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2009年08月28日


9月2日(水)、「Elements Garden」によるコンピレーションアルバム『Elements Garden II -TONE CLUSTER-』が発売されます。

Elements Gardenのコンピアルバムとしては、昨年8月に第1弾がリリースされておりまして、その際にWeb媒体を横断するリレー・インタビューを行わせていただきました。
そして、実は今回もやっちゃってますよ、リレー・インタビュー!

8月18日に藤田淳平氏×Galge.comさん、21日に藤間仁氏×エキサイトアニメさん、25日に中山真斗氏×電撃萌王ブログさんがすでに掲載中。
そしてこの記事が、Vol.4の菊田大介氏×弊社げっちゅブログという流れとなっております。
ちなみに発売直前の9月1日には新曲のボーカルとしてアルバムに参加された影山ヒロノブ氏×アニメイトTVさん、発売後の9月4日にはElements Gardenリーダー・上松範康氏×マイコミジャーナルさんのリレー・インタビューが掲載予定ですよ。

といったところで前振りを終えて、菊田氏のインタビューにそろそろ移りたいと思います。

【Elements Garden・菊田大介インタビュー】
01

―本日はお暑い中ご足労をいただき、ありがとうございます。

菊田氏 よろしくお願いします。

―まずは今回のアルバム制作のきっかけ、そしてコンセプトなどをお話しいただければと思います。他の方のインタビューと重複する部分もあるかもしれませんが、それは気にしない方向で(笑)

菊田氏 はい、去年の夏に1枚目を出して思っていた以上に反響をいただけ、「やっぱりみんなも求めているんだなー」という感じがあったので、今年もやろうということに。
曲もある程度の数がたまってきていて、去年のアルバムにも入れられなかった曲もあったので、それをCDとして出していきたいという気持ちからですね。


―今回も色々な曲調の楽曲がそろっていますよね。

菊田氏 そうですね、今回は中山が参加するということで、5人の曲を入れたためバリエーションは前回よりも増えてます。そのバリエーション豊かな所がコンセプトでもあり、やっぱり影山さんが歌う新曲「Deus Ex Machina」がメインコンセプトというところがあります。
影山さんの参加が決まったからこそ、出てきたアイディアなどもあったりしますね。


―ジャケットイラストも前回よりもモチーフがはっきりしている印象があります。

菊田氏 教会のような建物にパイプオルガンのような楽器があって、壮大な感じになってます。新曲の「Deus Ex Machina」を聴いてもらえるとわかるんですけど、曲の中に入っている「ガシャーンッ」といった機械っぽい音はこのジャケットイラストからインスパイアしたものです。

―アルバムサブタイトルの“TONE CLUSTER(トーン・クラスター)”というのは、どういった意味なんでしょう?

菊田氏 説明が難しいんですが、もともとは“房状和音”を指すマニアックな音楽用語なんですよ。響きで決めたところもありますが(笑)、色んな音を同時に発する複雑な和音なので、僕たちの色んな楽曲がアルバムとして一つになっているという意味を込めています。

―その色んな楽曲が収録されたコンピアルバムですが、菊田さんが関わった曲としては新曲の他に「Try on!」「超新生-スーパーノヴァ-」「祝福のカンパネラ 」の編曲のみということで。

菊田氏 ちょっと色々な事情があり、偏ってしまいました(笑)
でも、編曲のみとはいえそれぞれ自分の色を出せた楽曲ですよ。


―実は今回のインタビューでは編曲というものについて詳しくお聞きしたいと考えてまして……


◆そもそも編曲ってなにをするの?
―音楽素人なので基本的なことをお聞きして申し訳ないのですが、曲作りにおける編曲のお仕事というのは何をされるんでしょうか?

菊田氏 極端に言うと、“作曲”で作るのはメロディですね。メロディライン。
編曲ではそれに対する楽器の入れ方だったり、コードを決めていく。ドラムやギターなどをどう使っていくかを決めるのが、編曲と考えてもらって間違いないと。


―どの楽器を使うといった事も編曲で決められるんですね。
作曲との違いというと?

