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2011年02月10日

アニメ盤Kalafinaのニューシングル「Magia(マギア)」が2月16日(水)に発売されるということで、昨年末の渋谷C.C.Lemonホールで行われたワンマンライブに続き、お話をうかがってきましたよ。

改めてご紹介すると、Kalafinaはアニメやゲームなど幅広く活躍する音楽家・梶浦由記さんプロデュースによる音楽ユニット。劇場版「空の境界」の主題歌でデビューを果たし、複数の女性ボーカルによるコーラスワークと深みのある世界観が特徴です。CDもいいけど、生演奏のライブはパフォーマンスとあわせてマジオススメ。

今回発売される新曲「Magia」は、現在放送中のTVアニメ「魔法少女まどか★マギカ」エンディングテーマです。カップリングには、劇場版「空の境界」終章 カヴァーソング「snow falling」を収録。
シングルCDは通常盤の他、ビデオクリップDVD付きの初回生産限定盤、「魔法少女まどか★マギカ」描き下ろしジャケットが使用されたアニメ盤の3種類が用意されております。アニメ盤はカップリング曲が「snow falling」の代わりに「Magia (magic mix)」になってますので、ご注意くださいませ。

曲についてはインタビューをご覧くださいませ。それではどうぞ。

◆Kalafinaニューシングル「Magia」インタビュー
画像 008
Hikaru・Keiko・Wakana


―本日はよろしくお願いします。

WakanaさんKeikoさんHikaruさん よろしくお願いしまーす。

―まずはKalafinaでの役割も含めて、自己紹介からお願いできればと思います。

Keikoさん 他己紹介でいいですか?

Wakanaさん じゃあ他己紹介で、私からKeikoを紹介させていただきます。
Keikoは比較的低音の部分を唄うことが多いんですけど、Kalafinaはリードボーカルが決まっていないので曲ごとにそれぞれがリードボーカルを務めるんです。Keikoの場合はロックだったり、すごくパンチのある曲でリードを務めることが多くて、その度にカッコイイなと思わされます。
今回の新曲「Magia」では、いままでありそうでなかった静かな力強さというものを唄っていて、新しいKeikoを見ることが出来たと思います。唄っている時の力強さ、カッコよさってパフォーマンスにも表れているんですが、その表現にはもちろん努力が必要。その努力する姿勢ってHikaruにも共通するんですけど、私はそんな2人を見ていて「自分もがんばらなくちゃ」ってすごく思えるんです。やっぱり3人でいることに、本当に意味があるって感じますね。


Keikoさん Hikaruはですね、初めて会った時はすごく真っ直ぐな歌声を持つボーカリストだなって印象でした。KalafinaはWakanaと2人でスタートしたんですが、Wakanaとは違った魅力を持った高音のボーカルにすごく心を持っていかれました。その時の曲は結構アッパーチューンというか、ミディアムテンポの曲だったんですけど、力強い歌い方なんだけど真っ直ぐな芯を持っていて、その芯の部分を歌声に表現できる子っていうイメージ。どんな曲を唄ってもHikaruの声が持つ明るさが持ち味なのかなって思っていました。
でも最近は「Magia」のようなダークな曲でも力強さを表現していて、この3年間でいろんな歌い方を学んできたなと感じていて、一番最初の印象から変わりました。そういう歌声なのに、ちょっとフワリとした天然なキャラクターも持ち味なHikaruちゃんです。ライブでもグッズ紹介のコーナーとか担当していて、キャラが立ってます(笑)


Wakanaさん 世界一優しい押し売りって、梶浦さんに命名されてます(笑)

Hikaruさん 押し売りじゃないですよ?(笑)
では、そういう部分もあるHikaruからWakanaさんを紹介します。Wakanaさんは本当にきれいな高音をお持ちで、初めて聴いた時は「空から声が降りてきた」という印象でした。すごく真っ直ぐなんだけど広がっていくというか、みなさんは“女神”と表現されるんですけど、本当に淡い光が差し込んでくるような神々しさです。直接会う前に2人の歌声を聞いていたので、会った時「神々しい女神さまの歌声がWakanaさんなんだ!」って思ったくらい。一緒に唄うようになってライブで隣で聴いていると、せつない歌詞は本当にせつなくなるし、明るく歌う時もその中に葛藤が見えてくるような歌声だなって感じています。不思議なパワーをもった人です。でも喋ると明るくて、場の空気を和ませてくれるムードメーカーで好きです。……Keikoさんのことも好きですよ、もちろん!


