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2010年04月23日

ジャケット今井麻美さんのサードシングル「Horizon」が、4月21日(水)に発売されました。

こちらのシングルには、PC『白銀のカルと蒼空の女王』のオープニングテーマとなる表題曲「Horizon」。そしてカップリング曲には、WEBラジオ番組「今井麻美のSinger Song Gamer」のイメージソング「regret」が収録されております。

『白銀のカルと蒼空の女王』の説明を一応しておきますと、工画堂スタジオの人気作『暁のアマネカと蒼い巨神』に登場する“カル・ルスラン”にスポットをあてた、スピンオフ作品です。ソフトは2010年6月発売予定ということで、OP曲となる「Horizon」は先行リリースとなっております。シリーズのファンは、「Horizon」を聴きながらソフト発売に向けてテンション上げていくと良いですよ。

シングル発売にあわせて、今井さんから色々とお話を伺っておりますのでインタビューをどうぞ。

◆今井麻美サードシングル「Horizon」発売インタビュー
012

―それではよろしくお願いしまっす。
ファン待望のサードシングル「Horizon」が発売ということで、前回の「Strawberry〜甘くせつない涙〜」から半年ぶりのCDとなります。現在の率直なお気持ちは?

今井さん 3枚目のシングルが出るとお聞きした時に、私的には「とても早いペースだな〜」という印象を受けました。“半年ぶり”というのが正しいのか、それとも“まだ半年しか経っていない”というのが正しいのか、自分でもわからないくらい濃密な時間を過ごしています。なんというか、ちょっとふわふわしたきもちです。歌手としてデビューしてから1年になるんですが、ホントに濃密でこの1年が3年くらいに感じているので、自分でもびっくりするくらい(笑)
大人になると時の流れが早く感じて、「1年がアッという間に終わっちゃうよね」ってよく言うじゃないですか。でも、去年からの私は逆に1年を長く感じていたので、ホントに不思議な気分です。


―そんな今回のサードシングルですが、どのようなCDになっていますか?

今井さん 今までのCDは「歌っている人が一緒なことが共通点」というか、まったく違ったアプローチの曲を1枚に収めていたんですね。でも、今回に関しても収録されている「Horizon」と「regret」の2曲も全然違う方向性の曲調なんですが、どちらも“私”を強く感じられるなと思います。


◆「Horizon」
  優しく、強く、遠くを見据えて


―それでは各曲について詳しくお聞きしていきます。
表題曲の「Horizon」はPC『白銀のカルと蒼空の女王』のOPとなりますが、最初に制作が決まったときはどうでしたか。

今井さん 『白銀のカルと蒼空の女王』はとても人気のある『蒼い〜』シリーズの新作ということで、自分でプレイしたことはなかったんですが作品自体は知っていたんですね。とても可愛らしい絵だし、皆さんに人気があるのも頷ける作品だなという印象を持っていたので、「あの作品のオープニングだ!」という気持ちで歌わせていただきました。

―実際に収録してみた感想は?

今井さん 曲を収録した時に私の中でも『白銀のカルと蒼空の女王』の全貌は明らかになっていなかったんですが、『暁のアマネカと蒼い巨神』のスピンオフ作品ということで世界観をイメージしました。「優しくもあり、強くもあり、遠くを見すえている」というか、非日常の世界観を曲に強く乗せられるように気をつけました。ただただ強いだけじゃなく、幻想的な面も強さの中に織り込めたら良いなと思いながら、歌いました。
この曲は跳躍がたくさんあったり、メロディラインがとても難しくて最初に曲を聴いた時は歌い方に力を入れすぎちゃったりしたんですが、曲をもらってから収録まで少し間があったので「いかに聴いている人が心地よく歌に入っていけるか」を考えることに時間をかけられました。
自分の曲って、自分では素直に聴けない部分があるんですね。「本当はこうやって歌いたかったのにな」とか、「あっ、今のパートはまだ甘いな」とか、考えちゃったりするんです。でも「Horizon」は完成版を聴いたら素直に聴けたので、自分でやりたかったことをちゃんと表現できたのかなって思います。


