Getchu.com：げっちゅブログ:連載企画『STEINS;GATE』ヒロインズレポート　第4回“漆原るか”は巫女で大和撫子な男の娘

2009年09月25日

連載企画『STEINS;GATE』ヒロインズレポート　第4回“漆原るか”は巫女で大和撫子な男の娘

5pb.×ニトロプラスのコラボレーション第2弾タイトルとなる、Xbox 360想定科学アドベンチャー『STEINS;GATE（シュタインズ・ゲート）』。

2D・HIGA（2次元美少女を愛でる会。秋葉原でワインを飲めるイタリア料理屋を調査中）のヒロインズレポート連載第4回として、今回調査したヒロインは“漆原るか”。
分類としては、いわゆるKKOW（「こんな可愛い子が女の子なわけがない」の略）な男の娘。KKOWはTYPE-1を女性人格、TYPE-2は性別・人格とも男性（でも可愛い）とされているが、“るか”は微妙に分類不可能である。どういった調査結果が出るか、我々としても興味津々なヒロイン（？）だ。
ちなみに、KKOWと女装っ子とは別物なので注意してほしい。

◆基本情報

“漆原るか”
CV:小林ゆう

年齢：16歳
身長：161cm
体重：44kg
血液型：A型
3サイズ：B73 W60 H77
誕生日：8月30日（乙女座）
職業：高校2年生（御茶ノ水にある私立花浅葱大学付属学園）

※2D・HIGAメモ
　秋葉原にある柳林神社の箱入り息子。礼儀正しく清楚な正当派美少女的性格。でも男。見た目もどうみても美少女。でも男。男なので胸はペタンコ。
性格も乙女チックな所があり、容姿も含めてそれを受け入れてくれる“まゆり”とは仲のいい友達。なぜか主人公の“オカリン”に懐いており、（邪気眼設定的な）師弟関係を築いている。
実家の神社では巫女服を着ている。神主である父親の趣味？　なのであくまで女装っ子ではないのだ！
私服はこんな感じ
女装ではないけど、やっぱり女の子っぽい。

◆特記事項

趣味：料理
※2D・HIGAメモ
　休日は自宅で母親と一緒に料理を作り、学校には自分で作ったお弁当を持って行く。とっても家庭的な大和撫子。でも男。

好きなもの：掃除/洗濯/料理
※2D・HIGAメモ
　家事全般が好きって、まさに家庭的な大和撫子。でも男。だが、それがいい！

特技：特になし
※2D・HIGAメモ
　日本的な奥ゆかしさからか特になしと言ってはいるものの、これだけ家事ができれば立派な特技だと思われる。

嫌い：注目を集めること
※2D・HIGAメモ
　目立つのが苦手の様子。自己主張もあまりせず、いざなにか言わないといけなくなると赤くなる。なんという小動物的可愛さだ！
お持ち帰りして一生懸命に掃除などをしてもらい、その姿を眺めたい。で、じっと見つめる視線に気づいた“るか”（裸エプロン）が赤面して「み、見ないでください……」と小声でつぶやくわけよ。どうよ、コレ！
……我ながらヒドイ感想だ。

愛用の品：妖刀・五月雨
※2D・HIGAメモ
　柳林神社に代々伝わる退魔の宝刀、などという設定は無く、“オカリン”からプレゼントされた模造刀（980円）。
師匠である“オカリン”から毎日の素振りを命じられている。そして持ち歩いていないと怒られる。

イメージする発明品：未来ガジェット2号機『タケコプカメラー』
※2D・HIGAメモ
　竹とんぼ式のCCDカメラ。軸の部分に小型カメラが仕込まれた竹トンボを想像すると良い。特価：5,480円。
動力無しでの空中撮影が可能。撮れた動画は激しく回転してブレているが、これは仕様です。
神社＝古き良き日本＝日本の伝統的オモチャである竹とんぼということで、“るか”＝タケコプカメラーを連想、とのこと。

◆名言集
「コスプレするなんて、ボク、恥ずかしいです……」
「あ、はい。頑張ります……。ええと、エル・プサイ・コンガリィ……」

※2D・HIGAメモ
　“まゆり”からいつも「コスプレして」と頼まれている“るか”。毎回「恥ずかしいから」と断っていいるものの、押しに弱い彼女（間違えた）はどこまで耐えられるのか!?
あと、“オカリン”の影響、というか命令されて厨二病的発言につきあわされている。ちなみに↑は正しくは「エル・プサイ・コングルゥ」。ただ、根が真面目すぎるためその邪気眼設定をすべて事実だと勘違いしている。