Wakanaさん 言っておかないと拗ねちゃうからね(笑)

Keikoさん 拗ねません!

Wakanaさん そんなKalafinaです、よろしくお願いします!

―それではさっそく新曲「Magia」についてお聞きしていきます。


◆TVアニメ「魔法少女まどか★マギカ」エンディングテーマ「Magia」

Wakanaさん 曲名の「Magia」はラテン語で魔法・魔術という意味を持っているんですけど、その名前にふさわしい内容になっています。メロディはイントロに流れる造語から凄く不思議な雰囲気を持っていて、すべてのメロディにおいてすごく力強くて。疾走感というよりも、走り出す直前のような力強さを持っています。歌詞はリアリティにあふれていて、すごく現実的なんですね。その“言葉”がメロディに乗ることによって、現実感がさらに浮き立ってくるって感じる曲です。
今回リードボーカルを担当したHikaruの声が本当に曲にあっていて、真っ直ぐ駆け抜けているんだけど、その中に持っている迷いがすごく表現されています。私はレコーディングの時にHikaruの唄を聞いて、その力強さを消さないように歌い繋いでいくっていうことを意識しました。「Magia」はKalafinaの一人一人が力強さを表現しながらも、そこに飲みこまれないように歌詞を紡いでいっています。本当に“魔法”のような1曲になったんじゃないかなって思います。
「魔法少女まどか★マギカ」のエンディングテーマになっているので、その部分でも“魔法”と照らし合わせて聴いていただけると、しっくりくる部分があると思います。


Keikoさん ものすごく怪しげな造語から始まるってところが印象付けられる曲になってます。まずそこで曲の世界に引き込むきっかけになっているので、その怪しげな世界観の中で「どんな曲なんだ?」って、つぎにHikaruの歌声からクールなイメージを持っていただけると思います。
Wakanaも言ったように“魔法”がテーマになっているんですが、小さい頃には当たり前のように“魔法”を信じる気持ちって誰もが持っていますよね。そういう気持ちって成長して大人になってくると、当然のことだけど「現実にはない」って夢を見なくなってくる。そいうことは大人になった私たち自身すごく感じます。でも、「夢を見ていたいよね」とか、「自分の強い想いをかなえたい」とか、そういう根本にある強く願う想い、どうにかして前向きにとらえて行こうっていう、人の強さを感じてもらえるような言葉を綴っています。
今まで大きな世界観の曲はいろいろ歌わせていただいているんですが、恋愛だったり友情だったり、いろんな風にとらえられる曲が多かったんですね。「Magia」は大きな世界観を持ちながらも、そんな“人の想い”を綴ったリアルな曲だということが凄く新鮮でした。でもリアルで気持ちが乗せやすかったので、レコーディングでも今までと違ったニュアンスの表現が出来たりして。2人のボーカルを聴いてからレコーディングしたんですが、例えば「ここはせつなく歌いたくなったんだな」って受けた印象を乗せて後から吹き込んでいったんです。そういった意味ではすごく苦戦もしたけれど、みんなに注目して聴いてもらいたいなって思います。最初に収録したHikaruはどんな想いで唄ったの?


Hikaruさん 「Magia」は壮大なメロディにリアルな歌詞ということで、歌詞を聴いていただく方に届けようと思って、アッパーチューンなんだけど一つ一つの歌詞を大事に唄わせてもらいました。歌詞がリアルな分、言葉に自分の想いを乗せやすくて今まで自分が考えてきたこと、今思っていること、そういった自分の経験を言葉の端々において歌うことが出来たので、歌いやすい楽曲でした。でもその分自由に歌っちゃったので、結構2人には難しいところもたくさんあったと思うんですが、歌詞の伝わる楽曲になったかなと思います。

