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2010年12月28日

一般流通盤サンプルGWAVEの新プロジェクト“Trakker”が始動します。

“Trakker”では、Blasterheadのメンバーとして活動してきたTaishi氏が本人名義で作詞・作曲を担当。3年前に制作され、鮮烈な印象を残した楽曲「Insanity」の青葉りんごさんと再びタッグを組んで、美少女とクラブサウンドの新たな化学反応を生み出していきます。

そのCD第1弾となる「TRanswing -The Inner Gaze-」が、2011年1月21日(金)に発売。
今回CD発売に先駆け、Taishi氏とGWAVEの加藤プロデューサーにお話をうかがってまいりましたので、インタビューをどうぞ。

◆Trakker「TRanswing -The Inner Gaze-」 Taishiインタビュー

Taishi:プロフィール
19歳で商業デビュー。2007年にBlasterheadに加入し、学業と音楽活動を両立しながら名曲「鳥の詩」のリミックスなど、多くの楽曲を生み出す。まさにエレクトロニック・ミュージックの申し子とよべる、新世代のスーパーミュージシャンです。



―本日はよろしくお願いします。今回、GWAVEの新たなプロジェクトとして“Trakker”がスタートしましたが、どのような経緯でスタートしたんでしょうか。

加藤氏 PCゲームの音楽がクラブサウンドをやっているかたに結構親しまれているという最近の状況がありまして、我々としても美少女ゲーム音楽を愛してくれている方たちに向けて一つ仕事をしたいと思いました。その中でもしっかりクラブミュージックをやろうということで、企画がスタートしました。それで、以前から縁のあったTaishiにお願いすることになったんです。Taishiなら、やっぱりボーカルは「Insanity」を唄った青葉りんごさんだろう、ということで一挙にメンバーが決まりました。彼と青葉さんの組み合わせは「Insanity」一曲しかなかったのもあり、このプロジェクトでまとまった形として世に送り出したいという気持ちもあります。

―TaishiさんはこれまでBlasterheadの一員として活動してきたわけですが、今回自分の名前を表に出してCDを制作するということで、変化などありましたか?

Taishi氏 Blasterheadに参加しての初仕事が、“Trakker”のきっかけにもなった「Insanity」なんですね。その後、さまざまな経験を積んでいき、いろんな方にあってきた中で、今回個人名義でCDを作れるというのが本当にうれしいです。紹介していただいた加藤さんにも心から感謝しています。

―では「TRanswing -The Inner Gaze-」の話に移りまして。トランスベースのクラブミュージックということですが、どのようなCDに仕上がりましたか?

加藤氏 78分45秒という、CD容量ギリギリのボリュームになってます(笑)
ノーカット版は84分だったんですが、収録するために泣く泣く短く編集した曲もあります。


Taishi氏 CDを作るに当たり、コンセプトとして「自分と向き合う」ことを大事にしようと決めました。これは普段の曲作りでも気にしていることなんですが、「TRanswing -The Inner Gaze-」では特に大事にしています。
今まで様々なトランスを聴いてきて、自分でも作ってきた中でどんな形がベストかを考えました。現在の最先端の“トランス”とみなさんの中にある“トランス”、この2つの差というものをどうしても感じていて、その中間を取るか、先端を取るのか、ずっと悩んでいたんです。
その結果、最先端の“音”を取り入れつつ、従来のトランスの良さも取り入れつつ、さらに自分のやりたいことを埋めん込んだという、いろんな要素が詰め込まれた面白いCDになったと思います。


―注目してほしいところでもあると思いますが、例えばどのような要素が詰め込まれているんでしょうか。

Taishi氏 普通のクラブトラックではやらないようなことを入れていまして、例えば全般的にギターの演奏が入っていたりします。クラブトラックは通常、あまり派手な展開は控えるんですね。クラブトラックとして使いやすいよう、あまり展開しすぎず、でも展開はちゃんとあるという曲が結構多いと思うんですよ。でも「TRanswing -The Inner Gaze-」は“初めてクラブトラックを聴く人”に向けたCDにしたかったんです。その中でもさらに、今までクラブトラックを専門に聴いてきた人にも納得してもらえる形にしたかった。
その条件を満たすのが、ギターの音色。普段から馴染みのあるギターがあって、ボーカルも入る。さらに展開にも特徴をつけてます。初めて触れた時、クラブトラックの展開は冗長に感じてしまうという人が多いと思うんです。なので、できるだけ展開を多くしています。


