「主人公、風太は、ごく普通の中学生。幼なじみの男女グループに囲まれ、平凡だが楽しい日々を送っていた。しかし、ある日転校してきた額に大きな傷を持つ美少女が、彼の運命を大きく狂わせていく。狂っていくことがまるで本来あるべき運命だったかのごとく……。という感じで始まる本作品は、『惑星のさみだれ』で人気を博した水上先生の高杉新作であります！　奇兵隊は奇兵フラッシュという必殺技を使えば、維新を成功させられたに違いない！」

「顔面が光るんですかね？　あと、維新、成功しましたけどね」

「マジで!?　『惑星のさみだれ』でも、ちょっと入っていた前世系のネタですが、今回は『ようし、お前らそんなに前世が好きか！　どんどん前世をお見舞いしていくからなぁ。パイ食わねぇか？』という感じで、前世の大盤振る舞い、なんと、今のところ7つの前世が絡み合う、スーパー前世大戦の様相を呈する作品となっているのでありんす！　スーパーロボット大戦OGはさんざんキャラがババくさいババくさい言われたせいか、新作の新キャラは若干、緩和されていますね。ベースはやはりババくさいですが」

「ババくさい言わないでください？」

「ババくさくないとでも？」

「いえ、ババくさいですが。スピリットサークルの話に戻りますと、今のところ、2つほど順番に前世の話を展開していますが、これがなかなか既に因縁めいた人間関係を露呈していて今後が期待できますね。」

「前世話自体は数話単位の短編となっていまして、各話単体でも、またなかなか引きずり込まれる設定だったりする訳ですよ。水上時空に引きずり込むのだー。しぎしぎー」

「恐らくですが、完結した後に、一気に最初から読み直すと、連載なり単行本発売で追っている時とはまた違った発見や読後感があるのではないかと思えて、今からわくわくしますね」

「唯菜も、『彼女がフラグをおられたら』のアニメ化に今からわくわくしています！」

「関係ない話、いきなりきた!!」

「唯菜は、がをられに出るんですから、関係ありますよ？」

「ナニこの人本当に普通に出る気でいるの!?」

「がをられもいいけど、脱出恋もね、という訳で、お正月のUターンラッシュのお供に、絶賛発売中の『ここから脱出たければ恋しあえっ』3巻をどうぞ！　そして、3／20には、ドラマCD付き特装版もある10歳の保健体育6巻も出ますよっ！」

「予約必須！　ご予約は是非、げっちゅ屋さんにて！　というところで、今回はここまで!!　実況はわたくし、権田原天」

「解説は野々宮美駿」

「ゲストは唯菜でしたー」

「「「それでは皆さん、また来月ー」」」

（文責・竹井10日）



●人物紹介

・権田原天（ごんだわら　そらり）……『ひまわりのチャペルできみと』（Marron2007年作品）の実況担当キャラクター。くどい台詞回しと濃いネタ使いとディフェンスに定評がある。好きなスパロボキャラはラミアさん。

・野々宮美駿（ののみや　みはや）……『ひまわりのチャペルできみと』（Marron2007年作品）の解説担当キャラクター。頭の上に乗っているのはイルカのリノールさん。好きなスパロボキャラは、アクセル隊長。

・唯菜（ゆいな）……『ひまわりのチャペルできみと』（Marron2007年作品）のお母さん担当キャラクター。お母さん担当ってどういうことですか？　好きなスパロボキャラは、ヴァルシオーネ。それキャラじゃないです。

竹井10日（たけい　とおか）……エロゲシナリオやラノベなどを書く、よろず物書き。代表作は『秋桜の空に』『ひまわりのチャペルできみと』（共にMarronより発売のPCゲーム）、『東京皇帝☆北条恋歌』『ここから脱出（で）たければ恋しあえっ』（角川スニーカー文庫刊）『10歳の保健体育』（一迅社文庫刊）「彼女がフラグをおられたら」（講談社ラノベ文庫刊）。好きなスパロボキャラは、ラト。俺のラト。


■過去のコラム
竹井10日presents「天と美駿の漫画がんばるぞ！」一覧

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