菊田氏 僕は作・編曲と1人で両方やることもあるんですが、その時は違う作り方になりますね。作曲の段階から「こういう音を入れよう」といった全体像が見えているので、やりやすいと言えばやりやすい。
でも、他の人が作曲したものを編曲するというのも違う楽しさがあって…… 自分には無いメロディを編曲するというのはすごい勉強になる。編曲=アレンジのみの楽しさというのもありますしね。


―アレンジの楽しさを具体的に言葉にするとしたら、どうなりますか。

菊田氏 そうですね、言葉にすると「パズルのピースを埋めていく楽しさ」ですね。僕はジグソーパズルとか凄い好きなんですけど、「あ〜、ここにはまった!」って順番にどんどんピースを埋めていく流れが似てると思うんですよ。音をはめていって全体を埋めていくというのが…

―使う楽器を編曲で決められるということは、同じメロディでも編曲者によって変わっていったりしそうですよね。

菊田氏 人によって全然変わりますね。同じテーマを与えられたらある程度は似た曲になるとは思いますが、お任せだったり「カッコいい曲」といった抽象的な注文だと、まったく違うものが完成するんじゃないでしょうか。

―変な言い方になりますが、曲を“誰のもの”というときってまず作曲者の名前が前に来ると思うんですよ。でも、曲に色を付けているのは編曲者なんですね。

菊田氏 編曲って、やっぱりわかりずらい所があるから、そうかもしれませんね。TVの音楽番組とかでも作詞・作曲の名前しか出ないですからね。編曲は重要視されていないわけじゃないけど、見えずらい所ですね。
04

―なるほど、勉強になりました。それでは今回収録された菊田さん編曲の楽曲について、順番にお話をお聞きしたいと思います。


◆「Try on!」
歌:NANA / 作詞:外山堅、kanoko / 作曲:上松範康 / 編曲:菊田大介
PC『てとてトライオン!』主題歌


菊田氏 これは上松さん作曲で、結構バンドサウンドが強い曲ですね。
バンドサウンドは、自分の色とはちょっと違うところがあって、あまり自分からはやらないのでちょっとしたチャレンジでした。


―バンドサウンドにしようと決まったのはどういう経緯で?

菊田氏 メーカーさんの意向が「元気な曲」ということでしたので、わかりやすく、NANAさんのボイスに合うようにしようということで、バンドサウンドに決まりました。

―海と青空が広がる、夏らしい曲ですよね。
作曲は上松さんの担当ですが、上松さんからはどのような状態であがってくるんですか?

菊田氏 上松さんはピアノのメロディと伴奏だけで、リズムとか入っていないラフの状態ですね。もちろん作曲者によって全然違っていて、デモが作られていることもあるんですが、その場合は完成形が初めから見えているので編曲者にとってはやりやすいかもしれませんね。
でも、上松さんみたいにメロディと伴奏だけの場合は自由度が高いので、逆にどうやってもいいのでやりがいもあります。


―自由度が高い場合はどのタイミングで曲の完成形が見えてくるものなんでしょうか。

菊田氏 最初に曲をもらった段階で、作曲者と話し合いをするので大体そこで見えてきますね。


◆「超新生-スーパーノヴァ-」
歌:たかはし智秋 / 作詞:大王SP / 作曲:上松範康 / 編曲:菊田大介
雑誌「電撃大王」テーマソング


―お次は「超新生-スーパーノヴァ-」。

02
菊田氏 これは珍しいし、面白い曲ですよね。非常に思い出深いです。

―その思い出を詳しく聴いていきたいわけですが、まず雑誌のテーマソングということですが、「電撃大王」さんとの縁というのは?

菊田氏 雑誌のテーマソングというのが新しくて、斬新ですよね。
「電撃大王」のある方とは普段から遊んだりするくらい仲良くさせてもらっていて、先方から「こういうアイディアがあるんですが、一緒に作りませんか?」とお話をいただいたのが初めですね。そこで「音楽でこういうこともできるんだよ」というのを示せればいいなと思い、やらせてもらいました。
ボーカルもたかはし智秋さんということで、楽しく曲を作れましたね。声優さんに歌ってもらうことはもちろん他にもあるんですが、この組み合わせというのは珍しかったですね。


―たかはしさんにボーカルをお願いした経緯というのは?