―歌詞は本当に特別な言葉遣いはしていないんだけど、伝わるものが大きい曲ですよね。楽器もすごくドラムが効いていて、聴いていて没入感がありますね。

Keikoさん ドラムはすごいですね。Kalafinaの曲の中でもドラムのソロが入っているのは初めでです。やっぱり曲のメロディを聴いているだけでもドラムやギター、綺麗に奏でている弦さえもすべてが強くて妖しげな雰囲気があります。ズンドコズンドコ鳴っているドラムに声を乗せるということは、出来上がっている世界観にさらに自分たちの声でもっと大きな世界観に広げていくってことで、妖しく唄ったよね。

Wakanaさん 本当にその通りで、イントロの造語から妖しげな雰囲気を出さなきゃいけないということで、そこから一気にHikaruの声で現実に引き戻していく。そういう意味で造語は曲から浮いてでも幻想的に唄おうと思って、結果として最初と最後の造語部分は良い感じに浮いてます(笑)

Keikoさん 楽器の効果もあって、とにかく派手な曲になりましたね、今回の「Magia」は。

―歌詞も含めてフルで聴いて初めて一本の芯が通る曲だなと思っていて、作詞・作曲は梶浦さんですが、やっぱり「魔法少女まどか★マギカ」という作品があって、そこから曲を制作されたんでしょうね。

Wakanaさん そうですね、梶浦さんはいつもタイアップをいただく作品に沿って曲を作られるので、「Magia」も「魔法少女まどか★マギカ」をすごく意識して作られたとおっしゃっていました。アニメの劇伴も担当されているので、「Magia」も含めて全体に通っている部分、作品の世界観は「Magia」にも共有されているのかなって思います。
“魔法”にあこがれていた時期、昔を思い出すというよりも、大人になっても「今ここで魔法が使えたらいいのに!」って気持ちはみんな持っているじゃないですか。「まぁ、そんなことはできないんだけど」ってわかってはいるんだけど、ちょっと願ってしまう気持ちは常に持っていたいと私は思っていて。そういった気持ちを梶浦さんが凄く潔く書かれていて、カッコイイ歌詞だなと思います。


―やっぱりアニメも含めて作品を楽しんでいる方が多いと思いますので、なるほどと納得できますね。すでに放送スタートしてますので、「魔法少女まどか★マギカ」にも少し触れたいなと思います。


◆「魔法少女まどか★マギカ」、どうですか?

―第3話の衝撃的な展開から話題を呼んでいる「魔法少女まどか★マギカ」ですが、ご覧になられていますか?
※インタビューは第4話の放送後に行っています。

Keikoさん ガーン! 早く観たーい(笑)

―ネタバレにはならない流れにしますので(笑)

Hikaruさん 私は第4話まで観ているので、Hikaruからお話させていただきます(笑)
第1話・第2話では「Magia」は挿入歌という形で戦闘シーンなどに使っていただいて、そこは3人とも観て「あのシーン、Magiaなんだね」「ちょっとほんわかしたストーリーなのかな?」みたいに話していて、話が進み第3話で「やっぱりダークな話になってきたねー」と思い、エンディングでついに「Magiaキターーー!!!」って思いました。
第3話のショッキングな終わり方からエンディングで「Magia」が流れるという形が凄くフィットしていて、だからこその「Magia」なんだなと。エンディングの映像もピッタリで、これからどうなるんだろう? と期待感も膨らむし、ストーリーのダークな部分も引っ張っていってるし。やっぱり絵のタッチが可愛いので最初は驚きましたけど、こういうアニメなら確かに「Magia」だ! って面白いです。


―「魔法少女まどか★マギカ」は、放送前の段階では内容に関してあまり情報を出してませんでしたからね。脚本の虚淵玄さんなんかは「ハートフルですよ」とおっしゃったりしてましたが、昨年末のワンマンライブで「Magia」を初めてお聴きした時に、失礼ですが「このエンディングでハートフルは無いな」って確信してしまいました(笑)

Wakanaさん 私たちが観てきたアニメでも、こういった魔法を使う作品ってたくさんあったんですけど主人公たちが成長する過程ってすごく描かれるじゃないですか。その中で“心の成長”はたくさん見て学んできたんですけど、この「魔法少女まどか★マギカ」は大人に観ていただくアニメということもあり、それだけではない深いものを感じます。今までにない魔法少女をテーマにしたアニメだなと思って、最後まですごく楽しみですね。

Keikoさん 私も!

