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2017年05月24日

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みなさん初めまして、今月から連載コラムを担当させていただきます、声優の遥そらです。

このコラムでは、これまで演じさせていただいたキャラクターのことや普段の生活のことなど、これまであまり表に出してこなかった事をお話しできたらいいなぁと思っていますので、どうぞよろしくお願いします!

私が美少女ゲームのお仕事を始めるきっかけになった作品は、2011年に発売になったHulotteさんの『With Ribbon』という作品です。


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演じさせていただいたキャラクターは、自分の事を主人公の娘だという日向はるか。
はるかは主人公の未来のお嫁さん……自分のお母さんを捜しに来たと言い、お母さんになりそうな可能性のあるヒロインたちの事をママと呼ぶようになります。
そう、つまり、すべてのヒロインのルートに登場し、主人公の恋を側でずっとサポートしていく重要な役だったのです。

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通常ゲームのヒロイン役を演じると、2500〜3000ワードくらいが総ワード数になりますが、はるかの場合は5000ワード前後収録することになりました。
主人公にべったりとくっついている役なので、当たり前といっちゃ当たり前なのですが。
それでも、多い。

収録が始まってすぐの頃は
「先が見えませんね……ゆっくりいきましょう」
と、よく話していました。

ワード数が多いだけなら、こつこつと前に進めば良いのですが、実はこの役の一番むずかしいところは、ヒロインのルートごとにはるかの性格が変わるというところです。
本人の基本的な性格はメインヒロインの穂坂陽奈に準じているのですが、他に4人のヒロインが。
というわけで、5人それぞれのヒロインがお母さんになった場合のはるかを想定して演じなければいけません。

未来が揺らぐシーンなどは「今、どのヒロインの未来につながったはるかだ?」と、慎重に確認しながら進む必要がありました。
あぁ、今思い出しただけでも頭がパンクしそうです!

当初はヒロインごとにお芝居を変える想定はしておらず、そのままのはるかで……とのことだったのですが、収録現場で音響監督さんとHulotteのディレクターの今臣なるとさんの判断で「ちょっとやってみよう」という事になったのです。

このおふたりの真剣で熱心な作品作りに触れることによって、今だから言える話ですが、実はちょっとだけ抵抗があった美少女ゲームのお仕事に前向きに取り組みたいと思えるようになったのです。
私にとっては、一番最初にしてとても大切な作品なのです。
チャレンジすることって、とても素敵なことですね。

そういえばこの頃、まだ「美少女ゲームは体験版だけ先に収録するもの」という認識がなくて、先行で届いた台本を収録し終えて、やり切った! と息を切らせておりました。
「ところで結末はどうなるんですか? 発売したらエンディング見るのが楽しみです!」と、今臣さんと音響監督さんに伝えたらポカンとされてしまいました。



そんな私の声優人生を振り返るきっかけとなったのが、MintCubeさんから発売された『人気声優のつくりかた』です。
皆さん、もうプレイしていただけましたか?
タイトルから分かる通り『声優』という職業に焦点を当てた作品になっています。

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「真実度78%! 声優業界ラブコメディ」とうたうこの作品の真実度・78%がどんなものかは、ぜひプレイして確認していただきたいのですが……。
私が演じさせていただいた瀬能いつみは、いわゆる「売れない声優」です。

【hrkn01_05】のコピー


その生活っぷりを見ていると、もう、なんというか泣けます(笑)。
バイトと仕事と舞台を天秤にかけて葛藤したり、友達の活躍を祝福しつつも自分の現状とつい比べてしまって落ち込んだり。
あるあるあるある……! と、頭をぶんぶん縦に振りそうになってしまいます。

お芝居に対して真面目に接すれば接するほど、その真面目さが自分の足を引っ張ることになる。
お芝居だけに限らないことですが、適度な「遊び」って必要ですよね。
余剰を残しておかないと、いざという時に瞬時に反応できない。
でも、その状況の真っ只中にいる人は、なかなかそれに気が付けない。

わかります! いつみ、頑張って!