菊田氏 「電撃大王」さん側からの提案です。たかはしさんとは「THE IDOLM@STER」の「Inspire」という曲を僕が作曲したというご縁があったんですが、「超新生-スーパーノヴァ-」では「電撃大王」さんがたかはしさんのファンなのでお願いしたらしいです(笑)

―作曲・編曲の話になりますが、こちらも上松さん作曲ですね。

菊田氏 そうですね、というか今回収録した3曲ともこの組み合わせですが(笑)
ただ、今回はアレンジに関して「電撃大王」さん側から「こうしたい!」という確固たるものがありましたね。


―ほほぅ、それはそれは。
「電撃大王」さんの編集者に音楽に造詣が深い方がいらっしゃるんでしょうね!

菊田氏 いらっしゃいますねー、わりとピコピコ系が好きな方です。
「超新生-スーパーノヴァ-」もピコピコ系で攻めましょうという話になりました。結果としてノリが良い、パッと聞いて耳に入ってきやすい曲に仕上がりました。とにかくキャッチー!


―CMなどで使用されることを考えると、キャッチーなのは重要ですね。

菊田氏 CMで使うお話も最初からあったので、そういう意味では15秒くらいで「あっ! この曲は!!」とわかるくらいキャッチーで耳に残るアレンジ、音の作り方を目指しましたね。

―なんとなく今回のリレー企画的に詳しく訊いた方が良さそうな気がしますので(笑)、もう少し「超新生-スーパーノヴァ-」について。作詞の大王SPというのは、なんなんですかね。

菊田氏 なんなんですかね(笑)
「電撃大王」さん側で作詞されていて、SPは“ソングプロジェクト”の略みたいですよ。作詞の途中で上松さんとは結構やり取りをしていたみたいで、収録現場でもたかはしさんから「ここは、もっとこういう風にしない?」という意見をもらいながら作っていましたね。作詞も作・編曲もみんなで作り上げた感じです。そういう意味では、一体となって作り上げた曲ですね。


―この曲は去年のCMやイベント限定販売のCDなどでしか聴けなかったので、アルバム収録は喜ぶファンも多そうですね。
Webで試聴も可能なようです。

菊田氏 レアトラックですね。
ゲームの主題歌もフルで聴くには初回限定版の特典CDとかのみの場合が多くて、ぶっちゃけそれもない場合もあるので、そういった曲を入れるのもコンピアルバムの醍醐味です。間奏とかもちゃんと聴いてもらいたい、という気持ちもあります。



◆「祝福のカンパネラ」
歌:佐藤ひろ美&NANA / 作詞:佐藤ひろ美 / 作曲:上松範康 / 編曲:菊田大介
PC『祝福のカンパネラ』OP


―それではアルバムのトリの曲、「祝福のカンパネラ」です。

菊田氏 これは、まー壮大な曲ですね。上松臭がする感じ(笑)
デュエットというのもまた珍しくて。僕自身デュエットの曲というのはそんなにやったことがないんですけど、豪華な2人にボーカルをやっていただけました。
うぃんどみるさんには以前からお世話になっていて、自分自身の転機となった「ZERO」(『はぴねす!』OP)という曲があったり、思い出のたくさんあるメーカーさんなので、今回も担当させてもらえてよかったです。


―上松臭の強い楽曲ではありますが、それを編曲する際に気をつけたりすることってありますか?

菊田氏 基本的に僕の臭いと上松さんの臭いって似ているので、派手にする所とか、緩急、ドカーンッていう所とか。なので受け入れやすいというか、上松さんを意識せずとも自分らしくすれば自ずとそうなる。

―なるほど。その似ている部分が多い中であえて違う部分というと、どこになるんでしょうか。

菊田氏 上松さんはわりとアコースティックに攻めることが多いんですけど、僕の場合は打ち込み、機械的なピコピコした方面で攻める。同じように派手な方向は向いていても、手段としての音の使い方だったりは違いますね。