―ゲームのOPとしては、イントロでガッと膨らませて壮大なイメージに持っていくメロディになってますね。

今井さん すごく不思議な曲ですよね。パワフルでありつつ、郷愁もあるし、哀愁もあるし、爽やかさもあるし、透明感もある。いろんなものが入り混じっている印象の曲です。シングルのジャケット写真はこの曲をイメージして撮影していただいたんですが、自然の中に息づいているいろんな音が自分に振ってきているような感覚があって……
ともすると、力強く歌ってしまいがちなメロディだと思うんですけど、それにプラスして人智を超えた何かが音の中に感じることが出来たので、それをうまく表現できたらいいなと。


―歌詞にもそういった、一言で表せない世界観がありますよね。

今井さん サビの「世界中の奇跡あつめ まだ知らない場所へ」というフレーズが『白銀のカルと蒼空の女王』に限らず、“ゲーム”という世界を表している気がしてます。RPGだったり、SLGだったり、ADVだったり、いわゆるゲームって謎や困難が散りばめられていて、それを乗り越えて何かにたどり着くっていうイメージが強いんですね。このフレーズにはそれが上手く込められていると感じていて、『白銀のカルと蒼空の女王』というゲームにピッタリな歌詞だなと思います。


◆「regret」
  未練たらたらソング!? でも前向きです


―一方のカップリング曲となります「regret」。
こちらは、今井さんのWEBラジオ番組「今井麻美のSinger Song Gamer」のイメージソングですね。

今井さん 今井麻美名義の曲としては、初めて作詞をさせていただきました。
自分のラジオで使わせていただく曲なので、作る前は「コミックソングみたいになるんじゃないかな?」って勝手にイメージしてたんですよ。でも、リスナーのみなさんと一緒にコンペをして曲も選んでいくという企画だったので、蓋を開けてみたら意外なメロディの曲になり、自分でも気に入っています。
ラジオが始まった時から企画はあったので、構想から完成まで約一年かかってます。長かったですね(笑)


―コンペの経緯は?

今井さん 明るい曲とRPGに使われるようなゲームッぽい曲、そして採用された曲と、3つの候補があったんですね。ゲームッぽい曲がイメージにもあうし、これが選ばれるだろうと思っていたんですが、実際には違う曲が選ばれて……
今思えば、わりと自分名義ではバラードを歌っていなかったので、そういう意味でも皆さん聞いてみたかったのかなと。テーマも“初恋”“片思い”“両想い”とある中で、なんと驚きのダークホース“失恋”が選ばれて、「ちょ!?」って(笑)
私は歌詞を書くときに、曲を聴いて聴いて、とにかく聴いてからダーって書くというやり方をしているんですね。でも「regret」のテーマは「今井さんの失恋話が聴きたいな(笑)」っていうリスナーの思惑が透けて見えた気がしまして……「お前らの策略に乗ってやるもんか!!」って駄々をこねた結果、思いのほか時間がかかっちゃいましたね(笑)
曲のアレンジも少し失恋っぽいものに変えてもらい、物悲しげな哀愁漂いつつもさわやかなメロディにしてもらいました。みなさんが曲を聴く段階ではすでに完成しているのが当たり前ですが、今回みたいに途中段階が聴けるっていうのは珍しいことだと思うので、そういう意味でも楽しんでいただけたんじゃないかな。


―一緒に作ってる感もあり、ファンの思い入れも強い楽曲になりましたね。実際の作詞作業はいかがでしたか?

今井さん 構想一年。作詞半日。みたいな?(笑)
全員に「そんなにすぐ書けるなら、もっと早く書け!」と突っ込まれました(笑)
でも、時間をかけてイメージを固めたからこそ、書き始めたら早かったのかなと思います。インタビューなどで、私は歌を歌う時に「絵を描く」って言ってるんですけど、作詞をする時も同じように色んな絵を思い浮かべるんですね。この「regret」に関しては物語というか、1つの曲を通して印象を皆さんに伝えるべき曲だなと思っていて。映画のワンシーンみたいな雰囲気、8ミリビデオを回しているイメージで絵を思い浮かべました。