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シナリオを頂いてから収録までの間、少し読み進めては来栖佑果子役の奏雨さんと「泣ける」「心に刺さりすぎる」「ヒロインの心情がわかりすぎて、収録中に泣き出さないか心配」などとSNSでやり取りしていました。

そうなのです、この作品をきっかけにして奏雨さんとの距離がぐぐっと近づいたのです。
どうしても皆さんに届いてほしくて、ふたりで神社にヒット祈願にも行きました。
発売後には、もうひとりのヒロイン・永倉小夏役のくすはらゆいちゃんも含めた3人でお疲れさま会をしました。
もうちょっと、集まらないとやってられない状態だったんですね。
出し切っちゃって。

ヒロインたちに心を持っていかれたこともそうですが、この作品、実はものすごくお芝居のテクニックを要求される作品なんです。
というのも、ヒロインたちが声優として成長していく話がメインになっていますから、当然私達もそれに合わせて成長していかなくてはならないのです。

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素人からいきなりヒロイン役に抜擢された小夏が一番顕著ですが、最初は下手だし、セリフも噛むし。なので、セリフは自然に噛むようなお芝居に。
「こうしたらいいんじゃないかな?」と主人公にアドバイスを貰えば、違ったニュアンスのお芝居をたくさん出していかなければいけない。

いつみの場合は「真面目過ぎたつまらない芝居」と評価される綺麗すぎるお芝居をしないといけない。それってとても声優冥利に尽きるんですが、今まで培ってきた事を全力投球しなくちゃいけなくて。
で、収録が終わる頃には出し尽くした状態になってしまったんですね。

3人で食べたあのうどん、美味しかったな……。
まだプレイしてない方はぜひ、ヒロイン3人が声優として奮闘する様子を応援してあげてくださいね。
すでにプレイ済みの方は、ヒロイン役3人の奮闘っぷりを、この話を聞いた上でもう一度確認していただけたらなぁと思います。

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『人気声優のつくりかた』のシナリオご担当の双葉さまからコメントをいただきました。

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人気声優のつくりかたの瀬能いつみ役を
素敵に演じてくださり、ありがとうございました!
今後のますますの活躍をお祈りいたします。

シナリオライター 双葉亮一

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こちらこそ、素敵な作品に出演させていただきましてありがとうございました。
そして今回はさらに、このコラムをいっしょに交代で担当する奏雨さんからもコメントをいただいてます!

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そらさーん! コラム第一回目、お疲れ様です!

人気声優のつくりかた、は、「思い出深い」の一言では語れないものがあります……。
そらさんのコラムを拝見しながら、、また収録中の記憶が蘇ってきました。
すごくすごくやりがいがあって楽しかったけど、キャラクターの気持ちがわかりすぎてしまうが故に苦しかった……うどん、おいしかったですね……。

これからよろしくお願いしますっっ
私は次回から本格始動! 楽しいコラム連載にしてゆきましょー!

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奏雨さんと一緒に連載コラムができるなんて、嬉しいです!
これからよろしくね。
そして、ヒット祈願のときに行ったカフェでまたタピオカミルクティーが飲みたいです!
夏が来る前にあのカフェに行きましょう。
くるしーのメロンパンも食べたい。

ここまで読んでいただきまして、ありがとうございました!
ではまた次回。



●プロフィール
遥そら(はるか そら)

最近「お取り寄せ」に夢中。新潟県のイタリアン、飴もなか……美味でした。
特に飴もなかはリピート検討中です。うまい。
おすすめの美味しいもの、よかったら教えてください。
東京都出身。

5月の出演作
【26日発売】
Navel『月に寄りそう乙女の作法2.1 E×S×PAR!!(エスパル!!)』大蔵ルミネ

6月の出演作
【23日発売】
『お嬢様は素直になれない』柊木恵梨香
【30日発売】
『春音アリス*グラム』白羽優理



●関連サイト
遥そらTwitter アカウント
奏雨Twitter アカウント
Mintcube






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この記事へのコメント

1. Posted by バロウ   2017年05月24日 19:30
声優さんの仕事の話は面白いですね。
てっきり最初から全部収録してたのかと。

2. Posted by おきな   2017年05月25日 02:30
人気声優のつくりかた面白かったです!
演技から気合が伝わってくると同時に
楽しさも伝わってくる良い作品でした。
個人的に現状で今年一番です♪

美少女ゲームに前向きに取組んでもらえることは
一人のファンとしてとても嬉しく感じます。

これからますますの活躍と併せて
コラムの連載も楽しみにしています!
3. Posted by ゆき恋   2017年05月25日 13:27
いつみルートは確かに楽しめたと思います。そらさんの熱演あってこそ光ったと思います。
今後のコラムも楽しみにしています。

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