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2009年06月03日

こんにちは。はむはむソフトWeb担当の下地和彦です。
第一回を見ていただいた皆様、ありがとうございます。
タグが「タライ」になってるのを見て、吹き出してしまいました。
管理人様グッジョブ!
「タライ」タグでずらりとコラムが並ぶよう頑張ります。

さて、doinaka-ch5.comにて、ド田舎ちゃんねる5のあらすじが公開されました。
まぁ……そっちで描かれているネタについて解説するのも無粋なので、
あまり細かいことには今回は触れないでおきましょう(ええっ!?)

第一回にて、鈴音村ホームページの作成に苦心したことを述べましたので、
今回は、その「鈴音村」という世界観そのものについてお話ししたいと思います。

『妹スク』及び『ないしょ』のとき、世界観はHシーンの流れから基礎を作っていました。
細かいことは除きますが、端的に言うと「Hをする場所」を考えて製作していたわけです。
『妹スク』であれば、相手が好きでわざわざ着てくれる場所ということで部屋内をメインに、『ないしょ』であれば、厳粛な学校の中で繰り広げられる秘密の時間を過ごす場所、という感じですね。

ham_getchublog02_01
しかし『ド田舎ちゃんねる5』は、舞台を製作する過程が前作までと大きく異なります。
今作は、徹底的に「鈴音村」という『箱庭作り』からスタートしました。
全ては、「ド田舎」という雰囲気をユーザーの皆様に伝えるため。
まずはそこに「あるもの」「ないもの」を選別しないといけません。
それにはまず選別できるだけの知識が必要だ、というわけで
スタッフ全員で図書館に篭り、地方の歴史・気候・文化から、電車の時刻表など細かいのを含めて資料をあさって勉強いたしました。

で、資料を集めた後。今度はそれを基に世界を広げていく番です。
そういう田舎に本当に存在するものだけを箱庭においていくのではなく、
面白おかしくなるために、「ド田舎」という言葉のイメージ上にあるものをピックアップしていきました。

例えば、「ド田舎」に「カフェ」はありません。
外から来る客も殆どいない状態なわけだから商売が成り立つわけがない。
そもそも、全員殆ど顔見知り状態であるド田舎村民同士が交流を持つのであれば
それぞれの自宅で寄り合うだろうから、カフェは必要ないのです。

もちろん、普通の田舎に「カフェ」が無いなんてことないです。
だから、あくまで鈴音村はフィクションの塊なわけですが、
逆に田舎と違って「ド田舎だから」という理由で外してはいけないものもあります。

それは例えば「送電線の鉄塔」。
ゲームが現代劇であり、当然、僻地とはいえ人は生活しているわけですから、
流石に電気が来ていないというのはやり過ぎ。
また、その場所まで電気を伝えるものは絶対に無くてはならない。
というわけで、緑の山からニョキニョキと大きい鉄の木を何本も生やしました。

ham_getchublog02_02
「せっかくの緑溢れる風景に鉄塔が映ってるなんて勿体無い」という方もいらっしゃるとは思いますが、
自分は逆に、緑の中にこういう無骨なものがあるのが好きで、
それをひっくるめて生活感のリアリティが出てくるのではないかと考えています。
だから、獣道や田んぼに向かう土だけの道もあるけど、舗装道路も外せません。
住宅は潰れそうな木造だけど、村役場などはコンクリート作りです(一種のミエみたいなもんです)。

また、村の広さも重要です。
広さが何haとかそういうことではなく、場所AからBまでの距離と時間が大事です。
電車の時刻表を調べたと前述しましたが、時間について今回はリアルにしました。
例えば、主人公・啓助の家から鈴音学園までは徒歩で1時間程度かかります。遠い……。
しかし学校がそこにしか無いのだから、村を出ないかぎりそこに通う他ありません。
もっと遠くから通っている人間も居るでしょう。
もちろん都会でも目的地まで1時間なんてザラだとは思うのですが、
それは交通機関を使っての話で、流石に「徒歩で」というのは少ないのではないでしょうか。

ham_getchublog02_03
こんな感じで鈴音村の箱庭作りは行われました。
はっきり言うと「鉄塔」などはゲームの内容自体には殆ど関係ないことなのですが、
これらをしっかり決めておいて「ああ、こういう村なんだ」という認識のもとで
ゲーム作るのと作らないのとでは、ネタの出る出ないがこんなに違うのか……と
製作者として今更ながら気づいた部分も多々ある、今回のゲーム開発でございます。
このような「生活感」や「都会との違いや接点」を散りばめ、
それらを直接的にも、間接的にじんわりとも感じ取れるものにしたいと考えて製作しております。
お楽しみにしていただけますと幸いです。

ところで、「徒歩で1時間かかる」と書きましたが、
だからといって、シナリオでその部分を長々と書いたりはしません。
もちろんそれには理由があります。
通学中にド田舎特有のキャラが出てきたりもしますが……この辺はまた別の機会ということで。

お読みいただきまして、ありがとうございました。
また次回も宜しくお願い致します。

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■これまでに落としたタライ
第一回「この村は全てフィクションです」

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この記事へのコメント

1. Posted by 神代 一郎   2009年06月03日 22:06
学校まで1時間ですか。
うちの場合だと、家から駅まで徒歩、30分ぐらいの距離ですね。
なので、田舎暮らしの者にしてみれば、普通に歩ける距離ですね♪

設定の奥深さ、とても面白いですw
次の記事が、楽しみになってきました。
2. Posted by atata   2009年06月04日 02:06
トイレはボットンか水洗か気になる・・・
けっこう際どいかと
私の祖母の田舎はボットンでした・・・
3. Posted by 下地@はむはむ   2009年06月04日 15:08
>>神代 一郎さん

「田舎モノなら普通のコト」
そこがポイントですよねw

>>atata さん

少なくとも、村の玄関口付近は水洗だと思われます。
……肥やしにしてるところもあるかもw
4. Posted by 邪妖精   2009年06月06日 22:57
一軒家が結構見られますが、普通は数軒の家が固まる事が多いと思いますよ?何故かと言えば、電柱&伝線の節約になるから。
後は農業やってると大体裏に納屋とかがあって…
5. Posted by 下地@はむはむ   2009年06月10日 13:51
5 >>住宅密集

仰るとおりですm(__)m
しかし、イメージとしては中々捉えにくい部分でもございますので、
あくまで今作は、田舎を基本とした「仮想ド田舎」という設定で製作しておりますー。
「ひろびろ〜なんもねぇ〜」です。

農業絡みの背景は今後出てくると思います〜。

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