Hikaruさん すごく続きが気になりますよね。

Wakanaさん みなさんダークだっておっしゃるじゃないですか。原作の虚淵さんはそういった作品が得意な方だと梶浦さんもおっしゃっていたので、Hikaruが言ったようにこの絵だからこそ救われる部分、家族との会話だったり友だちとのやり取りで救われるけれど、観ていてすごく考えさせられる作品ですね。

Keikoさん 戦闘シーンが堪らないね!
なんだろう、戦闘シーンというかあのグラフィックと演出! もうシャレオツすぎて、あんなの見たことない。第1話で丸い髭の男爵みたいなやつが、テケテケテケって(笑)


Wakanaさん もう何回も聞いてるんですが、お気に入りみたいです(笑)
ユーモラスだけど、怖さもあるよね。


Keikoさん もう大好き! それが「Magia」の曲にのって、テケテケテケって歩いてくるんだよ! 魔女ってコレ!? って思っただよ(笑) 今まで観たことない感じで、魔法少女って「セーラームーン」みたいなものを想像していたので、これはすごい、侮れん! と思いました。2011年。

Wakanaさん 日記みたいな話し方になってるよ(笑)

Keikoさん KalafinaのKeikoでした、マル。

―面白いので、そのまま文章にさせていただきます(笑)


◆劇場版「空の境界」終章 カヴァーソング「snow falling」

―カップリングに収録されているのは、劇場版「空の境界」終章 カヴァーソング「snow falling」ということで。こちらはどのような曲になっているんでしょうか。

Wakanaさん 劇場版「空の境界」終章に使われたエンディングソングの日本語版カヴァーです。作品のイメージをそのまま引き継いでいるので、情景を思い浮かべられるような曲になってます。題名にもあるように、雪が舞う情景が浮かんでくるような歌詞です。梶浦さんも曲の真ん中の「傘の陰でそっと〜」からの部分について、歩いたら粉雪がフワッと舞うような、そんな情景とおっしゃっていました。その言葉が特に印象的でした。この部分には“残像”や“街灯”、“箱庭”といったキーワードがポンポンポンと置かれているんですけど、このキーワードに「空の境界」が濃縮されたような雰囲気を持っていて。オレンジ色の光に照らされた雪景色の中をさみしげな顔をした主人公の2人が歩いてくる、そういう情景が浮かぶ、ちょっと悲しげなんですが実はとても暖かくなるような曲です。
みんなで話していたんですが、この曲はメロディを聴くだけでちょっと涙が出るような、グッとくる曲なんですね。劇場版「空の境界」をすべて観ている方にはわかってもらえると思うんですけど、もちろん初めて聴く方にも曲だけで世界観が伝わるんじゃないかって思います。


―「Magia」が気持ちを強く唄った曲に対して、カップリングの「snow falling」は風景を想起させるような曲になってますね。

Wakanaさん そうですね、ピアノのメロディだけで構成されたシンプルな曲で、Kalafinaの一人一人の声をじっくり聴いていただけると思います。

Keikoさん レコーディングをしたのもちょうどすっごい寒い日で、雪が降りそうなくらい空も曇っていて、ずっとメロディを聴きながらスタジオに向かったんです。そうしたらWakanaのソロパートにキラキラした効果音が入っていて、目をつぶると本当に雪が降る情景が浮かんでくる。そういう音楽になっていて、インストで聴くだけでも自分の中の想像力がワッと広がる曲です。そこに私たちが歌声を乗せて完成した時は、「snow falling」という曲名なのにすごく暖かい気持ちにさせてくれました。劇場版「空の境界」終章をまだ見ていない方でも、ほっこりした気持ちになる恋心というか、そういった気持ちを想像させてくれる曲になりました。最初はせつない感じで始まるんだけど、ワルツになる中盤でニコッてほほ笑むようなメロディと歌詞で、シンプルなのに人の気持ちを動かす曲だなって。私の大好きなメロディなので、個人的にも唄えてうれしかったです。
収録はWakanaが唄った後だったんですが、Wakanaがピーンと張り詰めた歌声だったので正直に言うと私もすごく緊張したんですが、梶浦さんから「包み込むように、暖かく唄って」と言われて、徐々に緊張も解けて暖かい穏やかな低音でWakanaとHikaruの歌声を支えようと思えました。


