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2022年09月21日

そらり「さあ、やってまいりました、げっちゅ屋×竹井10日のコラボにして、『ひまわりのチャペルできみと』スピンアウト企画第1弾、『天と』」

みはや「『美駿の』」

そらりみはや「『漫画がんばるぞ!』」

そらり「今、イチオシの漫画を紹介していくこのコーナー! 実は、気づかないうちに15年目に突入していたらしいんですよ」

みはや「15年」

そらり「始まった時に18歳以上だった我々も、もうアラサーどころか、ヘタをするとそろそろアラフォーに突入しかけている訳ですよ」

みはや「我々は永遠の18歳以上ですよ?」

そらり「なんだろな……永遠の18歳以上……。そんなこんなで、今月ご紹介する一冊はこちら!!」


◆『児玉まりあ文学集成』(三島芳治著、リイド社刊)



そらり「『児玉さんはまるで

  詩のように

  改行の多い

  話し方をする――

文学部部長にして唯一の部員である、完全無欠の文学少女・児玉まりあと、有望なる部員候補・笛田くん。特殊で濃密な二人きりの文学部活動。比喩・記号・語彙……文学の構成要素をテーマに、孤高の才能が描く静寂と浮遊感、とびきりのポップ。詩情あふれる台詞と画面、ミステリのように反転する物語。近いようで遠い文学と漫画が、かつてないほど接近した奇跡の怪作!』(1巻電子書籍紹介文より抜粋)」

みはや「いわゆる、文学少女モノというジャンル……ジャンル? がありますよね?」

そらり「ありますね。本好きの女の子の話」

みはや「そう。そうなんですよ。文学少女モノに出てくる文学少女は、ほぼ確実にただの本好きであって、文学をしている少女は皆無に等しいんです」

そらり「そこで登場するのが、この『児玉まりあ文学集成』な訳でありますね!! このヒロイン、児玉まりあは、何と言ってもちゃんと文学をやっている!!」

みはや「文学的なテーマを、ちゃんと文学らしいアプローチで展開させる、こんな文学漫画は実は初めてなのではないか、というぐらい、これこそが本物の文学少女モノ漫画なのです」

そらり「などと申し上げると、何か小難しいやつなのでは? と思われがちですが、基本ラインはラブコメなのでありまして! ちょっとミステリアスな部分もあったりして、見た目はちゃんとエンタメしていながら、しかし、文学でもある、のであります!」

みはや「『なんてだめなの』(トスー)のフレーズがあるページは、ひょっとしたら、このネット時代どこかで目にしたことがあるかもしれません。そう、あの、『なんてだめなの』の女の子が出てくるのが、本作なんですね」

ゆいな「なんて素敵にジャパネスクですね?」

そらり「全然ちがうわ!? むしろ、『なんて』しか合ってなくて、そんな自信満々に懐かしの小説をお出ししてくるの凄いわ!?」

ゆいな「とすー」

そらり「とすーじゃねえよ! といったところで、今回はここまで!! 実況は、権田原天」

みはや「解説は野々宮美駿」

ゆいな「ゲストは唯菜でしたっ」

そらりみはやゆいな「「「それでは皆さん、また来月〜〜〜!」」」



(文責・竹井10日)







●人物紹介

そらり・権田原天(ごんだわら そらり)……『ひまわりのチャペルできみと』(Marron2007年作品)の実況担当キャラクター。くどい台詞回しと濃いネタ使いとディフェンスに定評がある。好きな文学は、太宰治。


みはや・野々宮美駿(ののみや みはや)……『ひまわりのチャペルできみと』(Marron2007年作品)の解説担当キャラクター。頭の上に乗っているのはイルカのリノールさん。好きな文学は、川端康成。


ゆいな・唯菜(ゆいな)……『ひまわりのチャペルできみと』(Marron2007年作品)のお母さん担当キャラクター。お母さん担当ってどういうことですか? 好きな文学はフランス書院。



竹井10日(たけい とおか)……エロゲシナリオやラノベなどを書く、よろず物書き。代表作は『秋桜の空に』『ひまわりのチャペルできみと』(共にMarronより発売のPCゲーム)、『東京皇帝☆北条恋歌』(角川スニーカー文庫刊)『10歳の保健体育』(一迅社文庫刊)『彼女がフラグをおられたら』『誉められて神軍』(講談社ラノベ文庫刊)。

好きな文学は、竹井10日。


■過去のコラム
竹井10日presents「天と美駿の漫画がんばるぞ!」一覧

■関連サイト
Marron



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