2018年01月11日
「さあ、やってまいりました、げっちゅ屋×竹井10日のコラボにして、『ひまわりのチャペルできみと』スピンアウト企画第1弾、『天と』」 |
「『美駿の』」 |
「『漫画がんばるぞ!』」 |
「今、イチオシの漫画を紹介していくこのコーナー! あけましておめでとうございました!」 |
「あけましておめでとうございました」 |
「いやあ、1年早いですね! 去年、お正月を迎えてから、もう1年経ったんですねえ……」 |
「光陰矢の如しですね」 |
「直訳すると、ライトニングアローですね」 |
「違います」 |
「違ったー!! まあそれはそれとして、お正月と言えば、映画。映画をテーマにした今月の1冊はこちら」 |
◆『シネマこんぷれっくす!』(ビリー著、富士見書房刊)
「『あらすじ 映画大好きな少年熱川鰐人は、高校デビューで映画に出てくるような熱い青春を送ることを決意する。…のだが、学園一の変人が集まる映研(通称・死ね部)のトラップに引っ掛かり……!? はたして鰐人は映画に出てくるような熱い青春を送ることができるのか!?(多分できない。)ドタバタ映研コメディ開幕!!』(1巻カバー裏より抜粋)」 |
「映画モノ漫画というか、映画語る漫画、ここのところ、増えましたよね」 |
「増えました! グルメ漫画もそうなんですが、この手の何かを語る系漫画は、ただ状況と感想を垂れ流すだけの物も多いんですけれども! しかし、この作品はひと味違います!!」 |
「どちらかというと、物語を転がすための主題にしているに過ぎないというか、この作品自体がキッチリとエンターテイメントとして上手く楽しく成立しているんですよね」 |
「映画がネタとして昇華されていますからね! しかし、出てくる映画がメジャーどころからマイナーどころまで幅広いというか、マイナー映画がまたマイナー過ぎて、映画好きなんだなあというか、映画好きでも普通見ないなこれ……みたいなのも含まれてますね!」 |
「片腕ドラゴンぐらいまでですかね……見ても」 |
「片腕ドラゴンは……どうだろな……。あと、HiGH&LOWは、周りでもハマっている人がいたので、パリピ映画じゃなくて、意外と変な楽しみ方をしている映画好きが多い映画なんだな……と発見がありました。……見るか」 |
「見るんですか……」 |
「あそこまで言われると興味出てきますよね……。と、そういう食わず嫌いへの新しい扉を開いてくれるのも嬉しいですね! それと、個人的には、ビリー提督の艦これ漫画は素晴らしく面白いので、超お薦めですね!! というところで、結菜さんは正月休みらしいので、今月はここまで!! いいな、あの人、自由で!! 実況は、権田原天」 |
「解説は野々宮美駿」 |
「「それでは皆さん、また来月〜〜〜!」」 |
(文責・竹井10日)
●人物紹介
・権田原天(ごんだわら そらり)……『ひまわりのチャペルできみと』(Marron2007年作品)の実況担当キャラクター。くどい台詞回しと濃いネタ使いとディフェンスに定評がある。好きな映画は、メメント。 |
・野々宮美駿(ののみや みはや)……『ひまわりのチャペルできみと』(Marron2007年作品)の解説担当キャラクター。頭の上に乗っているのはイルカのリノールさん。好きな映画は、シャッターアイランド。 |
・唯菜(ゆいな)……『ひまわりのチャペルできみと』(Marron2007年作品)のお母さん担当キャラクター。お母さん担当ってどういうことですか? 今回は欠席だが、好きな映画は、ゴーンガール。 |
竹井10日(たけい とおか)……エロゲシナリオやラノベなどを書く、よろず物書き。代表作は『秋桜の空に』『ひまわりのチャペルできみと』(共にMarronより発売のPCゲーム)、『東京皇帝☆北条恋歌』(角川スニーカー文庫刊)『10歳の保健体育』(一迅社文庫刊)『彼女がフラグをおられたら』『誉められて神軍』(講談社ラノベ文庫刊)。好きな映画は、うる星やつらビューティフルドリーマー。
■過去のコラム
竹井10日presents「天と美駿の漫画がんばるぞ!」一覧
■関連サイト
Marron