ミラのフラグが立つ三回目のリスタートへ。ここまで来ると主人公はどう行動すれば上手くいくのかをすべて知り尽くしているわけで、魔女達の行動を先回りして好感度を上げていく。劇中で日下部というサブヒロインが「貴方はまるでゲームの攻略法を知っているかのよう」と揶揄されるが、まさに主人公は、ゲームを知り尽くしたプレイヤーそのものを体現しているわけだ。

ミラ_ウサギ抱き

そして三人のシナリオをクリアして、ゲームは終了・・・・・・するわけではない。ここまでで一本分のゲームの分量はあるのだが、本領発揮はここからだ。今度はさっきまでの主人公が幼稚園児の神様と同じ立場に立って、テレビの中にいる主人公にアドバイスしながらハッピーエンドを目指す。つまり、


ユーザー

カチカチうんこマン(一週目の主人公)、神様がいる世界

やわらかうんこマン(二週目の主人公)、スピカたちがいる世界

いい大人に「うんこマンうんこマン」って何度もタイプさすなよ!って感じだけど、今度は劇中劇としての『スマガ』がスタートすることになり、プレイヤーは一週目よりももう一段引いた視点からゲームを遊ぶことになる。ややこしいっ! しかしこれがただのギミックに終わらず、物語の謎と密接な関係を持つ大かがりな仕掛けになっている。
何度もループ経験してきたカチカチうんこマンだからこそ、やわらかうんこマンに的確な助言をするだけで、ヒロインたちを一週目よりも明るい未来=新たなハッピーエンドに導くことが可能になる。
しかし我々プレイヤーにとっては立場的にはカチカチうんこマンに近いので、やわらかうんこマンに対しては傍観者もいいところ。感情移入はいったんここで薄まるが、伊都夏市や魔女の謎がどんどん明らかになっていき、モチベーションは高まっていく。
そしてクライマックスでは最後の一人をハッピーエンドに導くために、カチカチうんこマンとやわらかうんこマンが同一化するんだが、ここでプレイヤーも一緒に同一化する気持ちが味わえる。多重レイヤー的存在だった「ユーザー」「カチカチうんこマン」「やわらかうんこマン」が重なり合い、大団円を迎えるトゥルーエンドはなんとも壮大なカタルシスが味わえるのだ!
この気持ちいい感覚、みんなもぜひ!



■『スマガ』の世界を彩る、一流アーティストたちの音の共演

このゲーム自体がこれまでの恋愛ゲームの構造を内包していることは書いたが、それが徹底していると感じたのがエンディング部分。『スマガ』のタイトルは、三人の魔女達のチーム名「STAR MINE GIRL(スターマインガール)」の略ではあるんだが、シナリオ毎にS・M・Gの綴りで毎回凝ったサブタイトルが表示される。一週目のガーネットシナリオは「SAD MAD GOOD BYE」、大団円のミラシナリオは「SEE THE MAGICAL GOLD-STAR」など、サブタイトルに込められた意味をしみじみと噛みしめながら、何度もエンディングテロップを迎えるわけだが、ここでさらにキャラクター毎に用意されたテーマソングが曲が流れてきて、一つ一つのシナリオがそれぞれの独立した恋愛ゲームをプレイしているような感覚になる。

そのボーカル曲もまた秀逸。スピカシナリオのエンディング「アイノコトバ」ではスピカの孤独さと、だからこそ愛を知ることで心が満たされる様をRioさんがしっとりと歌う。ガーネットシナリオの「真実の灯」ではTHE SPINがガーネットの本音を激しく歌い上げる。Qubeの歌うミラシナリオのテーマ曲「イデアリズム」 は、ミラの底抜けの明るさや情熱、常にポジティブな側面がよく出ている。
そして、これら『スマガ』の世界を統一する主題歌『(a)SLOW STAR』はSwinging Popsicleによるもの。アップテンポかつキャッチー、そしてどことなく滑稽さを感じるのは、何度も死んでは生き返る主人公の悲劇を通り越した一種のおかしさと妙にマッチしていて、もっとも『スマガ』らしいと言える一曲だ。その他、驚きの大槻ケンヂ参入による人生リベンジのテーマ曲「あくびの戦士がふぁー」 いとうかなこの「happy blue sky trip」がどのシーンで流れるかは実際に確かめて欲しい。単体でゲーム一本分の主題歌の価値があるそれらの曲が、このゲーム一本の中で惜しげもなく使われているだけでも、プレイヤーは贅沢な幸せを感じられるだろう。