◆もし他のヒロインたちとメールのやり取りをしたとしたら？
“るか”×“まゆり”
　学校の話題が中心。2人はクラスメイト。
※2D・HIGAメモ
　学校だけでなく、放課後も一緒に行動することが多いようで、遊びに行く場所の相談などもしている様子。

“るか”×“紅莉栖”
　紅莉栖の方が気を遣って、得意分野である物理学などの話を振るが、るかはちんぷんかんぷんで話についていけず、謝る。
※2D・HIGAメモ
　珍しく“紅莉栖”が気を遣う相手。ただ、“るか”の方もそれ以上に気を遣ってしまうのでなかなか近しい関係が成立しないのかも？

“るか”×“フェイリス”
　フェイリスの語る厨二病設定を、るかは真に受けてしまう。
※2D・HIGAメモ
　“オカリン”と似たようなやり取りになりそうだが、“フェイリス”は“オカリン”以上の設定力で周りを巻き込んでいくので、“るか”がさらに翻弄されそう。

“るか”×“鈴羽”
　当たり障りのない内容。互いに1度ずつ返信するぐらいで終了。
※2D・HIGAメモ
　大和撫子オトメチックな“るか”と、体育会系（というよりもファイター系。パーティでは最前列）な“鈴羽”では、相性が悪い？

“るか”×“萌郁”
　萌郁の質問攻めに一生懸命答えようとするるかだが、あまりの質問の多さにパニックになってしまう。
※2D・HIGAメモ
　相手がメールを読み終わらない（送信から2～3分）で次のメールを送るのはやめましょう。

◆自己紹介トーク
るか　あの、こんにちは……。ボク、漆原るかと言います。

倫太郎　ルカ子よ。お前、『五月雨』はどうした？

るか　え、あの、岡部さんがプレゼントしてくれた、刀のことですよね？　すみません、持ってきてないです……。

倫太郎　常に肌身離さず持ち歩けと言ったはずだ！

るか　す、すみませんっ！　でも、あれを持ち歩いていたら、例え模造刀とは言え、警察の人に、捕まっちゃいます……。うぅ……。

倫太郎　妖刀『五月雨』は模造刀などではない。前に説明しただろう、あの刀は、清心斬魔流（せいしんざんまりゅう）の秘奥義解放のために必要な神器だと。

るか　でもあの、清心斬魔流って、お父さんに聞いても、知らないようだったんですけど……。文献らしきものも、探しても見つかりませんし……。

倫太郎　お前の父親はあえて隠しているのだ。文献については２００年前の“蛹化”で失われた。

るか　はぁ……そうなんですか。

倫太郎　そして清心斬魔流は、同時に、防人の巫女であるお前の中に封じられている、“邪悪なる炎”の覚醒を防ぐためのものでもある。

るか　えと、邪悪なる炎って、ボクの中に、なにか危険なものが宿っているんでしょうか？　だ、だとしたら、ボク、どうすれば……。

倫太郎　答えは1つ。妖刀『五月雨』を、己の手足のように使いこなせるまでになること。故に、毎日素振りを欠かすなと俺はお前に命じたのだ。

るか　す、すみません。岡部さ……じゃなくて、凶真さんが、ボクのために、そこまで考えてくれていたなんて。ありがとうございます、ぐすっ、ボク、嬉しいです……。

倫太郎　呑気に泣いている場合ではないぞ、ルカ子！　いいか、時間がないのだ。この趣都・秋葉原の防人はもはやお前１人。そのお前が邪悪なる炎に身を焼かれれば、この街は魔都へと堕落してしまう。

るか　でも、ボク1人じゃ荷が重いです……。凶真さん、ボクのこと、助けてくれますか……？

倫太郎　……言っておくが、俺の修行は厳しいぞ。それでもいいのか？

るか　頑張ります……、ぐすっ。凶真さんに、どこまでもついていきます。よろしくお願いします……。

倫太郎　分かった。ではルカ子よ。これだけは覚えておけ。秘奥義を会得したとき、防人の巫女であるお前の物語は始まるのだとな！

るか　え、始まるって……なにかが起きるんでしょうか……？

倫太郎　修行を始めるぞルカ子！　今すぐ『五月雨』を持ってくるのだ！

るか　あ、は、はいっ……！

◆イベントシーン抜粋

◆悪霊よ、去れ！
るか「え、ええと……っ、ええと……っ」

顔を真っ赤にしてあわあわしている。
なにか言おうとしているのだが、躊躇しているらしい。
照れのせいでパニクっているのか。くっ、未熟者め……！

るか「あ、悪霊よ……！」

大幣を頭上に高々と掲げ、左右へ揺らす。

るか「おかべ――じゃなくて、凶真さんから、出ていってください……っ！」

倫太郎「いいぞ、そのまま俺の腕に、フサフサを当てろ……！」

るか「えいっ！」

大幣の先端が、俺の二の腕に触れた。
ここでマンガのように衝撃波でも起これば劇的だったのだが……。

◆初めてのコスプレ
るか「……っ」

ルカ子は泣きそうだった。
というか涙目になっていた。
こ、これは、スカート短すぎだろ。
生足が実に艶めかしい……って、いかんいかん！
男の足を見て、俺はなにを言っているんだ！