―生楽器の演奏とボーカルによるメロディもしっかりついている、トランス初心者でも聴き入りやすい楽曲という感じでしょうか。

Taishi氏 そうですね、曲としてのバランスを取るというのも一つの目標にしました。僕の中ではしっかりできているとは思うんですが、最終的に評価するのはみなさんなので、聴いて感想いただければ嬉しいです。でも、どのような評価を受けるかはさておき、面白い一枚に仕上がったのは間違いないと感じています。
四つ打ちだけでなく、ドラムンベースとロックなテイストを混ぜたような曲もあります。こういった曲はおそらく、「Insanity」を気に入っていただけた方には喜んでもらえると思います。
やりたいことがたくさんあり、全部やっていた結果が78分という、とてつもないCDになりました(笑) 短くカットした曲もありますが、クラブトラックは冗長に聞こえてしまうこともあるので、そういう意味ではスリム化して聴きやすくなったかと思います。


加藤氏 彼はエレクトロの最前線ですが、やってることはクラシックでもあるんですよ。

Taishi氏 コードやバックにストリングスが入っているクラブミュージックというのも曲もあるんですけど、僕自身そういった曲が好きだったりします。たしかに加藤さんがおっしゃるように、クラシック的な要素は多いのかもしれません。

加藤氏 リフレインに感情を持たせるっていう、結構古典的な方法があるんです。同じ個所を聴いていても、Taishiはそれぞれに本当に意味合いを持たせたがるんです。そういう部分は、古典的なクラシックにつながる部分かなと、外から見ていると思います。

Taishi氏 クラシック音楽は主題、モチーフがあるんですね。そういったものを「TRanswing -The Inner Gaze-」にも取り入れたいと思ってました。なので、全篇通して登場するフレーズが実はあったりします。そういったものを探しながら聴いていただけると、面白いかもしれません。

―なるほど。クラブトラックは一人で家で聴くというより、大勢の人間と一緒に聴いて空間を共有するというイメージがあります。でも「TRanswing -The Inner Gaze-」は一人で聴き込むのにも適したCDになってますね。
ボーカルの青葉さんはわりとロックテイストの楽曲が人気ある印象ありますが、唄っていただいた感想などありますか?

Taishi氏 青葉さんは声優として演じている時と歌で声のギャップがすごくありますよね。たぶんファンの方は「Insanity」を聴いた時大変驚かれたと思いますが、僕もお会いして驚きました。「Insanity」を唄ってもらった当時から、「この人はもっといろんな曲が歌えるだろう」と思ってまして、Trakkerとして青葉さんに唄っていただけるなら僕も全力でぶつかっていこうと。実際に収録した時も声量もあるし、唄い方にもコブシが効いていて、歌い方の多様性を間近で感じることが出来て楽しかったです。楽しかったし、感動しましたね。聴いていただければわかると思いますが、さまざまな曲が収録されていて、さまざまな歌い方をしていただいているので、ファンの方は驚かれるかと思います。

―ボーカル曲の作詞もTaishiさんが担当されているんですよね。

Taishi氏 GWAVEのブラクラさんとの共作もあります。

加藤氏 Taishiの作詞の中で「Unmapped(アンマップド)」という曲があるんですけど、とても芸術的です。

Taishi氏 そう言っていただけると嬉しいです。ボーカル無しのクラブトラックとして聴いたらわりと普通かもしれないけど、ボーカルを入れるならちょっと面白いことをしたくなるんです。あえてリズムをずらして、シャンソンっぽい歌い方にしたり。「Unmapped」は歌詞も曲も自分で書いたので、完全な自分のワールドになっています。

―ボーカル曲のなかで、あえてCDを代表する曲を選ぶとすれば?

加藤氏 「TRanswing -The Inner Gaze-」のPVにも使用している「Separate Wings」ですね。この曲はなぜか女性うけがいいんです。9分40秒という長さの曲なんですが、収録のために編集しようとなった時にTaishiがガンとして譲らなかったんです。フェードアウトの長さまで指定されましたからね(笑)

Taishi氏 ぶっちゃけますと、僕が今まで作った曲の中で一番時間がかかりました。コーラスに土屋さんという、この業界ではスーパーキャリアウーマンの方にお願いしまして、「Separate Wings」のハモリが素晴らしい仕上がりになりました。僕自身、曲の編集をしていてゾクッとくるくらいです。おそらくアコースティックにしても良い曲になると思います。

