「深夜、学校のプールに現れるという“人魚”。「その肉を食べると、恋が叶う」という伝説に惹かれ、少女達は人魚狩りに奔走する！（カバー裏より）という恐らく、表紙を見て想像する内容とは違う印象を受けるお話なのですが、スクール人魚ちゃん達の可愛さには嘘偽り無し!!」

「というかですね。近所の本屋の漫画売り場には、何故かゾンビ漫画コーナーがありまして、最初、この本を見かけた時、何故かそこに置いてあったのですね。ちょっとホラーっぽい表紙かなとは思ったのですが、何故ゾンビ漫画コーナー？？？と不思議に感じたものです。しかし、読んでみると納得しました。確かにゾンビコーナー漫画です」

「それにしても、スクール人魚ちゃんの群れはいいですね！　スクール人魚ちゃんの群れの蒸れ部分に顔を突っ込みたい男子需要は高いと思うんですよ!!」

「何を力説しているんですか、貴女は？」

「スクール人魚の群れを見開きで見た時の『絶対これ描きたかったんだよね!!』感は凄いですからね！　この数を増やせば何かいい！的な感覚は十把一絡げのアイドルグループ的なものに通じますね。ていうか、恋が叶うとかどうでもよく、スクール人魚の蒸れ……もとい、群れ目当てにやってくる男子とかいそうなんですけどね、これ……」

「そして、スクール人魚の群れの中で幸せに暮らすんですね」

「もう違う漫画だ、それ!?　というところで、今月はここまで。……あれ、唯菜さんは？」

「5月病だそうです」

「あの人、専業主婦なのにな!?　ていうか、前にもこんなことあったような……というわけで、実況はわたくし、権田原天」

「解説は野々宮美駿」

「「それでは皆さん、また来月ー」」

（文責・竹井10日）



●人物紹介

・権田原天（ごんだわら　そらり）……『ひまわりのチャペルできみと』（Marron2007年作品）の実況担当キャラクター。くどい台詞回しと濃いネタ使いとディフェンスに定評がある。好きなスクール人魚はK。

・野々宮美駿（ののみや　みはや）……『ひまわりのチャペルできみと』（Marron2007年作品）の解説担当キャラクター。頭の上に乗っているのはイルカのリノールさん。好きなスクール人魚はM。

・唯菜（ゆいな）……『ひまわりのチャペルできみと』（Marron2007年作品）のお母さん担当キャラクター。お母さん担当ってどういうことですか？　今回は病欠です。

竹井10日（たけい　とおか）……エロゲシナリオやラノベなどを書く、よろず物書き。代表作は『秋桜の空に』『ひまわりのチャペルできみと』（共にMarronより発売のPCゲーム）、『東京皇帝☆北条恋歌』『ここから脱出（で）たければ恋しあえっ』（角川スニーカー文庫刊）『10歳の保健体育』（一迅社文庫刊）「彼女がフラグをおられたら」（講談社ラノベ文庫刊）。好きなスクール人魚はI。