―テーマは“失恋”ということですが、どのようなイメージを思い浮かべたんでしょうか。

今井さん 失恋すると、すごくつらいじゃないですか。人との出会いは恋愛だけじゃないけど、たまたま恋愛に発展してしまうとつらい別れがあるかもしれない。別れてしまったら、「友達として仲良くしましょう」というのはなかなか難しいと思う。だから、“失恋”って過去として忘れていくしかそのつらさを癒す方法がないんですよね。
恋愛以外のこともひっくるめて、自分が生きてきた人生の中で出会い、すれ違ってきた人のことを大切にしたいし、好きなままでいたい。そういう人としての“穏やかさ”みたいなものを描きたいと思いました。
「regret」の歌詞の女の子は失恋してから時間がたっていると思うんですよね。でも、「まだ好きだ」って言っている。私の中で曲の題名は「未練たらたらソング」だったんですよ(笑)。でも、それじゃあカッコつかないので“後悔”という意味の「regret」をタイトルにしました。未練や後悔はあるけれども、そういうものもひっくるめて自分の人生だから、よりを戻したいということではなく「大事に思っていても良いですか?」「ときどき思い出しても良いですか?」っていう、前向きな歌詞にしました。


―良い歌ですね。

今井さん ちなみに私の中での主演は、広末涼子さんか永作博美さんです(笑)

―すこし年齢層高めなイメージですね(笑)

今井さん でも、童顔! みたいな(笑)


◆ジャケット写真
 コンセプトは「逃亡者」?


―今回のCDはジャケットも印象的な写真となってますが、こちらの撮影はいかがでしたか?

今井さん これ、大変だったんですよ〜(笑)
静岡の中田島砂丘という場所でロケをしたんですけど、なるべく人がいない時間帯に撮影するためよる東京を出て、早朝に到着だったんですが、もうすごい大豪雨。ワイパーも役に立たないくらいで「もうこれは無理なんじゃなかろうか…」と思っていたら、「Horizon」の歌詞にもあるような奇跡が起きました! 撮影の数時間前になったら、信じられないくらいピーカンに晴れたんですよ。どんよりと曇ってた雨雲も、モーゼの海が割れるようにサーって青空が広がっていったんですよね。風はすごいままだったんですが、雨で湿ったおかげで砂が舞い上がらずにすみました。なので、空気が澄んでいて遠くまで見渡せて、「この曲にピッタリな奇跡が起こったね〜」ってみんなで言ってました。
でも風が強い中で撮ったので、ほとんどの写真は髪の毛がボサボサでした(笑)


―ジャケットに使われている写真はどのように選ばれたんですか。

今井さん 中には笑顔の写真も使っているんですけど、曲のイメージにできるだけ沿いたいということで、ジャケットにはキリッと遠くを見つめる写真を使いました。テーマは「逃亡者」です!

―逃亡者、、、

今井さん 何か使命を帯びている女性が囚われていた砂漠から逃げてきたという、物語設定を勝手に作ってました。着の身着のままで何も持たずに逃げ出してきたんだけれども、崇高な使命を帯びているから「困難には絶対に負けないぞ」という眼差しを描きたいと。でも、カメラマンの方に「逃亡者」というイメージを伝えたら、いろんな誤解をされました(笑)
「逃亡者」ということで、ポスターの写真とかは顔に砂が付いてるんですけど、「逃げている途中で転んだんだな」と思っていただきたいな、と。それでも負けない眼差し! みたいなね。



◆ファーストシングルから1年の歩みと、これから〜

―本人名義でのデビューから1年ということで、気持ちの変化などはありますか?

今井さん すごくありますね。1枚目の「Day by Day」は「気が付いたらCDを出させていただいてた」という感が強くて、その時のインタビューなどで言っていたように自分では実感がわかなくて、ジャケットの写真に写っているのは確かに私なんですけど、あまり自分だと思えないというか、不思議な感覚がありました。
で、2枚目の「Strawberry〜甘くせつない涙〜」になって、私の持っている青春ぽさを前面に出して、笑顔で走り回っている写真を使ってもらったり、収録の時も微笑みながら楽しく歌っていたり、ようやく自分らしさを出せるようになったんです。
そのうえで2010年に入ってからは、歌にしてもそれ以外のことにしても、“それまでの自分”とは違う感覚がありまして。今まで自分の手が届かなかったところに、少しずつだけど届くようになってきたというか、「もっと表現をしてみたい」と漠然と思っていた部分が自分の中で明確になって、「こういう風に歌いたい。こういう風に受け取ってもらいたい」って考えられるようになりました。今までできなかったことが急にできるようになったという、自分の中でとても不思議な感覚があります。
やっぱりそれは、2009年に培ってきたいろいろな物が実を結び始めて、上手く使いこなせるようになってきたのかな。歌についても、写真でも、その中に自分が強く存在しているなって感じるので、そういう意味でも少しずつ成長していることが感じられるサードシングルになっているて思います。