―歌詞などはどのような世界観になっていますか。

Taishi氏 「Separate Wings」は“別れた翼”という意味でして、自分が過去に持っていたはずの羽ばたける何かを失ってはいるけれど、今こそそれを取り戻して空に飛び立とうという曲です。
CDを作るに当たり、1曲は代表曲と呼べるものを作ろうと思ったんですね。作曲にあたり「本当につらい時に自分を救ってくれるものって、なんだろう?」と考えまして、そこから作り始めた曲です。盛り上がって欲しい曲ではあるんですけど、つらい時に聴いてほしい曲でもあります。そういう気持ちを歌詞の中に込めているので、読んで何かが伝われば嬉しいです。この「Separate Wings」と「Unmapped」に関しては、情景も思い浮かべて曲を聴いてもらえればなと思います。


―「TRanswing -The Inner Gaze-」には「Insanity」をリメイクした「Insaniy -Rebirth-」も収録されるということですが、こちらはどのように原曲から変わっているんでしょう。

Taishi氏 「Insanity」をリメイクしようという話は、CD制作が決まった段階からしていたんですね。もともとドスンドスンいってたクラブサウンドだったので、それをさらにガチガチに固めていく方向性にしました。ギターの鈴木君も「Insaniy -Rebirth-」の収録のために新しいアンプを買ってくれまして、その甲斐あってゴリゴリなギターを乗せることもできました。ギターソロも彼の中で思うところがあったようで、そこも一つの聴きどころですね。ギターソロが一曲の中に3回もあります(笑)
ボーカルの青葉さんも「Insanity」から3年がたち、いろいろ考えていたことがあったようで歌い方にコブシを聴かせて、さらに進化しています。僕も作っていて、とても楽しかったです。土屋さんにお願いしたハモリも効いていて、3声5本の圧力がビリビリきます。


―豪華な曲になっているんですね。

Taishi氏 「Rebirth」という副題にも沿っているんですが、イントロにあえて原曲の音をあえて使ってます。生まれ変わって、はじまっていく。そういう意味で、僕の中でイントロも一つの聴きどころです。
クラブトラックに必要なことは、一番最後にドラムが入っていること。それによって、次の曲と繋がっていくんです。ですが、「Insaniy -Rebirth-」ではメタル的な要素も盛り込みたかったんです。なので、一番最後にギターを入れ込んでいます


―やはり現在のTaishiさんの集大成という曲になっているんでしょうか。

Taishi氏 やっぱり僕の中にある音楽の知識もこの3,4年で変わってきていて、曲作りはある種の大反省会でしたね。当時の自分だから出せた音というのも、もちろんあるんですが。副題の「Inner Gaze」とあわせて、自分を見つめ直す良いきっかけでした。

―それでは最後に、読者へのメッセージをお願いします。

Taishi氏 おそらく青葉さんのファンの方には「Insaniy -Rebirth-」に注目されていると思いますが、原曲から3年の間に成長した僕たちの全てをぶつけています。納得の仕上がりになっていると思いますので、ぜひ聴いてください。そしてこのCDをきっかけに、ぜひクラブにも遊びに来てください。みなさんが思っているほど、変なところではありませんよ(笑)

―ありがとうございましたっ!




以上、Trakker「TRanswing -The Inner Gaze-」Taishi氏のインタビューでした。
弊社としてもお話を聞いているだけで作り手の“熱”が伝わってくるようなインタビューでして、ぜひ形となったCDをみなさんに聴いていただければと思います。

「TRanswing -The Inner Gaze-」は2011年1月21日(金)発売ですが、これに先行してコミックマーケット79のGWAVEブースにてイベント先行版が販売。イベント先行版はイラストレーター“karory”氏が描くジャケットイラストが別バージョンになるとのこと。コミケ会場でしか手に入らないアイテムとなりますので、お買い逃しなく。
また、コミケ初日の12月29日(水)には青葉りんごさんのサイン会も開催。会場で「TRanswing -The Inner Gaze-」を購入した方が対象となります。こちらもご参加くださいませ。

◆「コミックマーケット79」GWAVE/TRakkerブース
開催場所:東京ビッグサイト
 西館 企業ブース No,633 GWAVE/TRakker
開催日程:2010年12月29日,30日,31日 (3日間)
開始時間:10:00〜各日イベント終了時間まで

・青葉りんごサイン会
実施日時:2010年12月29日(コミックマーケット79/1日目)
 第1部14:00〜14:30
 第2部14:45〜15:15
 第3部15:30〜16:00
会場:企業ブース No,633 GWAVE/TRakkerブース
参加メンバー:TRakker (Taishi、青葉りんご)
参加方法
 イベント参加引換券をイベント当日10:00より、先着順にて「TRanswing -The Inner Gaze- イベント限定ジャケット盤」購入者に配布。
※定員に達し次第、配布終了となります。



(C)GWAVE 2010

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GWAVE


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