2011年07月01日
「さあ、やってまいりました、げっちゅ屋×竹井10日のコラボにして、『ひまわりのチャペルできみと』スピンアウト企画第1弾、『天と』」 |
「『美駿の』」 |
「『漫画がんばるぞ!』」 |
「今、イチオシのコミックスを紹介するこのコーナー。アレハンドロ・コーナーとは関係ありません!」 |
「何故、今更、進んでガンダム00のキャラの話題を……?」 |
「ガンダム微塵も関係ない今月の一冊はこちら!!」 |
「ハーフで双子の中学生、あんずとすみれの、少女の日常とほのかな心の成長を描く物語……と、ある意味シンプルなお話なのでありますが、その双子ちゃんが非常に丁寧で可愛く描写されております。可愛い、だけではなく、子供と大人の間の年頃の少女達が悩んだり苦しんだりするエピソードもあったりと2巻は特に読み応えがありますね!」 |
「私、読み始めた頃、お兄ちゃんと双子がただイチャイチャするだけの漫画だと思ってました」 |
「かく言うワタクシもであります。半面、何か、途中から、これお兄ちゃんいらなくね!? みたいな話になってきてますが、別に迷走してるとかそういう訳でもないという不思議なバランスのお話でございますね!」 |
「基本的に、双子ちゃんへの可愛いは正義、で救われる感じなんですけど、それだけで終わってない読後感もなんだか不思議なんですよね。こう、短い少女時代の輝きの儚さ、みたいなものが作品を進めるにつれて、段々感じられるようになってきて、でも押しつけがましくない仄かさの範囲でそれが見え隠れするので、そこが何だか絵柄とマッチして少女文学っぽいのが『少女素数』ならではの良さですかね」 |
「解説の野々宮さんが珍しく語っている!!」 |
「こういう作品は、実況の権田原さんには荷が重いと思いまして」 |
「そんなことないよ!! 表紙見る度に、『少女素股』に見えるよな、このオシャレロゴ……描いてるの長月先生だしな、とか私だって思ってるよ!!」 |
「もう、唯菜、これ、少女素股にしか見えなくなってきましたっ!! そんな素股大好きな柚太朗さんも読んでる『東京皇帝☆北条恋歌』9巻は、8月1日発売予定ですよっ!! 神巻と言われた8巻の続きが待ち遠しいですっ!」 |
「あんな可愛らしい旦那のそんな情報聞きたくなかった!!……という訳で、今月はここまで。実況はわたくし、権田原天」 |
「解説は野々宮美駿」 |
「ゲストは唯菜でしたっ!!」 |
「それでは皆さん、また来月ー」 |
(文責・竹井10日)
●人物紹介
・権田原天(ごんだわら そらり)……『ひまわりのチャペルできみと』(Marron2007年作品)の実況担当キャラクター。くどい台詞回しと濃いネタ使いとディフェンスに定評がある。毛素股はアリなのか悩んでいる。 |
・野々宮美駿(ののみや みはや)……『ひまわりのチャペルできみと』(Marron2007年作品)の解説担当キャラクター。頭の上に乗っているのはイルカのリノールさん。素股の話はしたくない。 |
・唯菜(ゆいな)……『ひまわりのチャペルできみと』(Marron2007年作品)のお母さん担当キャラクター。お母さん担当ってどういうことですか? お風呂で男の子が自分の太ももに挟んで「女の子〜」とかやってみせるのをセルフ素股と呼んで、息子から顰蹙を買った。 |
竹井10日(たけい とおか)……エロゲシナリオやラノベなどを書く、よろず物書き。代表作は『秋桜の空に』『ひまわりのチャペルできみと』(共にMarronより発売のPCゲーム)、『東京皇帝☆北条恋歌』(角川スニーカー文庫刊)『10歳の保健体育』(一迅社文庫刊)など。スマータフォンというダジャレを考えたが使い所を考えたくもない。
■過去のコラム
竹井10日presents「天と美駿の漫画がんばるぞ!」一覧
■関連サイト
Marron