るか「……は、恥ずかしい……。男なのに、女装なんて……」

まゆり「オカリンの感想はどうかなー？」

倫太郎「あ、ああ、そうだな……」

話を振られ、曖昧にうなずく。

見とれていた……と認めてしまうのは悔しい。
ルカ子はルカ子のくせに男なのだぞ。オス科だぞ。♂だぞ。

男が男に見とれるなど、あってたまるものか。

◆声優コメント
“漆原るか”役：小林ゆう

―はじめに『シュタインズ・ゲート』というタイトルを聞いて、どのようなイメージをもちましたか？

小林さん　とにかく、タイトルが「カッコイイ」というイメージを持ちました。想定科学アドベンチャーでタイトルからは「アインシュタイン」さんをイメージしました。
響きもよく、エッジの効いたタイトルだと感じました。

―ご自身の持つ秋葉原のイメージをお聞かせください。

小林さん　秋葉原は、お仕事でお世話になっている街です。空を見上げると、知っている色々なキャラクターさんの看板があって、とにかく親近感がわく街というイメージがあります。

―キャラクターについてお聞かせください。また、演じてみてご自身と共通する所はありますか？

小林さん　「漆原るか」キャラクター相関図に、ヒロイン？　という「クエスチョンマーク」が、るかさんに付いていて面白かったです。とにかく凄い魅力的で、どんなヒロインになっていくのか、わくわくしました。雰囲気と世界観に入りこみ、自分では違和感なく演じさせていただくことができたように思います。

―今回登場する「未来ガジェット研究所」。サークル内でどのようなアイテムを作ってみたいですか？

小林さん　「いっぱい食べれる胃袋」（アイテム）
食べるのがとても大好きなのですが、すぐお腹がいっぱいになってしまうので、たくさん食べれる胃袋があったら、嬉しいなと思いました（笑）

―限定版の特典として「ウソ発見器」が同梱されるのですが、誰にどんな質問をしてみたいですか？

小林さん　お洋服選びを迷っているときに、自分自身に使わせていただきたいです。

―本作品を期待しているファンの方へメッセージをお願いします。

小林さん　『シュタインズ・ゲート』を楽しみにしてくださっているファンの皆様、漆原るか役の小林ゆうです。外見的にも内面的にも、とても魅力的なキャラクターを演じさせていただけるという幸運に恵まれる事が出来ました。漆原るかさんという、魅力が幾重にも重なっているキャラクターさんを演じる事が出来て、とても嬉しかったです。
るかは、大きな選択を迫られるところもあったり、心の揺れ動き・葛藤、乙女心・可愛い部分など、いろいろな魅力がある方なので楽しんでいただけると思います。私も応援していきますので、是非皆様も、「るか」さんを応援していただけると嬉しいです。
とにかく、語りつくせない魅力がたくさん詰まっているので、是非、シュタインズ・ゲートの世界に浸ってください！　よろしくお願いいたします。

◆『STEINS;GATE（シュタインズ・ゲート）』
メーカー：5pb.
開発：5pb./ニトロプラス
プラットフォーム：Xbox 360
ジャンル：想定科学ADV
発売日：2009年10月15日（木）発売予定
価格：数量限定版 9,240円（税込）/通常版 7,140円（税込）
発売元　　：5pb.
限定版特典：未来ガジェット3号機「もしかしてオラオラですかーッ!?」（ウソ発見器）
　　　　　　設定資料集「VISUAL COLLECTION」

スタッフ（敬称略）
企画原案：志倉千代丸（5pb.）
シナリオ：林直孝（5pb.）
シナリオ構成協力：下倉バイオ（ニトロプラス）
キャラクターデザイン：huke
ガジェットデザイン：SH＠RP
プロデューサー：松原達也（5pb.）
アートディレクター：ぺはら塗装（ニトロプラス）
音楽：阿保剛（5pb.）/磯江俊道（ZIZZ）

コピーライト：(C)2009 5pb. Inc./Nitroplus

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