―Elements Gardenさんは制作集団として一緒に活動されていますが、わりとそれぞれのカラーの違いというのがありますよね。

菊田氏 そうですね、パッと聴いただけじゃわからないとは思うんですが、よ〜く聴くとわかるんですよね。

―そんななかで、コンピアルバムの新曲は一緒に作詞・作曲・編曲されていますよね。どういった制作現場になるのかなと興味があります。


◆新曲「Deus Ex Machina」
歌:影山ヒロノブ / 作詞&作曲&編曲:Elements Garden


菊田氏 前回の「SALVAGE REQUIEM」に続いて、今回も作・編曲班として新曲に参加しました。「Deus Ex Machina」は影山さんに歌ってもらうということが最初にあったので、作・編曲で自分の色を出すよりも楽曲に影山さんらしさが出るように気をつけました。
もちろんElements Gardenっぽさというのは盛り込んでいるので、個人の個性というよりもElements Garden全体の個性が出る楽曲を目指しましたね。


―普段はそれぞれが自分の曲を作るという環境だと思いますが、みんなで作り上げるというのは作業的にも変わりますか?

菊田氏 とにかく時間がかかりましたね。話し合いの時間がすごく多くて、といっても「出来ないね〜」とかダラダラ喋っているだけなんですが(笑)
でも、その時間が割と楽しかったり、予想もしないアイディアが出たりして。一見すると無駄な時間なのかもしれないけど、一緒に音楽をやる中で実は大切なんじゃないかと気づきましたね。あと、偶然生まれたフレーズとか、間違えて書いたら良かったりと、偶然性を生かして曲作りをできました。
夜遅くまで一緒にやっていると、そういった普段は出せないノリがありました。いつもそうだと、色々と困るんですけどね(笑)


―影山さんに歌ってもらうというのは、どういった心境ですか?

菊田氏 僕はもろに影山さんの歌を聴いて育った世代なので、それはすごいものがあります(笑)
これまでにJAM Projectで2回ほどお世話になったことがあるんですが、その時もすごいお世話になりました。歌もすごい上手いし、人間性もすごく頼れるアニキ。僕ら若い世代にも壁を作らないで、等身大で話を聞いてくれるんですよ。もう、すごいな〜、と。


―今回のレコーディングでもお会いしたと思いますが、音楽の話意外にはどんな話を?

菊田氏 日常会話ですか? えーと、「背、デカイねー」とか……(笑)
あとは、僕のことを東北出身だと思われていたそうです。本当は東京出身なんですけど……スイマセン、そんな話しかありません。


―いやいや、変なこと訊いてこちらこそスイマセン(笑)


◆お嫁さんを募集中?
―さらに脱線気味に変なこと訊いて良いですか?
藤田淳平さんが先日のインタビューで「菊田はお嫁さん募集中」とおっしゃっていましたが、募集中ですか?


『お見合い写真
お嫁さん募集中!
自己PR「マイナスイオンたっぷりの27歳ランチパック系男子です☆」


菊田氏 エヘヘ(笑)
嫁の前に……って話ですけどね。


―そうですか。では彼女にしたい女性を女性アーティストでお答えください(笑)

菊田氏 女性アーティストですか(笑)
えー、芸能人で言うと! 中学生の時に好きだったのは「PUFFY」の由美ちゃんと「JUDY AND MARY」のYUKIちゃんでした。


―では今は?

菊田氏 もうすでに結婚された方は、どうでもいいかなというか(笑)
僕が好きになった方は、すぐに結婚しちゃうんですよ。


―なかなか人生は上手くいかないものですね。
では好きなタイプというと……

菊田氏 あまり外見は気にしませんね。やっぱり精神的な所からです。
なんというか、夢があるというか、楽しく仕事をしていたり前向きな人が好きです。
ちょっと病んでるというか、後ろ向きな人はこっちまでガックリ来ちゃうのでダメです。……何を言ってるんだろう(笑)


―なるほど、でも外見もちょっとは気になるんじゃないですか?

菊田氏 どうですかね(笑)
……笑顔が素敵な人が、好きです。口に特徴がある?
あっ、日本的な方が良いですね。日本女性! 大和撫子的な人が好きですね。


―結婚するなら、そういう方がいいですよね。やっぱり。
「エヴァ」のヒロインで言うと?