■かーずがもの申す! 『スマガ』唯一の不満点とは・・・・・・

ただここまで褒めておいてなんだが不満点がないわけじゃない。テキストを一文づつこまめに表示しているので、マウスクリックの回数が倍増して時間がかかるしイライラするのはマイナスだ。しかもそれに反してメッセージ窓が不自然に大きいので、窓の下半分はいつも余ってる状態がなおさら疑問。

09_地面激突を回避せよ!

例えば、

「じゃあな」
(クリック)
宮本は足早に立ち去った
(クリック)
「それじゃ、行きましょ」
(クリック)

という感じで、目線で読むスピードにブレーキがかかってリズムが崩れる。メッセージ窓に空白が目立っているのだから、台詞+説明を一緒に表示させて欲しい。

「じゃあな」
宮本は足早に立ち去った


までを一気に表示させるだけでもクリック数は1/2に減り、かなり快適になるだろう。あとメッセージ窓が大きい難点として、エッチシーンでもかなり重要な部分を隠してしまうことがままある。スペースキーを押せば窓は消える仕様にはなっているんだが、筆者には女の子の台詞と声・グラフィックをまとめて同時に楽しんでこそという美少女ゲームというポリシーがあるので(あ、アホとか言わないで!)、エッチシーンのみ漫画の吹き出しのように上部の端に台詞を表示することや、状況説明も完全に窓を透過させて少しでもCGの表示面積を大きく! 肌色の描き方が非常に美麗な、せっかくの津路参汰氏の可愛い絵がもったいない。



■人生リベンジAVG『スマガ』が伝えたかったモノ

02_第2弾ポスターイラスト

とお小言を述べてしまったが、ゲームの構造や音楽、CGのみを見て高い評価をしているわけでは勿論ない。それはあくまでも演出や枠組みの問題であり、話がつまらなければ意味がない。『スマガ』は、主人公(うんこマン)が何万回死のうとも諦めずに頑張り続けることで夢を叶える雄大なハッピーエンドの物語だ。こうして言葉にするとこっちも気恥ずかしいし、読む方も青臭くてブラウザを閉じたくなってくると思うけどちょっと待って欲しい! そう思えるのは、誰もが子供の頃に持っていた夢や希望を、次第に大人になって現実の壁を知っていく中で、諦めて、今はもう無くしてしまった純粋な想いがあったからだろう。

そう、現実にはいくら努力しても手に入らないものはたくさんあるし、可能なことよりも不可能なことの方が多い。全員が幸せになるハッピーエンドなんてフィクションのお話の中にしか存在しない。そんなこと言われなくても分かってる! 分かった上でも、やっぱり人には生きる希望や夢が必要だ。この物語は、強く想い、願い、努力することは時に現実を越えることを、うんこマンを通してユーザーに訴えかけている。

本編に出てくる、印象的な言葉がある。

『――セカイを変えるのは、人。
人を変えるのは、心。
心を変えるのは、たった一言の言葉で足りる。』


何かのきっかけさえあれば、心は変われる。その気持ちが人を変えて、周囲を変える。もっと望んだ未来に、理想に近づける。そのきっかけがこの『スマガ』であることを、切に願う。


文:かーず(かーずSP)

■関連サイト
ニトロプラス
かーずSP


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