2018年10月18日
「さあ、やってまいりました、げっちゅ屋×竹井10日のコラボにして、『ひまわりのチャペルできみと』スピンアウト企画第1弾、『天と』」 |
「『美駿の』」 |
「『漫画がんばるぞ!』」 |
「今、イチオシの漫画を紹介していくこのコーナー! 最近、もち麦をご飯に混ぜて炊くようになったら、1ヶ月で体重が6%落ちて、大丈夫なのかな、これ……とか思う日々であります!!」 |
「もち麦美味しいですよね、もちもちしていて」 |
「もち麦ですからね!! そんなもちもちした食感を味わえる今月の1冊はこちら!!」 |
『映像研には手を出すな!』(大童澄瞳著、小学館刊)
「『浅草みどりはアニメ制作がやりたいが、一人では一歩が踏み出せない。そんな折、同級生のカリスマ読モ、水崎ツバメと出会い、実は水崎もアニメーター志望なことが判明し……!? 金儲け大好きな美脚の金森さやかも加わって、「最強の世界」を実現すべく電撃3人娘の快進撃が始まる』(1巻カバー裏より抜粋)」 |
「絵作りの非常に上手い作品で、冒頭に出てくる校舎のビジュアルが、ある意味全てを物語っていると言っても過言ではない格好良さを持っているんですよね」 |
「なのですが、実はわたくし、1巻を読むのに物凄い時間がかかりまして。と申しますのも、絵は上手いけれど可愛いとは言い難く、キャラクターと背景が馴染みすぎていて、画面が視認しづらく、話の展開もどこを目指すのか明確なのにふわっとしていて、漫画としては読みづらい……というのが最初の感想でした。……しかし!! だがしかし!!」 |
「ほたるさん、途中でいなくなってたのは、本当、何だったんでしょうね?」 |
「ほたるさんの話は今はいい!! 1巻終盤の自主制作アニメ発表の辺りから、俄然、面白くなってくるのでありまして、2巻3巻はもう一気に読めてしまうから、不思議なものであります!!」 |
「話が面白くなってくると、絵の部分とか、段々気にならなくなってきますからね」 |
「やはり、目の前のやるべき課題と目標が明確にきっちり出来てくると、上手く物語が転がっていくもので、そうすると、キャラクターが生き生きしてくるのですよね!」 |
「萌え漫画に慣れすぎていると、ちょっと食指が動かないかもしれませんが、好き嫌いせずに、是非読んで欲しい漫画ではあります」 |
「萌え漫画だと触手が動きますからね!!」 |
「いえ、そういうことではなく……」 |
「最近は、触手業界もそんなに景気よくはないらしいですよっ。いやぁ、らめぇとか言ってた頃が懐かしいですねっ」 |
「唯菜さんが言ってた訳じゃないですけどね……」 |
「春崎小鴨さんですね」 |
「春崎小鴨さんですね……言ってたの。といったところで、今月はここまで!! 実況は、権田原天」 |
「解説は野々宮美駿」 |
「ゲストは唯菜でしたっ」 |
「「「それでは皆さん、また来月〜〜〜!」」」 |
(文責・竹井10日)
●人物紹介
・権田原天(ごんだわら そらり)……『ひまわりのチャペルできみと』(Marron2007年作品)の実況担当キャラクター。くどい台詞回しと濃いネタ使いとディフェンスに定評がある。好きなアニメ演出は、オープニングでみんなが走るところ。 |
・野々宮美駿(ののみや みはや)……『ひまわりのチャペルできみと』(Marron2007年作品)の解説担当キャラクター。頭の上に乗っているのはイルカのリノールさん。好きなアニメ演出は、オープニングの最後で全員集合するところ。 |
・唯菜(ゆいな)……『ひまわりのチャペルできみと』(Marron2007年作品)のお母さん担当キャラクター。お母さん担当ってどういうことですか? 好きなアニメ演出は、カメラが下からグイッとパンしてタイトルロゴがどーん。 |
竹井10日(たけい とおか)……エロゲシナリオやラノベなどを書く、よろず物書き。代表作は『秋桜の空に』『ひまわりのチャペルできみと』(共にMarronより発売のPCゲーム)、『東京皇帝☆北条恋歌』(角川スニーカー文庫刊)『10歳の保健体育』(一迅社文庫刊)『彼女がフラグをおられたら』『誉められて神軍』(講談社ラノベ文庫刊)。春崎小鴨さんはMarronのゲーム『お姉ちゃんの3乗』の年下のお姉ちゃんキャラ。
■過去のコラム
竹井10日presents「天と美駿の漫画がんばるぞ!」一覧
■関連サイト
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