菊田氏 それはアスカです(即答)
まぁ、ある意味病んでるんですけどね!


―新劇場版では普通っぽくなってるので、良いのではないでしょうか。

菊田氏 そうですね、ちょっと……ライトだなー、という感じはしますよね。
でも、新劇場版では真希波も良いですよ!


―……菊田さん、「エヴァ」好きですよねー。

菊田氏 大好きです!
再放送からすごくハマって映画も見たんですが、音楽もすごい好きだったんです。


―音楽を始められたのって、その頃なんですか?

菊田氏 ちょうどその頃ですね、中学生時代。
まぁ、始めたというほどのものではないので、興味を持ち始めた時期。もっと深く音楽を始めたのは高校からですね。


―では、わりと初めからアニメソングがお好きだった?

菊田氏 音楽はもともと好きでしたが、その中でもアニソンというジャンルは好きでした。ゲーム音楽などのオタク的な要素が入ったものはなんでも好きだったんですけどね(笑)

―そこを入口にして、音楽を仕事にしようと思われたのはいつ頃なんでしょうか。

菊田氏 高校の頃、受験勉強をしていたんですがある日「勉強メンドくせーなー。そうだ、専門学校行こう」と思ったんですね。そこで親に相談したら「じゃあ、学費は半分払え」と言われまして。それでバイトしながら専門学校に通って、それが今の上松さんたちに出会うきっかけになりました。同じ専門学校で学んだ仲です。
でも、その頃はまだまだ趣味の領域で、音楽をずっとやっていくとは思っていなかったですね。ましてや自分がアニソンを作ることになるとは、思っていなかった。もちろん好きだったのでやれたら面白いだろうとは思っていましたが……
なので、今はすごく楽しいです。


―といった経緯があり現在につながるわけですが、今後やってみたいことなどは?

菊田氏 映画のオープニング曲とかやりたいですね。アニメ映画だけじゃなく、色々な映画のオープンエンドを作ってみたい。あと、子供が観るような番組の曲とかを将来やれたら、楽しいだろうなって思います。

―映画はよく観るんですか?

菊田氏 そこまで観る方ではないんですが、映画音楽、特にオープニングとエンディングは好きです。オープニング曲の「これから始まる感」とか。

―映画のオープニングはともかくとして、最近は内容とはかけ離れたイメージの楽曲がエンディング曲として使われることがあって、ちょっとなんだかなーと思う日々です。

菊田氏 そうですね、なんか合わないというのがたまにありますね。映画は特にそのギャップが生まれることがあって、「俺だったらこうする」ということがあります。

―共感をいただけて嬉しいです(笑)
そろそろお時間となりますので、シメに入らせていただきます。


◆ファンへのメッセージ
―定番で申し訳ないのですが、アルバム発売を楽しみにしているファンへのメッセージをお願いします。

03菊田氏 新曲はもちろん、今回はバリエーションとして面白いものが多く収録されています。レアトラックたくさんで、お得ですので、ぜひ買って頂きたいなと。全然、ファンへのメッセージになってないですね(笑)
前回のアルバムインタビューでも言っているんですけど、曲順って大事だなと思います。例えば、オリジナルアルバムに入っている曲をベストアルバムで聴くと印象が全然違ったり。曲がここにあることによって聴こえ方が違う、ということがあると思います。今回の場合だと、「祝福のカンパネラ」が最後にあることによって、こう聴こえるというね。
なので、ぜひ順番通りに聴いてみてください。


―MP3プレイヤー的なアイテムではなく、ということですかね。

菊田氏 僕もMP3プレイヤーは使っているのであまり言えないんですけどね(笑)