Hikaruさん 劇場版「空の境界」終章で流れた時は造語の歌で、私は参加せずに2人で唄っていたので、今回日本語バージョンになって初めてHikaruの声が入ることになりました。先ほど話に出ていた「傘の陰でそっと〜」の部分は日本語バージョンで加わったパートなんですが、“加わった意味”を感じられるような描写やメロディの遊び方が大好きです。なのでレコーディングもすぐに終わって、「もう終わりですか? もっと歌いたい〜」って思いました。逆にWakanaさんから受け継いでソロで唄う部分がすごく大変で、その雰囲気を残しつつちょっと違った暖か味も出したくて少し迷いましたね。でも綺麗なメロディにも助けられて上手く唄えたと思います。

―雪景色……東京では雪降らないですね。

Keikoさん 近いうちに富山に行くんですけど、振ってるかもね?

Wakanaさん そうそう、ニュースで見たんですけど雪の壁? 富山すごいね!(Hikaruさんに向けて)

Hikaruさん 富山に住んでたので雪が降ることが普通だったんですけど、こっちに来てからは全然降らないので冬のイベントが一つなくなっちゃった感じがします。

―ですね、雪かきとか。自分も秋田出身なので分かります。太平洋側と日本海側で気候が全然違いますね。

Hikaruさん 雪かきをしなくていいのは良いんですが(笑)、あの白い雪景色が存在しないのはちょっとさみしいです。

Keikoさん 雪見ないね〜。

Wakanaさん 東京は降らないね〜。

Hikaruさん 今度、嫌ってほど見れるよ!

―富山で堪能して来てください(笑)


◆初回生産限定盤にはビデオクリップ収録のDVDが付きます

―初回生産限定盤には「Magia」のビデオクリップが付いてくるということで、こちらはどのような映像になってるんでしょう。

Wakanaさん ビデオクリップはカッコイイ女性というか、3人が凛と立っている姿が印象的なんです。ジャケットの写真と共通してダークな色合いを基調にしていて、その中で赤や青のワンポイントがすごく映えるクリップになってます。「Magia」は現実的な歌詞でリアリティを唄っているんですけど、ビデオクリップは反対に幻想的なイメージが強くて不思議な演出が多くなってます。鏡越しに唄っている姿を映して“現実”と“非現実”の対比を表現していたり、すごく面白い演出だと思いました。

Keikoさん 強さを唄った1曲なので、ビデオクリップでは自分たちの表情でそれを表現するという意味では、三者三様の強さが表れていて面白いです。画面から訴えかけてくる目線、眼ヂカラを誰よりも感じてもらえるのはHikaruだったりするし、妖艶な女性の強さというものをWakanaが表現していたり、私はクールにしてみたり。それぞれがいろんな強さを表現しているので、それぞれに注目して「Wakanaターイム」「Hikaruターイム」って何度も観てもらえたらと思います。ちょっと恥ずかしいけど(笑)

Hikaruさん 良いと思う。何回も観てほしいので、そういう見方もありだと思う!
衣装も凝っていて、今までにない髪型にも挑戦してます。


Keikoさん 毎回、衣装やメイクには凝っているんですけど、今回は強さを出したいということで生地の光り方とか、とがった装飾とか工夫しています。髪型もものすごくタイトになってます。

ジャケット


Hikaruさん 三つ編みにしたらちょっと地肌が見えちゃいました(笑)

Wakanaさん 編み上げたから地肌が見えてるけど、私はカッコイイと思うよ!
今までHikaruはこういう髪型が無かったので、新しい一面です。

Hikaruさん 髪の毛を全部あげてリーゼントみたいに上に乗せるのも初めてで、ウィッグもつけてみました。

Wakanaさん 髪型はみんな重みがあって、ズッシリとした雰囲気が出てますね。


◆春にはライブツアーも

―今後のご予定などもありましたら、お願いします。

Wakanaさん 春に「Magia」と題したライブツアーを行うんですが、そこでHikaruの地元である富山にも行きます! 年が明けたと思ったらもう2月ですぐに春のツアー。今年に入ってあっという間だなって、駆け抜けるような一年になるのかなって思ってるんですけど。ライブツアーでは昨年末のワンマンライブとは違ったKalafinaをお見せできるよう、魔法のような一夜にしたいと思っていますので、ぜひ楽しみに待っていてください。

