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2016年02月03日

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声優アーティスト・宮野真守さんのライブツアーファイナル公演が1月30日(土)、31日(日)に日本武道館で開催。2日間で合計26,000人を動員しました。

2015年11月23日よりスタートし、全国7都市9公演にわたって行われた宮野さんのライブツアー“MAMORU MIYANO LIVE TOUR 2015-16 〜GENERATING!〜”は宮野史上最大の動員数45,000人を記録。日本武道館公演は自身3度目(計5公演)となりますが、今回は360度に客席があるという初のセンターステージでの公演です。


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開演直後、真っ白な空の中から真っ白な衣装を着た宮野さんが荒野に舞い降り、力強く歩いていくというオープニング映像が上映されると、まるで映像から抜け出てきたように同じ衣装を着た宮野さんがステージ上に現れます。
予想以上の近さとどこかで見たことのある映像、突然一人で現れた宮野に会場には嬉しさと少し戸惑いの色も。そんな中、客席へ深い一礼をした宮野さんが「FRONTIER」の一節をアカペラで歌い出し・・・。そこで既視感の正体が、同じく荒野で撮影されていた「FRONTIER」のミュージックビデオだったことに気がつき、会場に響き渡る宮野の透き通る声とビブラートに酔いしれる。冒頭からの演出は鳥肌ものです。更にバンドメンバーも曲の途中から演奏に加わり、「ドットイメージ」と呼ばれる照明がまるで星が瞬いているかのように頭上で光り輝きます。会場を包む青いペンライトと相まって、1曲目からその世界観に強く引き込まれていく。

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2曲目は雰囲気をガラリと変えて、なんとラテン調のリズムにリミックスされたダンスナンバー「NEW ORDER」を披露。このライブ限定での楽曲アレンジで楽しませてくれるのも宮野ライブの特徴の一つ。「Evolve」で会場が真っ赤に染まった後は、青いジャケットに早替えし、人気曲「シャイン」へ。ミュージックビデオでも話題となった“腹チラ”や“キス顔”に早速会場からは大きな歓声があがっていました。

「今日は遂にツアーファイナル。みなさん思い残すことのないように、最高の想いを僕にぶつけてください!」「今夜は自分の最前線をまた一歩、前に進めたいと思っています」という宮野さんの言葉の後、「TRUST ME」「Magic(WEST LA REMIX)」を立て続けに披露。ジャケットを脱ぐ仕草や腰を振る色気たっぷりのダンスにまたも会場からは悲鳴にも似た歓声が響く。
アラベスク模様の燕尾風衣装に着替え披露した「Naked Tango」で会場は一転妖艶な雰囲気に。ステージ上にあるモニター映像内の女性とリンクするかのようにタンゴを踊る宮野さんの姿が印象的でした。
そして、中盤は恒例のバラードコーナーに。「Be Mine」「Can’t Ever Let You Go」でしっとりと聞かせた後、このコーナーの最後に選んだ曲はTVアニメ「亜人」のエンディング曲で、発売されたばかりのニューシングル「HOW CLOSE YOU ARE」。「役者だからこそ歌える、僕にしか歌えない歌を想いを込めて、みなさんに届けたいと思います」と楽曲への強い想いと共に歌い上げた。

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続いてはこちらもライブ恒例の幕間映像のコーナーへ。今回は一体どんな映像で楽しませてくれるのか…、そんな期待を胸にモニターへと視線が注がれたが、始まったのは白黒の無声映像。往年の名作を彷彿とさせるドタバタコメディに会場からは何度も笑い声があがり、そしてこれまでのコント映像等で宮野さんが扮した「マモウサギ」「雅マモル」「マモオ(小学生)」「原始人マモモ」も登場するなどファンサービスも飛び出した。そして映像の終盤ではこれまでのコミカルな演技と打って変わって、スーツに着替えた宮野さんが颯爽と登場。満月をみた途端、目が赤く光り狼男に豹変したのだった・・・。
そんな映像に引き込まれている中、気がつけばイントロが鳴り出し、再びステージに宮野さんが登場。ここから後半戦スタート!と言わんばかりの大きな花火と共に演奏されたのは「TRANSFORM」。オープニングに続き、ここでも映像とのリンク性の高い演出に一瞬で熱いライブの世界へと引き戻されます。曲中でもファー付きのベストから、ノースリーブベストへ、そしてまさかの胸元のファスナーを開けてしまう・・・という衣装の“TRANSFORM”でファンを魅了。

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本編終盤では、宮野さんがダンスレクチャーをし、会場全員で踊った「Fight for love」や代表曲「カノン」、コール&レスポンスが特徴の「DON’T STOP」やライブの定番曲「J☆S」という、会場との一体感を高める楽曲がズラリと勢揃い。武道館の会場を揺らしてしまうほどのファンのパワーと一体感はきっと宮野さん自身にもパワーを与えたことだろう。
そして最後は、「みんながただ、そばにいてくれることの幸せを歌にこめました」と語る楽曲「ただ、そばにいて」が披露されました。

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Tシャツに着替えたアンコール1曲目「Kiss×Kiss」で会場は一瞬にしてピンク色に染まります。そして「一緒に未来へ歩いて行きましょう」という言葉に続き、「BREAK IT!」を披露。開始から約2時間、飛ばし続けたライブだったが、宮野さんも会場のファンもまだまだ元気いっぱいの声で「BREAK IT!」と力いっぱい叫んでいた。
宮野史上最長でもあった今回のツアー。そのファイナル公演がこのままで終わるわけもなく、止まない「マモコール」に応え、宮野さんがステージに再登場。「また面白いものを考えるからね」と会場のファンに約束し、この日最後の曲となる「Not Alone」を歌います。ファイナル公演だけのこの選曲に思わず泣き出すファンも見られる中、曲中では天井よりハート型の紙吹雪が舞い降りる演出も。「一緒に笑ったり泣いてくれるだけで もう一人じゃないんだ」という歌詞の通り、宮野さんから最大級の愛と感謝がファンへ送られ、終演を迎えました。

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◆ライブツアー“MAMORU MIYANO LIVE TOUR 2015-16 〜GENERATING!〜”
1月31日(日)日本武道館公演セットリスト
01.FRONTIER
02.NEW ORDER (Dirty Orange REMIX)
03.Evolve
04.シャイン
05.TRUST ME
06.Magic (WEST LA REMIX)
07.Naked Tango
08.Be Mine
09.Can’t Ever Let You Go
10.HOW CLOSE YOU ARE
11.TRANSFORM
12.Fight for love
13.カノン
14.DON’T STOP
15.J☆S
16.ただ、そばにいて
・アンコール
17.Kiss×Kiss
18.BREAK IT!
・Wアンコール
19.Not Alone
Photo:hajime kamiiisaka

【INFORMATION】
ニューシングル『HOW CLOSE YOU ARE』発売中
価格:1300円(税別)
<収録曲>
01. HOW CLOSE YOU ARE
作詞:marhy・CJ VANSTON・Jin Nakamura
作曲・編曲:Jin Nakamura・CJ VANSTON
02. BLACK OR WHITE
作詞・作曲・編曲:STY
03. Crazy Wonder Night
作詞:空谷泉身
作曲・編曲:岡本武士



■関連サイト
宮野真守 公式サイト

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