◆リレー・インタビュー バトン企画

―今回の企画として共通質問を用意させていただいております。
まずは、Elements Gardenのその他のメンバーについて一言紹介をお願いします。

菊田氏 まず上松さんは“師匠”ですね。色々勉強させてもらっていて、音楽で一番影響を受けたのが上松さんです。自分の音楽を左右した人。

先日お会いしたら激ヤセしていて、驚きました。

菊田氏 見た目的な問題というよりも、本当に健康面でヤバかったらしいです。肝臓的なものがまずかったみたいで、まわりからも「本当に痩せてくれ!」と言ってました。

―なるほど。では他の方について。

菊田氏 淳平さんは、前の会社で働き始めた時に一番最初に仕事を教えてもらったのが淳平さんですね。ファーストコンタクト。先輩的な感じでアニキ的な所もあるし、共有する趣味もあって友達的な所もある。ファミコンが好きだったり、他にはない共通項がありますね。
藤間さんは、なんでも相談できますね。プライベートなことから、音楽的なことまで。悩みの相談だったりとか、音楽についての意見とか。本当に何でも話せます。年齢も1つしか変わらなくて、音楽の趣味も合う近しい存在です。なんでも相談できる人。
中山君は、天才肌。それゆえに、ということもあるんですけどね(笑) 音楽も含めて、全体的に他の人にないセンスを持っている。


―中山さんは今回のアルバムでほぼ初めて表に出てくることになったということですので、なにか応援メッセージ的なものをいただきたく。

菊田氏 もっとハッチャけようぜ!
まだまだ、こんなもんじゃないでしょ。普段はもっとハッチャけてるんですよ。会社では奇声(気勢?)を上げたりしてるんですよ。本当はそういうノリのキャラなんですけど、あまり表には出していない。僕と2人の時はそんな感じなんですけど、やっぱり上松さんの前とかだと出せてない(笑)
モノマネとか得意だったりするので、「もっとそういうの出していこうよ!」と言ってるんです。「ぶらり途中下車の旅」のナレーションの方(滝口順平氏)のモノマネをよくやってます。


―それは、ぜひ9月5日のイベントで披露してほしいですね。

菊田氏 そう! 一芸として成り立つレベルなので、いつももったいないなと思っていたので、僕から見ると非常にうらやましい。僕は本当にモノマネとかできなくて……早食い&大食いは得意なんですけどね。

―それではイベントでメンバーがそれぞれ一芸披露ということで、よろしくお願いします!
では最後に、夏のオススメ曲。中山さんからのオススメはDAVE RODGERS「THE RACE IS OVER」です。

菊田氏 「頭文字D」の映画版でも使われていたユーロビートですね。夏にピッタリ、また良いところを選んできたなー。

―最近、菊田さんが疲れ気味なのでこれを聴いて元気を出してくださいとのことです。

菊田氏 疲れ気味、ですね……疲れ気味というか、もっと頑張れよ、ということですかね(笑)
これを聴いて奮い立て! レースはまだまだ終わりじゃないよと、そういうメッセージですね。


―勉強不足で申し訳ないですが、「THE RACE IS OVER」ってどんな曲ですか?

菊田氏 ユーロビートのすごくアッパーな曲ですね。DAVE RODGERSってユーロビート界のすごい大御所で、日本でも結構カバーされていたりします。もとはユーロビートなんだけど、J-POPとしてカバーされていたり。ユーロビート自体が夏な感じですが、特に「THE RACE IS OVER」は夏! ですね。車の中で聴くとアガリますね。

―では、菊田さんから影山さんにオススメする夏の1曲は?

菊田氏 JAM Project「SKILL」を挙げさせてもらいます!
「SKILL」自体は夏の曲というわけではないんですが、ライブで初めて聴いたのが「アニサマ」だったんですね。それで夏をイメージする曲になりました。
夏じゃなくても、いつ聴いても熱い曲ですね。


―最後に良い形でバトンを渡せました!
本日はありがとうございましたっ!