―ご自分としても、これまで順調に歩みを進めている実感があるんですね。

今井さん いやー、すごく実の無い言い方ですけど、ここまで来れて“ラッキー”(笑)
やっぱり、未来ってわからないじゃないですか。自分がどうなっていくかとか……
枚数を重ねていけばそれでいいとも言えなくて、ひょっとしたら「勢いのあった1枚目の方が良かったね」って言われちゃうこともあるかもしれなくて。
3枚目のCDって、積み重ねてきたものが分かると思うので、そういう意味でも自分の芯になる部分をキチンと作品に乗せられるようになってきて、ここからが本当のスタートなんだと思います。
「Horizon」が自分が変わり始めてきたことを実感してから最初に歌った曲なんですね。今まで難しい曲を収録する時は、たくさんたくさん歌って、お腹が空いてご飯を食べたら元気になって上手く歌えるようになった、という流れだったんです。でも、準備段階から自分の中で意識改革が起こっていた状態だったので、スタートダッシュで歌えたんです。今までは自分の力だけでは上手くできない部分もあったんですけど、「Horizon」からは「自分が行きたい場所」に向けて最初から進んでいける感覚があります。自分の力でうまく曲をつかめるようになって、歌っていてとても興奮しました(笑)
レコーディングが楽しくて、充実していました。


―この一年で自分の中で変わった部分を具体的に言葉にするとしたら、どこだと思いますか?

今井さん 「Horizon」と「regret」の2曲を取ってみても、実は歌唱の方法が違うんですよ。声の出し方が全く違っていて、正直「regret」に関しては今まで挑戦したことのない歌い方をしています。上手くいくかどうかは本番までわからなかったんですが、実際に歌ってみたら「こういうニュアンスを乗せたい」と思い描いていたものがスッとできたり。そういった部分で、耳も良くなっているんだと思うし、感覚も研ぎ澄まされてきたんだと思うし、逆に自分に足りたいところも今までより見えるようになってきてる。今までは「頂いた曲を大事にしたい」という思いだけだったんですが、そのうえで「こういう曲だったらこう歌いたい」みたいな欲が出てくるようになってますね。
上手くできなかった時は、よりいっそう落ち込むんでしょうけど(笑)


―アーティストとして新たなステージに立ったということでしょうか。それを踏まえて、2年目に向けて目指す場所などはありますでしょうか。

今井さん 2010年に入ってからは、歌にお芝居もそれ以外に関しても、とても充実した毎日を生きているんですね。でも、そういう毎日が続くと不安になっちゃったりもするんですね(笑)
歌では3枚目のシングルを出させていただいて、喜多村英梨ちゃんと「ARTERY VEIN」というユニットも組ませていただいていて、毎日が挑戦。それをうまく乗り越えられた時の快感が本当に気持ち良くて。ハードルを越える機会があること自体、幸せなんだと思っています。でも、それを不安に思ってしまう時があると、すごく怖くなっちゃうんだろうなとも思っていて……
なので、2010年はその不安を感じることなく、自分が舞い上がってしまうことのないようにイメージをしっかり持って、地に足をつけて一歩一歩着実にいろんなことに取り組んでいけたらと思います。


―それでは最後に、ファンへのメッセージをお願いします。

今井さん 今井麻美として3枚目のシングルを出させていただきました。これもひとえに、皆さんが応援して下さっているからだと思います。今回は、『白銀のカルと蒼空の女王』というPCゲームの曲「HORIZON」、そして私が作詞をさせていただいた「regret」の2曲が入っています。どちらも聴きやすくて、皆さんのツボにハマる曲になっているんじゃないかなと自分でも思っています。是非一度、手に取って聴いていただけたらと思います。よろしくお願いします!

―ありがとうございましたっ!


■関連サイト
5pb.records
PC『白銀のカルと蒼空の女王』公式サイト
今井麻美のSinger Song Gamer


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