2017年06月07日
「さあ、やってまいりました、げっちゅ屋×竹井10日のコラボにして、『ひまわりのチャペルできみと』スピンアウト企画第1弾、『天と』」 |
「『美駿の』」 |
「『漫画がんばるぞ!』」 |
「今、イチオシの漫画を紹介していくこのコーナー! 英語で言うと、This corner」 |
「部分的でしたね」 |
「部分部分を英語にしていく試み! ローカライズで、北米市場を狙っていきましょう!!」 |
「北中米カリブ市場と、南米市場も狙いたいですね」 |
「サッカーの地方予選区分みたいになってきたな!! キックオフを待ちわびる今月の1冊はこちら!」 |
◆『空電ノイズの姫君』(冬目景著、幻冬舎刊)
「『ミュージシャンの父と二人暮らしの女子高生・磨音。ひとりでいることが好きな磨音は、父の影響もあってかギター演奏が大好き。ある朝、投稿すると、美しい歌声が聴こえてくる。教室を覗くと転校生の夜祈子が歌をうたっていた。美人でどこかミステリアスで大人っぽい夜祈子と磨音は次第に親しくなる。そんなある日、磨音はプロデビューを目指しギターを探している大学生・高瀬たちと出会い……!?』(カバー裏より抜粋)」 |
「前作は美術系のお話でしたが、今回は音楽系と、サブカル繋がりとも言えますし、昨今のオタク業界流行のアイドル、ガールズバンド系に寄せてきたとも言えるのかと思いきや、男2人組と組むという、何でしょうね……ABBA?」 |
「古!!」 |
「良くも悪くも昭和の香りを残してくれる冬目先生は、昭和生まれの漫画読みに優しいですね」 |
「そして、1巻が終わってもバンドメンバーが全員揃わないという、こう、1話で全てが分かる出オチWeb漫画全盛の時代において、ゆったりと流れる作品性は全く変わっておらず、安心感さえ感じさせます!」 |
「1巻の時点では恋愛模様よりも、人間模様重視なのですが、是非、この感じで行って欲しいところではありますね」 |
「そして、最終的には……」 |
「音楽性の違いで解散ですねっ!!」 |
「そう! やはり、バンドマンたるもの音楽性の違いで解散してこそですね!!」 |
「コラム性の違いでコラムも解散したりはしないんですかっ?」 |
「それで解散してると、唯菜さんが入ってきた時点で、毎回解散する羽目になりますけどね……」 |
「唯菜、よく晩ご飯性の違いで、家庭が解散しそうになりますねっ」 |
「何食わせようとしたんですか……」 |
「お料理をしているとたまに挑戦したくなるじゃないですかっ」 |
「そら解散するわ。……というところで、今月はここまで!! 実況は、権田原天」 |
「解説は野々宮美駿」 |
「ゲストは唯菜でしたっ」 |
「「「それでは皆さん、また来月〜〜〜!」」」 |
(文責・竹井10日)
●人物紹介
・権田原天(ごんだわら そらり)……『ひまわりのチャペルできみと』(Marron2007年作品)の実況担当キャラクター。くどい台詞回しと濃いネタ使いとディフェンスに定評がある。好きな冬目景作品は、黒鉄。 |
・野々宮美駿(ののみや みはや)……『ひまわりのチャペルできみと』(Marron2007年作品)の解説担当キャラクター。頭の上に乗っているのはイルカのリノールさん。好きな冬目景作品は、羊のうた。 |
・唯菜(ゆいな)……『ひまわりのチャペルできみと』(Marron2007年作品)のお母さん担当キャラクター。お母さん担当ってどういうことですか? 好きな冬目景作品は、イエスタディをうたって。 |
竹井10日(たけい とおか)……エロゲシナリオやラノベなどを書く、よろず物書き。代表作は『秋桜の空に』『ひまわりのチャペルできみと』(共にMarronより発売のPCゲーム)、『東京皇帝☆北条恋歌』(角川スニーカー文庫刊)『10歳の保健体育』(一迅社文庫刊)『彼女がフラグをおられたら』『誉められて神軍』(講談社ラノベ文庫刊)。まさか黒鉄の続きが読める日が来ようとは……。
■過去のコラム
竹井10日presents「天と美駿の漫画がんばるぞ!」一覧
■関連サイト
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