2017年08月30日
「さあ、やってまいりました、げっちゅ屋×竹井10日のコラボにして、『ひまわりのチャペルできみと』スピンアウト企画第1弾、『天と』」 |
「『美駿の』」 |
「『漫画がんばるぞ!』」 |
「今、イチオシの漫画を紹介していくこのコーナー! 何と、我々を産んだ偉大なる『ひまわりのチャペルできみと』発売から、10周年となりました!!」 |
「え……わたくし達、幾つなんでしょうね?」 |
「あのゲームの登場人物は、全て、永遠の18歳以上だよ!! おめでとう、ひまチャき!! ありがとう、ひまチャき!! 話題が怖いことになり始めてきたので、今月ご紹介するこちらの1冊の話題に移る!!」 |
◆『ポーの一族』(萩尾望都著、小学館刊)
「『青い霧に閉ざされたバラ咲く村にバンパネラの一族が住んでいる。地とバラのエッセンス、そして愛する人間をひそかに仲間に加えながら、彼らは永遠の時を生きるのだ。その一族にエドガーとメリーベルという兄妹がいた。19世紀のある日、2人はアランという名の少年に出会う…。時を越えて語り継がれるバンパネラたちの美しき伝説。少女漫画史上に燦然と輝く歴史的超名作』(文庫版カバー裏より抜粋)」 |
「というあらすじを踏まえて、新作のあらすじはこちら」 |
「『舞台は、第二次大戦下のヨーロッパ。イギリス西部の島に滞在していたエドガーとアランはナチスドイツから逃れてきたブランカという少女と出会って――!? 「ポーの一族」待望の最新作はバンパネラの「一族」の核心に触れる意欲作』(「ポーの一族春の夢」カバー裏より抜粋)」 |
「我々のエドガーが、アランが、戻って来ました。実に40年ぶりの新作が出た訳ですよね。凄いですよね。そして、変わらず面白いんですよ」 |
「しかも、これ、多分、この先絶対続ける気満々というか、伏線まだ残ってるんですよね、新作で! 続けて貰わないと困りますよね!?」 |
「というか、これ、どういうオチにするんでしょうね……。前回、最終回を迎えた時は、物凄い綺麗に終わっていた訳で、あれに匹敵する綺麗な終わらせ方はなかなか難しいと思うんですよ。それも含めて楽しみです」 |
「なんでしょうね……、読んでいて思ったのは、エドガーがキング・ポー2世として、君臨するぐらいですね」 |
「見たいような見たくないような姿ですね……」 |
「エドガーが正王、アランが副王、いや、その逆でも一向に構わん、ですね」 |
「それは違う作品のような……」 |
「しかし、本当に21世紀か?と思うような感じに、過去作品が次々と復活していますね、最近。この流れはまだまだ続きそうですが、次に来るのはズバリ、何だと思いますか、解説の野々宮さん?」 |
「『ひまわりのチャペルできみと』ですね」 |
「クラウドファンディングの出番ですかねー……」 |
「虫バトルガチャでボロ儲けですよ」 |
「そっちか!! あと、虫バトルガチャはそんなに儲からないんじゃないかな……。だって、一番強いの猫とかですよ……? ……というところで、今月はここまで!! 実況は、権田原天」 |
「解説は野々宮美駿」 |
「ゲストは唯菜でしたっ」 |
「「「それでは皆さん、また来月〜〜〜!」」」 |
(文責・竹井10日)
●人物紹介
・権田原天(ごんだわら そらり)……『ひまわりのチャペルできみと』(Marron2007年作品)の実況担当キャラクター。くどい台詞回しと濃いネタ使いとディフェンスに定評がある。好きな虫バトルキャラは、三毛猫。 |
・野々宮美駿(ののみや みはや)……『ひまわりのチャペルできみと』(Marron2007年作品)の解説担当キャラクター。頭の上に乗っているのはイルカのリノールさん。好きな虫バトルキャラは、とら猫。 |
・唯菜(ゆいな)……『ひまわりのチャペルできみと』(Marron2007年作品)のお母さん担当キャラクター。お母さん担当ってどういうことですか? 好きな虫バトルキャラは、スコティッシュ。 |
竹井10日(たけい とおか)……エロゲシナリオやラノベなどを書く、よろず物書き。代表作は『秋桜の空に』『ひまわりのチャペルできみと』(共にMarronより発売のPCゲーム)、『東京皇帝☆北条恋歌』(角川スニーカー文庫刊)『10歳の保健体育』(一迅社文庫刊)『彼女がフラグをおられたら』『誉められて神軍』(講談社ラノベ文庫刊)。好きな虫が、全部猫じゃねえか!
■過去のコラム
竹井10日presents「天と美駿の漫画がんばるぞ!」一覧
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