2019年10月30日
「さあ、やってまいりました、げっちゅ屋×竹井10日のコラボにして、『ひまわりのチャペルできみと』スピンアウト企画第1弾、『天と』」 |
「『美駿の』」 |
「『漫画がんばるぞ!』」 |
「今、イチオシの漫画を紹介していくこのコーナー! あちこちで台風の被害が酷くて大変な中、人々の一服の清涼剤になりたいものです」 |
「何故、急に意識高い感じのことを……?」 |
「養生テープブームに乗って、養生マスキングテープでビッグビジネスを起こせないですかね?」 |
「急に意識低い感じになりましたね」 |
「いしきといえば、一色町。……今は西尾市になってしまったのですね。日進や長久手同様、町民だったのに、今やすっかり市民になってしまって……」 |
「何故急に中京地区の地方disりを始めたんですかね?」 |
「そんな田舎とのギャップに苦しみがちに、ご紹介する今回の1冊はこちら!」 |
『翼くんはあかぬけたいのに』(小花オト著、小学館刊)
「『高校進学を機に上京してきた翼くん。住まいはなんと、表参道のオシャレシェアハウス! 独特かつ致命的なファッションセンスを持つ翼くんと、オシャレだけど一風(かなり?)変わった同居人たちとの生活は、予想のナナメ上をいく波瀾だらけで……? 業界大注目の新人・小花オトが贈る最新型同居コメディー、第1巻!』(1巻カバー裏より抜粋)』」 |
「昨今の漫画ですと、割と初期の設定というか、物語の方向性が忘れ去られていて、面白いのでいいんですけれど、最初に思い描いた通りに話を作っていくのは難しい、と思わされることが多いですね」 |
「もこっちですね!」 |
「まあ、もこっちもですけれど、前回ご紹介したヤバいやつとかもそうですね」 |
「そこへ行くと、本作品は、初志貫徹で、最初の路線を崩すことなく、キャラの持ち味を変えることなく、しかも、マンネリ化することなく、正統派群像ギャグ漫画として高度な水準を保ち続けていて、凄いですよね!?」 |
「キャラが崩壊していくの、マナティーぐらいですからね」 |
「マナティー割と最初から崩壊してない!?」 |
「方向性が酷くなっているというか、ちょっとヘンだったぐらいなのに、最近のマナティー、頭おかしくなってますよね?」 |
「まあ、確かに、初登場時は知的な腹黒さを持っていた気もしますね……」 |
「ですよね。マナティー、急速に頭悪さが増していってヤバいですよね……」 |
「ウチの息子と真逆ですねっ」 |
「あんたんちの息子、終盤、頭良さげに見えるからな……。といったところで、今月はここまで!! 実況は、権田原天」 |
「解説は野々宮美駿」 |
「ゲストは唯菜でしたっ」 |
「「「それでは皆さん、また来月〜〜〜!」」」 |
(文責・竹井10日)
●人物紹介
・権田原天(ごんだわら そらり)……『ひまわりのチャペルできみと』(Marron2007年作品)の実況担当キャラクター。くどい台詞回しと濃いネタ使いとディフェンスに定評がある。好きなキャラは、マナティー。 |
・野々宮美駿(ののみや みはや)……『ひまわりのチャペルできみと』(Marron2007年作品)の解説担当キャラクター。頭の上に乗っているのはイルカのリノールさん。好きなキャラは、マナティー。 |
・唯菜(ゆいな)……『ひまわりのチャペルできみと』(Marron2007年作品)のお母さん担当キャラクター。お母さん担当ってどういうことですか? 好きなキャラは、マナティー。 |
竹井10日(たけい とおか)……エロゲシナリオやラノベなどを書く、よろず物書き。代表作は『秋桜の空に』『ひまわりのチャペルできみと』(共にMarronより発売のPCゲーム)、『東京皇帝☆北条恋歌』(角川スニーカー文庫刊)『10歳の保健体育』(一迅社文庫刊)『彼女がフラグをおられたら』『誉められて神軍』(講談社ラノベ文庫刊)。お前ら、マナティー好きすぎだろ!?
■過去のコラム
竹井10日presents「天と美駿の漫画がんばるぞ!」一覧
■関連サイト
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