Keikoさん 昨年末のワンマンライブは2daysだったので、久しぶりの1ヶ月間に毎週ライブを出来る期間ということで気持ちも引き締まります。同じ公演を違う場所でも出来るってツアーならではなので、私たち自身も楽しみです。それに今回は富山が加わって、しかもHikaruの凱旋になるんだよね。

Hikaruさん ぶっちゃけ富山にはいつKalafinaとして行けるかなって思っていたので、それが予想以上に早く実現しました。すごい嬉しくて、気合も十分です! この「Magia」ツアーはやる気満々で1ヶ月間がんばります。でも、富山だけじゃなくいろんな地方にも行きたいと思っているので、これを足掛けにしていければと。

Keikoさん 今回のツアーはどの会場も大きくてプレッシャーもあるんですけど、ホールならではの良さってあるんです。Kalafinaのライブは魅せるというか、世界観の大きな曲が多いのでWakanaの言う「魔法のような一夜」ってすごいピッタリな良い言葉だなって思っていて。ライブハウスで盛り上がる曲も楽しいけれど、Kalafinaは激しいけれどノリノリではない心から気持ちが燃え上がるような曲が多くなってきたと思うんです。そういう曲をホールという空間でどのように魅せていくか、今後の課題であり春のホールツアーで挑戦していきたいと考えています。今から練りに練って、初めてのホールツアーを成功できるようにいろんなサプライズを用意して、魔法のような一夜にしたいなと思っています。

―楽しみにしています。それでは最後に締めの言葉をお願いします。

Wakanaさん 2月16日に発売します新曲の「Magia」は、今までとは違ったKalafinaを見ていただけると思います。ジャケットの写真もすごく力強くてお気に入りです。幻想的なメロディによって現実的な歌詞が浮き彫りになる曲ですのでその部分を楽しみながら、TVアニメ「魔法少女まどか★マギカ」もご覧になっていただけたらと思います。

Keikoさん 「Magia」は2011年のKalafinaをスタートするのにピッタリな攻めの1曲になりました。今年は攻めて攻めて、いろんな所にKalafinaの音楽を届けに行きます。そのスタートになる春のツアーにもぜひ足を運んでいただいて、Kalafinaワールドにどっぷり浸かっていただけたらと思います。これからもよろしくお願いいたします!

Hikaruさん 今回のシングルは3パターンも出させていただいていて、初回盤と通常盤とアニメ盤とあります。初回盤に付くビデオクリップは今までにないKalafinaが見れる映像になってますので、ぜひご覧になっていただければと思います。なのでHikaru的には初回盤がオススメなんですけど、アニメ盤もなかなか捨てがたく(笑)
アニメ盤はカップリングに「snow falling」が入っていないかわりに「Magia」のリミックス版(magic mix)が収録されていまして。これがまたメチャカコイイんですよ!


Wakanaさん メチャカコイイ(笑)

Keikoさん ッが足りなかったね(笑)

Hikaruさん ちょっと興奮しちゃった(笑) メチャカッコイイ。
「Magia」はいろんな音が鳴っていて重みがあるんですが、magic mixはちょっとノイズを乗せてシンプルになっているんですね。そちらも聴いてみてほしいなと思います。


―そちらもぜひ聴いてみたいですね。
それでは、本日はありがとうございましたっ!


◆「Kalafina LIVE Spring TOUR 2011 “Magia”」スケジュール
2011年3月27日(金):大阪・NHK大阪ホール
2011年4月2日(土) :富山・富山県民ホール
2011年4月8日(金) :名古屋・名古屋市芸術創造センター
2010年4月15日(金):東京・NHKホール
※各ライブのチケット詳細はこちら

■関連サイト
Kalafina公式サイト


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