2019年01月16日
「さあ、やってまいりました、げっちゅ屋×竹井10日のコラボにして、『ひまわりのチャペルできみと』スピンアウト企画第1弾、『天と』」 |
「『美駿の』」 |
「『漫画がんばるぞ!』」 |
「今、イチオシの漫画を紹介していくこのコーナー! 新年あけましておめでとうございます!」 |
「おめでとうございます」 |
「11年目に突入のこのコーナー、本年も、よろしくお願いします!!」 |
「コーナーが始まった時に9歳だった子供も、もう成人式なんですね」 |
「それはそうなんだけど、何で9歳とか中途半端な所からスタートしてんの!? と突っ込みつつ、ご紹介する今月の1冊はこちら!!」 |
◆『異世界おじさん』(殆ど死んでいる著、メディアファクトリー刊)
「「『17年間の昏睡状態から目覚めた叔父の面会に訪れた甥っ子たかふみは、彼から放たれる驚異的な魔法を目の当たりにする。――そう、おじさんは異世界からの帰還者だったのだ! エルフから突きつけられる言葉の刃、心を閉ざした少女とのすれ違い――剣と魔法の世界での生活は、血と涙に濡れていた……。おじさんによって語られる、異世界の過酷な思い出と、アウトローでノスタルジーなゲームのエピソードが織り成す、新感覚異世界&異文化コメディー!』(カバー裏より抜粋)」 |
「異世界流行ってますね」 |
「流行ってますね! 異世界にあらずんば、漫画にあらず、ぐらいの感じで!!」 |
「流行っているが故に、もう異世界なら何でも良いだろう的な粗製濫造作品が氾濫して、室の低下も著しい訳ですが……」 |
「しかし! その辺りは、そうは言っても、プライドを持って、ちょっと捻ろうぜ!という志で、流行に乗りつつも普通とは違う面白い作品を繰りだしてくる方もたまにいるのでありまして!!」 |
「この作品はまさにそういった感じで、異世界から帰って来たおじさんが、魔法を使って動画配信をして小銭を稼いだり、セガサターンのゲームの話をするという、異世界とは一体……というメインエピソード満載なのです」 |
「いや! 一応、異世界で出会った女の子とのあれこれとか、現代科学を使って異世界無双で『あれ? 俺また何かやっちゃいました』展開もなくはないよ!? なくはないのでありますが、そういうのを茶化す訳でもなく、ちゃんと取り込みつつ、そういう取り込み方でいいの!?みたいな話が繰り広げられるのであります!!」 |
「女の子がまた可愛いんですよね」 |
「可愛いんですけど、主に出てくるのは、おじさんと甥っ子なんですよね! ところで、今時の若者は、セガの話とか、そんなに食いつくものなんですかね?」 |
「今時の若者は異世界物なんか読みませんよ……」 |
「確かに! それより、おじさんの大好きなガーヒー(※ガーディアンヒーローズ)はセガ発売とはいえ、開発はトレジャーなんですけど、その辺はいいんですかね?」 |
「そこを言い出すと、続編はゲームボーイアドバンスで出ているとか、10年ぐらい前にX-BOXでHD版がDL配信されたとか、セガ的にどうなのかという話が出てきて非常に面倒くさくなりますね……」 |
「おっ、ロボピッチャの話をしていますかっ?」 |
「ロボピッチャの話はしてねえ!!……といったところで、今月はここまで!! 実況は、権田原天」 |
「解説は野々宮美駿」 |
「ゲストは唯菜でしたっ」 |
「「「それでは皆さん、また来月〜〜〜!」」」 |
(文責・竹井10日)
●人物紹介
・権田原天(ごんだわら そらり)……『ひまわりのチャペルできみと』(Marron2007年作品)の実況担当キャラクター。くどい台詞回しと濃いネタ使いとディフェンスに定評がある。好きなセガゲームは、サクラ大戦。 |
・野々宮美駿(ののみや みはや)……『ひまわりのチャペルできみと』(Marron2007年作品)の解説担当キャラクター。頭の上に乗っているのはイルカのリノールさん。好きなセガゲームは、シャイニング&ザ・ダクネス。 |
・唯菜(ゆいな)……『ひまわりのチャペルできみと』(Marron2007年作品)のお母さん担当キャラクター。お母さん担当ってどういうことですか? 好きなセガゲームは、初音ミク。 |
竹井10日(たけい とおか)……エロゲシナリオやラノベなどを書く、よろず物書き。代表作は『秋桜の空に』『ひまわりのチャペルできみと』(共にMarronより発売のPCゲーム)、『東京皇帝☆北条恋歌』(角川スニーカー文庫刊)『10歳の保健体育』(一迅社文庫刊)『彼女がフラグをおられたら』『誉められて神軍』(講談社ラノベ文庫刊)。好きなセガゲームは、セガガガ。
■過去のコラム
竹井10日presents「天と美駿の漫画がんばるぞ!」一覧
■関連サイト
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