『Elements Garden II -TONE CLUSTER-』
発売日:2009年9月2日(水)
価格:3,000円(税込)
発売元:キングレコード
初回盤:スリーブケース付き
収録曲:
01.「introduction」
 作詞&作曲&編曲:Elements Garden
02.「Deus Ex Machina」(新曲)
 歌:影山ヒロノブ/作詞&作曲&編曲:Elements Garden
03.「尋ねビト」
 歌:Veil ∞ Lia/作詞:Bee'/作曲&編曲:藤間仁
 『ほしうた』
04.「星☆に願いを」
 歌:NANA/作詞&作曲&編曲:上松範康
 『お願いお星さま』
05.「ENGAGE LINKS」
 歌:真理絵/作詞:ayachi/作曲:藤田淳平/編曲:中山真斗
 『エンゲージリンクス』
06.「アルカディア・パレード」
 歌&作詞:片霧烈火/作曲&編曲:藤田淳平
 『姫さまっ、お手やわらかに!』
07.「Try on!」
 歌:NANA/作詞:外山堅、kanoko/作曲:上松範康/編曲:菊田大介
 『てとてトライオン!』
08.「Tears in snow」
 歌:佐藤ひろ美/作詞:tororo/作曲&編曲:上松範康
 『True Tears』
09.「超新生-スーパーノヴァ-」
 歌:たかはし智秋/作詞:大王SP/作曲:上松範康/編曲:菊田大介
 雑誌『電撃大王』
10.「ふれあ☆こんぷれっくす」
 歌:NANA/作詞:ayachi/作曲&編曲:中山真斗
 『ふわりコンプレックス』
11.「ガーネット・クレイドル」
 歌:長瀬弘樹/作詞:片桐由摩/作曲&編曲:藤田淳平
 『ガーネット・クレイドル』
12.「Bordar-境界-」
 歌:笶田みこ/作詞:海富一/作曲&編曲:藤間仁
 PS2『スカーレット〜日常の境界線〜』
13.「Silent Snow」
 歌:Rita/作詞:kanoko/作曲&編曲:藤田淳平
 『Sentinel〜センチネル〜』
14.「アンバーワールド」
 歌&作詞:佐藤ひろ美/作曲&編曲:藤間仁
 『アンバークォーツ』
15.「STAR LEGEND」
 歌:榊原ゆい/作詞:Bee'/作曲:上松範康/編曲:中山真斗
 『77〜And, two stars meet again〜』OP
16.「祝福のカンパネラ」
 歌:佐藤ひろ美&NANA/作詞:佐藤ひろ美/作曲:上松範康/編曲:菊田大介
 『祝福のカンパネラ』OP

(C)Elements Garden

『Elements Garden II -TONE CLUSTER-』発売記念イベント
日時 2009年09月05日(土)13:00〜
場所 石丸ソフト本店 7Fホール
出演者 エレメンツガーデン、影山ヒロノブ


■関連記事
Galge.com(2009年8月18日掲載)
「Elements Gardenコンピアルバム第2弾で作曲・藤田淳平氏を直撃取材!」
エキサイトアニメ(2009年8月21日掲載)
「Elements Gardenリレー・インタビュー Vol.2 〜藤間仁篇〜」
電撃萌王ブログ(2009年8月25日掲載)
夏だ! エレガだ! ベストアルバム第2弾だ! リレー企画で中山真斗氏を直撃……「軽音部に居た」だって!?
げっちゅブログ(2009年8月28日掲載)
Elements Gardenコンピアルバム発売記念! リレー・インタビュー第4弾は「菊田大介が語る編曲とは」※この記事

アニメイトTV(2009年9月1日掲載)
マイコミジャーナル(2009年9月5日掲載)

■関連サイト
『Elements Garden II -TONE CLUSTER-』公式サイト
Elements Garden Official Web Site
ARIA entertainment


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この記事へのコメント

1. Posted by [22]   2009年08月28日 16:58
5 >わかりずらい
「わかりづらい」?
>見えずらい
「見えづらい」?
>その思い出を詳しく聴いていきたいわけですが、
「聞いて」or「訊いて」?
文章全体についてですが、"話"につき「聞く(主に前半)」と「訊く(主に後半)」の両方を使用されていますが、何か意図があるのでしょうか?
>うぃんどみるさんには以前からお世話になっていて、
「ういんどみる」?
>音楽の話意外にはどんな話
「以外」?

・・・・・と、つっこみはこの程度(残りは内緒)にして、作曲と編曲の違いがなんとなく理解出来た様な気がします。どうもありがとうございました。
2. Posted by Wow   2009年09月05日 19:26
5 このアルバム本当に聞きよいです

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